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夏といえば、ヒュードロ、、、のオバケですが、美味しい尾羽毛(おばけ)もありますよ!(笑)

公開日: 鯨料理, 季節・旬

ひゅー、どろどろどろ、、、
で、でたーーーーー!!

っていうと、オバケ、、、ですよね!
ちょうど、今の季節です

もちろん、たこ梅にも、この夏、いっぱい出ていますよ!!
おばけが、、、

たこ梅の「おばけ」は美味しい「尾羽毛(おばけ)」です

といっても、たこ梅にでるのは、こわいオバケじゃなくえ、美味しい方のオバケちゃんです

そう、大阪の夏の風物詩「鯨の尾羽毛(おばけ)」の方ですよ
鯨の大きな尾びれをうすーーくスライスしてから湯引き
そうするとチリチリの縮緬(ちりめん)状に仕上がります

これを酢みそでいただく!
正に、大阪の昔ながらの味です

このオバケと生ビールや冷酒、、、
たまりません!!

「尾羽毛(おばけ)」は、大きい鯨のヒレから作る方が美味しいんです!

オバケは鯨の尾びれからつくるので、その気になったら、どんな鯨でも(たぶんイルカでも)つくることができます
尾びれを薄くスライスして、湯引きしていけばいいので、、、

ただ、鯨のオバケ、デカイ鯨のほうが断然、旨いんです!!
その理由(わけ)は、大きな鯨の方が、あたり前っちゃー当たり前ですが、尾びれの厚みが分厚い!

その厚みが、そのまま、1枚1枚スライスしたオバケの幅(ハバ)になります
だから、大きな鯨のほうが幅広のオバケができるんです
そうすると独特のチリチリの食感が素晴らしいのはいうまでも無く、鯨の旨味もしっかり乗ってくるので、旨いんです!!

一般的には、一番手に入りやすいミンク鯨という小型鯨の尾びれでオバケをつくります
でも、鯨大好き、お酒大好きのテッチャンは、材料にこだわります

でっかいナガス鯨のヒレでつくった「尾羽毛(おばけ)」

でっかいナガス鯨のヒレでつくった「尾羽毛(おばけ)」

そして、今、手に入る一番大きい鯨といえば、、、長須鯨(ナガスクジラ)です
この長須鯨(ナガスクジラ)、体長が20~26m、体重も30~80トンという、動物では、世界最大のシロナガスクジラに次ぐ大きさをほこる巨大な鯨です

だから、このでっかいナガス鯨の尾びれ、つかってちゃいます!!

巨大な鯨のでっかい尾びれでつくったハバ広の旨いオバケ、味わってみてね!!(^o^)v

 

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たこ梅 五代目店主 てっちゃん
大阪の道頓堀で創業180年の「関東煮(おでん)」と「たこ甘露煮」の上かん屋『たこ梅』の雑用係で五代目の てっちゃん(岡田哲生)です さらに百年後も店が続くために取り組んでいる日々の活動を綴ります ところで、ヨガと瞑想を始めました!! おかげさまで、心身ともにエエ感じです

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創業弘化元年。日本一古いおでん屋と言われるようになりました。 多くの作家や文化人にもご愛顧いただいたお店、鯨のサエズリなどの関東煮、たこの甘露煮、 そして錫の杯で、大切な方と粋な一献いかがですか?










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