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ワクワク系マーケティング 小阪裕司先生の講演を聞いて、気づいたこと、、、

公開日: 学習・研修&セミナー

名前は、ちょっと「ふざけてる?」って思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、いたってマジメに、そして、楽しく商売にとりくむ「ワクワク系マーケティング」というのを情報工学博士 小阪裕司先生が提唱されています

ワクワク系マーケティング実践会の公式サイト

ワクワク系マーケティング実践会の公式サイト

同時に、小阪先生は、ワクワク系マーケティング実践会という会員組織をつくって、お互いに学び合う場を提供されているのですが、たこ梅も、この実践会に入会しています

入会したのは2011年と、もう、7年になりますが、正直、このワクワク系マーケティングに実質的に取り組み始めたのは、2,3年前から、、、^^;;;

ワクワク系マーケティング実践講座で上原さんが取り組んだことを発表

ワクワク系マーケティング実践講座で上原さんが取り組んだことを発表

昨年、一昨年と、8ヶ月にわたって実践と学びを繰り返す「ワクワク系マーケティング実践講座」にも、2人ずつ、スタッフさんに参加していただきました
今年も、また、二人、参加してもらうことにしています

小阪裕司特別講演「感性に訴え、顧客を創造する」を聞いてきました

先日、このワクワク系マーケティング実践会のお友だちから、小阪先生が、京都で講演されるので、一緒に聞きに行きませんか?とお誘いいただいたので、スケジュールを調整して行ってきました

小阪先生、ワクワク系マーケティング実践会の仲間と記念撮影

小阪先生、ワクワク系マーケティング実践会の仲間と記念撮影(画像はお友だちのFBから拝借)

通常、短くて2時間くらいの講演で話されているのが、今回は、1時間、、、
ワクワク系マーケティングのエッセンスを1時間に詰め込んだ、ちょっと、駆け足の講演でした

正直、小阪先生のお話は何度もきいてますし、本も読んでいます
ただ、こうやって改めて聞くと、そのとき、何かひっかかる!気になる!言葉や内容があります
それって、自分がなんとなく、商売上で、課題に思っていたり不安に感じていることに反応して、ひっかかるのだと思います

この1時間の講演で、小阪先生は「こういうお話をしていると、特に初めて聞かれた方は、こんな風にPOPやチラシを書けばいいのか!とワクワク系マーケティングをテクニックのように思われることがありますが、そうではありません。」という趣旨のことを幾度となく話され、「お客さまの心を動かすことが、その行動を呼び起こし、そして、その行動のみが売上をつくる」んだということを伝えようとされているように思いました

お店とお客さまが「いい!」と感じることはズレている

そして、その話の中で、私が、「あっ!」と引っかかったのは、「POPを書いても書いても、大して効果が無い、、、」とおっしゃる方に関して、話された次のひとことです

その場合、「書き手(お店)が書きたくなること」と「読み手(お客さま)が読みたくなることが、『ズレ』ている!

小阪裕司特別講演「感性に訴え、顧客を創造する」を聞いてきました

小阪裕司特別講演「感性に訴え、顧客を創造する」を聞いてきました

お客さまが、「これ、面白い!」とか「これ、欲しい!」って思うときは、当たり前ですが、お客さまが、その商品やサービスの『価値』をなにかしら認知したことになります
この価値(小阪先生は「感性価値」とおっしゃいます)をお店側がお客さまに伝えられたら、お客さまは、「買う」という「行動」をとります(少なくも、買うという行動をとる可能性が高くなります)

そのひとつの手段としてPOPやチラシがありますが、ついつい書き手であるお店の人は、その商品やサービスの自分(お店)が「いい!!」と思っていることを書いてしまいます
それが、たいがい、お客さまにとっての「いい!」とは『ズレ』ているのですが、それに気づかない、、、んですね

POPで伝える価値の「ズレ」に気づけるようになるには、、、

これまでも、POPで価値を伝えられるようにスタッフさんに研修を受けてもらってきました
そして、いまでは、ほとんどのお店のスタッフさんが、POPを書いてくれています

ただ、スタッフさんから相談を受けたり、私が見ていて「うん???なんで、こうなるの???」っていうPOPも、しばしばあります
そういうときは、「ターゲットは誰?何を伝えたいの?で、どんな行動を取って欲しいの?」なんてことを質問しながら、一緒に修正していました

今回、小阪先生のその場合、「書き手(お店)が書きたくなること」と「読み手(お客さま)が読みたくなることが、『ズレ』ている!という言葉を聞いたときに気づきました

私が、スタッフさんとやっていたのは、スタッフさんの上手く行っていない行動(お客さまに価値が伝わるPOPがかけていない)を単純に修正しようとすることだったんだと、、、
学習理論で言う「1次ループ学習」だったということがわかりました

これが、いけない、、、わけではありませんが、行動の修正、1次ループ学習だと、基本的にその時は、修正されて上手く行くかもしれませんが、その根本である「どうして、そんな行動をとっているのか?」という「構造」や「意識・無意識の前提」「メンタルモデル」が変わっていないので、同じ行動(この場合は、また、価値の伝わらないPOPをかいてしまう)が繰り返されます

「意識・無意識の前提」「メンタルモデル」まで行くのは、なかなか難しいこともしっていますが、そのちょっと手前で、もし、自分で、自分の伝えようとしてる価値が、お客さまが「そうそう!これこれ!!」っていう価値にヒットせず、『ズレ』ている、、、ということに気づけたら、、、

POPを書いた後だったら、反応がないのは『ズレ』ているから、、、とおもって、自ら修正行動をとることができるようになります
そのうちに、きっと、POPを作成する段階で『ズレ』ているかどうかを意識するようになって、POP作成段階で、お客さまの感性に基づく価値を取り出せるように、少しずつ進化していくようになると思います

で、毎年、5月と9月に全体研修をやっていますが、このときに、自分が思う価値とお客さまにヒットする感性価値のズレに気づき、修正できるようなことを盛り込もうと思います

まぁ、どうなるかわかりませんが、スタッフさんと一緒に、よりお客さまにヒットする「感性価値」をお伝えして、喜んでいただけるように進んでいきます!!

今日も、楽しく、がんばりまーーーーーーーーす!!(^o^)v

 

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創業弘化元年。日本一古いおでん屋と言われるようになりました。 多くの作家や文化人にもご愛顧いただいたお店、鯨のサエズリなどの関東煮、たこの甘露煮、 そして錫の杯で、大切な方と粋な一献いかがですか?










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