*

7月の季節のお酒は「中取り」の 純米酒「透SUKI」!で、中取りっていうのは、、、

公開日: 酒・ビール・飲み物, 季節・旬

日本酒(清酒)って、醸造されたもろみを搾って、お酒と酒粕にわけられ、お酒の部分だけが清酒として出荷されます
って、まぁ、当たり前っちゃーあたり前ですね

お酒は3段階で搾ります

ところで、このお酒を「搾る」ところですが、お酒は3段階に分けて搾られます

搾り初めに出てくるお酒は「あらばしり」と呼ばれます
わずかににごりがあって、最初のお酒なので少し荒削りな面があります
ただ、これがクセになる!という方もいらっしゃいます

次ぎに出てくるのが、澄んだきれいなお酒で「中取り」(別名:中汲み)といわれます
そのお酒のもっとも美味しい部分といって差し支えないかと思います
実際、鑑評会などには、この「中取り」が出品されます

最後になるのが、圧をかけて搾りきるお酒「せめ」(責めどり)になります
あらばしり、中取りに比べて辛口になる傾向があります
また、一般的にアルコール度数も、「あらばしり<中取り<せめ」となり度数でいうと0.5違う場合もあります

ところで、実際に出荷されるお酒は、これらの「あらばしり」「中取り」「せめ」を全部均等に混ぜたものとなっています

一番うまい「中取り」だけのお酒

たこ梅では、月がわりで「季節のお酒」をお出ししています
たとえば、先月、6月は、酒米の王者「山田錦」の孫「夢錦」をつかった純米酒を期間限定でお出ししました

「兵庫夢錦」の黒松白鹿特別純米酒の分店のお知らせ

「兵庫夢錦」の黒松白鹿特別純米酒の分店のお知らせ(先月6月の季節のお酒)

その時のブログ記事はコチラ!
「兵庫夢錦」の黒松白鹿特別純米酒(限定酒)を6月だけやりますよ!

そして、今月も、7月だけの季節のお酒をお出しします

それは、、、

お酒を搾るときに一番美味しいところ「中取り」(中汲み)だけを横取り(?)した純米酒「透SUKI」です

中取り 純米 透SUKI

中取り 純米 SUKI透き(今月7月の季節のお酒)

今週からお出ししていますが、今月下旬まで、あと2週間くらいはお出しできそうです

中取りの澄み切った美味しいとこ取りのお酒「中取り純米 SUKI透」をお店で飲んでみてね!

「飲んでみたい!」と思ったら、お店で、「中取り!」って注文して下さい

The following two tabs change content below.
たこ梅 五代目店主 てっちゃん
大阪の道頓堀で創業180年の「関東煮(おでん)」と「たこ甘露煮」の上かん屋『たこ梅』の雑用係で五代目の てっちゃん(岡田哲生)です さらに百年後も店が続くために取り組んでいる日々の活動を綴ります ところで、ヨガと瞑想を始めました!! おかげさまで、心身ともにエエ感じです

関連記事

「椎茸(しいたけ)」の関東煮(かんとだき/おでん)です

旨いダシを自分のうま味に加えるズルい関東煮(かんとだき/おでん)「椎茸(しいたけ)」始まりました!

ちょっとズルいんちゃうん!? いっつも、コイツがでてくると思います そんなアイツの関東煮(かんと

記事を読む

「焼き茄子」の関東煮(かんとだき/おでん)

夏だけの関東煮・おでん「焼き茄子」が始まりました!早速、「ビールに、よーく合うわ!」が聞けて嬉しいです!

やっぱり、大阪は、梅雨なんですね! 「今日は、雨、降ってないわ!」って思うと、その分、蒸し蒸しして

記事を読む

店主の知らない関東煮(かんとだき/おでん)「蒲鉾(かまぼこ)」

店主の知らない関東煮・おでん!「蒲鉾(かまぼこ)」編!

世の中には、知らない世界、、、があるといいます、、、 でも、たこ梅には、五代目店主(てっちゃん)の

記事を読む

樽酒と檜枡

令和のスタートに、香りだけで飲みたくなるお酒できちゃいました!

今日から、いよいよ令和元年が始まりますね 今から175年前、江戸時代のお酒 たこ梅は、今から17

記事を読む

今年の「初しぼり」原酒です

「ウブだけど力強いお酒やねぇ~」ってお客さまに言われた新年の「初しぼり」原酒が今年も今日から登場です!

お酒って、季節季節で、雪見酒などいろんな楽しみ方もありますし、秋口の「ひやおろし」などいろんな種類の

記事を読む

遊穂「ゆうほのしろ」純米 無濾過 生原酒 おりがらみ

3月の月がわりの酒「ゆうほのしろ」純米 無濾過 生原酒 おりがらみ

日本一古いおでん屋「たこ梅」の 雑用係 兼 五代目店主 てっちゃんです たこ梅は元来「上燗屋」

記事を読む

「菜の花」の関東煮(かんとだき/おでん)

「菜の花」の関東煮(かんとだき/おでん)を始めます!

今日から、弥生、三月ですね 明後日は、三月三日でお雛祭り そんな春の1ヶ月くらいだけの関東煮(か

記事を読む

聖護院大根の関東煮(かんとだき/おでん)

聖護院大根の関東煮(かんとだき/おでん)始まりましたよ!

「そろそろやろ?」「いつから?」って常連さんから催促されるアノ関東煮(かんとだき/おでん)、今年も、

記事を読む

牡丹牡蠣(ぼたんかき)の関東煮(かんとだき/おでん)

遅くなりました!今年も「牡丹牡蠣(ぼたんかき)」の関東煮・おでん始まりました!

すいませーーーーん!! 年を越してしまいました、、、<(._.)> でも、やっと、、

記事を読む

今年の「新酒の酒粕」

今年も「新酒の酒粕」が届きました!!

これが届くと年末だなぁ~、、、って気がしてくるのです それは、、、 「新酒の酒粕」が届きまし

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ブログをメールで購読

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

follow us in feedly
創業弘化元年。日本一古いおでん屋と言われるようになりました。 多くの作家や文化人にもご愛顧いただいたお店、鯨のサエズリなどの関東煮、たこの甘露煮、 そして錫の杯で、大切な方と粋な一献いかがですか?










PAGE TOP ↑