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草刈り2週間後の自然農法畑は雑草ボーボー!けど、一角だけ雑草が生えない!それは、、、

公開日: 農業科・野菜部

3月から、スタッフさんと奈良の山添村で自然農法の畑で野菜の栽培を始めました

自然農法とは?

自然農法なので、無農薬、無化学肥料、水やりなし(夏場2週間以上日照りの時は根元に少し水を与えます)と農法です
こんな状態で育つためには、野菜が本来持っている「野生」の力を引き出すことが必要で、そういった農法ともいえると思います

実際には何をしてきたのかというと、野菜のもつ野生の力を引き出すための「土壌」づくりが基本となります
そのために「天地返し」という作業をしました

畝になる場所をまず掘ります

畝になる場所をまず掘ります

天地返しとは、土壌の地面から約15-20cmくらいの上層部とさらにその下15-20cmの下層部を入れ換える作業です
上層部は好気性細菌が多く、下層部は嫌気性細菌が多いのですが、これをひっくり返すことで、いい具合に土壌細菌がいりまじります
そして、下層部の下、つまり、底の部分には、腐葉土、米ぬか、油かす、くん炭などを敷き込みます
また、空気も土壌に入ります
このため、保水力があり土壌細菌が活発に活動し、植物にとっては、がんばりさえすれば、根を伸ばし栄養と水を吸収できるこのうえないベッドになるといえるのです

奈良県山添村で自然農はじめます!で、天地返しです!

防虫ネットを張っています

防虫ネットを張っています

→ 春の奈良山添村で自然農を始めます!第2回の天地返しです(前編)
→ 春の奈良山添村で自然農を始めます!第2回の天地返しです(中編)
→ 春の奈良山添村で自然農を始めます!第2回の天地返しです(後編)

そして、天地返しが終わった畝に、種を蒔いたり苗を植えます

防虫シート内の野菜も育ってます

防虫シート内の野菜も育ってます

種まき、苗植えから2ヶ月たった5月下旬には、葉もの野菜はかなり成長しています

菊菜(春菊)です

菊菜(春菊)です

レタスや春菊、オカジヒジキなどの葉もの野菜ができていて、持って帰ってお店でもお出ししました

→ 自然農法の野菜を初収穫!山添村に野菜部のメンバーで行ってきました!(前編)
→ 自然農法の野菜を初収穫!山添村に野菜部のメンバーで行ってきました!(後編)

6月下旬の野菜部活動から2週間後の様子

毎月、月下旬に野菜部のメンバーさんと一緒に山添村に野菜の手入れや収穫、次の種まきや苗植えに通っています
6月も行って、ジャガイモやキャベツなんかを収穫してきました

ジャガイモ、掘ったどーーー!!

ジャガイモ、掘ったどーーー!!

収穫の様子はコチラのブログを見てね!
→ 緊急速報!山添村でキャベツ、ジャガイモを収穫!そして、アレも、、、

もちろん、収穫だけでなく、自然農法のため雑草もたくさん生えるので、ひどく成長している雑草は刈り取ってマルチや肥料として畑に還元します

雑草を刈ったあとの畑(6月24日)

雑草を刈ったあとの畑(6月24日)

野菜部の活動後は、背の高い雑草は刈り取られて、植えた野菜に日の光がたっぷりあたる状態になっています

ところで、この日は、別の場所にキウイやブルーベリーも植えていて、その生育確認もあって、2週間後の7月7日に様子を手入れに行ってきました

2週間前に植えたブルーベリーの苗

2週間前に植えたブルーベリーの苗

キウイやブルーベリーのことは、こちらのブログをご覧下さい
→ 奈良山添村の自然農法畑にブルーベリーとキウイも植えました!

さて、6月の野菜部から2週間たつと、畑はどうなっていたか、、、

山添村の自然農法の畑(7月7日)

山添村の自然農法の畑(7月7日)

あれだけ雑草を刈ってすっきりしていた畑が、たった2週間で、また、雑草に覆われています

それでも、一旦、雑草を刈った成果はあって、野菜は、雑草になんとか負けない状態で生育をしていました

雑草に負けずに育つ赤シソ

雑草に負けずに育つ赤シソ

赤シソも雑草に並ぶくらいには、背丈を伸ばして日光を浴びられる状態です

トウモロコシが出穂

トウモロコシが出穂

トウモロコシは、雑草の上に延びています
出穂もしていました

トマトが青い実をつけています

トマトが青い実をつけています

トマトも雑草に囲まれながらも、大きな青い実をつけています
今月下旬に行ったときには、収穫できるかも、、、

どの野菜も、がんばって成長していました

ジャガイモの畝は雑草も生えない!!

それよりも、一番驚いたことがあります
6月下旬の野菜部でジャガイモを収穫したのですが、その畝だけスゴイことになっていたのです

それは、、、

ジャガイモが植えてあった畝

ジャガイモが植えてあった畝

雑草が生えていないのです

ジャガイモが生えているときも、この畝だけ、雑草がほとんど生えていなくてビックリしました
自然農法では、数種類の野菜を一緒の上に植えることでお互いが助け合って病気や害虫から守られるようにします
この植物の組合わせをコンパニオンプランツと言います
ただ、ジャガイモだけは、どの野菜とも仲良く出来ない、、、と聞いてはいたものの雑草の生えなさ具合に驚かされたモノでした

しかし、そのジャガイモを全部収穫して抜いたあとの土壌でも、雑草が生えないのです
おそらく、土壌中に他の植物が嫌がるような成分を出しているのではないでしょうか?

同じ作物を連作できないことを「いや地」といいますが、ジャガイモはこれが激しそうです

こんな状態を見ると、ジャガイモのあとに何か植えて、育つんだろうか?なんて気になりますが、痩せ地でも強そうなサツマイモでも植えてみようかと思います
ジャガイモの跡地での他の野菜の生育状況も観察すれば、いろいろ気づきが大きいかも知れませんね

いや、自然農法で野菜の栽培を始めてから、気づかされることが多すぎることに一番驚いています
これからも、野菜さんたちに驚かされ続けようと思います(^o^)

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たこ梅 五代目店主 てっちゃん
大阪の道頓堀で創業170年の「関東煮(おでん)」と「たこ甘露煮」の上かん屋『たこ梅』の雑用係で五代目の てっちゃん(岡田哲生)です さらに百年後も店が続くために取り組んでいる日々の活動を綴ります ところで、ヨガと瞑想を始めました!! おかげさまで、心身ともにエエ感じです

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創業弘化元年。日本一古いおでん屋と言われるようになりました。 多くの作家や文化人にもご愛顧いただいたお店、鯨のサエズリなどの関東煮、たこの甘露煮、 そして錫の杯で、大切な方と粋な一献いかがですか?











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