鯨の本皮から造られる「コロ(別名 炒り殻/いりがら)」を仕込んでいます!
関東煮(かんとだき/おでん)というと、大根、豆腐、ちくわ、たまご、、、なんかが、すぐに、思い浮かぶかもしれませんよね
このあたりのタネは、おそらく、全国的に人気があるのかも、、、
ただ、大阪では、昔から親しまれてきた関東煮(かんとだき/おでん)があります
それが、鯨の関東煮(かんとだき/おでん)で、代表的なのが、鯨の舌である「さえずり®」と鯨の本皮を油ぬきした「コロ(別名 炒り殻/いりがら)です
このコロって、もっちりとして、ぷりっ、、、なゼラチン質で、部分によっと寒ざらしのようなザラザラな部分とヌメッとしたようなぶぶんがあります
これも、好みで、どちらの部分が好きか分かれます
ちなみに、てっちゃんは、ザラザラな部分が好みです
さて、今日は、このコロを仕込んでいます
こんな風に、鯨の本皮を油ぬきしたものが、1枚1枚真空パックされて届きます
むかしは、まとめて、がっさり!袋に入って届きました
もちろん、真空パックなんてされてませんでした、、、
その当時は、コロって、安い庶民の味、、、でしたから
でも、今は、商業捕鯨も禁止となり、原料も限られて、価格は高騰の一途という超高級食材になっちゃいました
そのせいもあるんでしょうね
1枚ずつ、真空パックされるようになっています
真空パック、それも冷凍状態で届くので、これをまずは解凍します
そして、串に刺せるかたちで、ひとつずつキレイに切りそろえてから串に刺す
ここまでを仕込み場という仕込み専門のところでやってます
それから、これを各店に送って、下だき、本だきして、仕上げていきます
お客さまから「コロちょうだい!」って声がかかって、お皿に載っけてお出しするころには、ええかんじのアメ色になってます
これがまた、お酒やビールと、よう合うんですよね!!
さぁ、今日も、がんばって仕込みます!!(^o^)
関連記事
-
これが冬の一番人気の関東煮(かんとだき/おでん)「聖護院大根」の実物です!
冬と言えば、おでん、関東煮、、、の季節です たこ梅でも、やっぱり、冬は夏よりも、ずっとたくさんのお
-
今年も始まりましたよ!「松茸(まつたけ)」の関東煮(かんとだき/おでん)が、、、
この数日、ちょっと、風も秋めいてきて涼しくなってきたように思います たこ梅の関東煮鍋も、昨日から、
-
緊急事態宣言が9月30日まで、再延長ですね _| ̄|○
日本一古いおでん屋「たこ梅」の 雑用係 兼 五代目店主 てっちゃんです 緊急事態宣言が9月30日ま
-
牡丹カキ、おでん、関東煮、牡丹カキ、おでん、関東煮、牡丹カキ・・・
日本一古いおでん屋「たこ梅」の 雑用係 兼 五代目店主 てっちゃんです 牡丹牡蠣(ぼたんかき
-
シャキシャキ!ハリハリ!の「水菜(みずな)」の関東煮(かんとだき/おでん)始まりました!
冬が旨い! 冬になると、がぜん、美味しくなる野菜があります そんな旬の野菜を関東煮(かんとだき/
-
2月16日西宮「白鹿 蔵開」、たこ梅の関東煮・おでんブースを出店です!
毎年、1月から3月にかけて、西宮の6つの酒蔵さんが蔵開きをやってます 西宮の酒蔵さんの蔵開2
-
テレビ大阪「ニュースリアル」で、道頓堀 たこ梅 本店が登場しました!
この前、道頓堀にある たこ梅 本店が、テレビ大阪「ニュースリアル」さんのテレビ取材をうけました
-
「鰯だんご」の関東煮(かんとだき/おでん)、やってるよーーーー!!
お団子っていうと、月見団子や三色団子などいろいろ美味しいお菓子がありますよね 関東煮(かんとだき/
-
アチャー (≧ロ≦)、、、淡竹、仕入れ過ぎました
日本一古いおでん屋「たこ梅」 の 雑用係 兼 五代目店主 てっちゃんです 季節の関東煮・おでん
-
ひとり野菜部~キャベツとレタスの苗を定植し防虫ネットをかけました~
春は、野菜の種まきや苗を定植する絶好の時期です 通常でしたら、たこ梅のスタッフさんと一緒に自然農法