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アカハライモリの卵が孵化して幼生が誕生!

公開日: つれづれに

10日ほど前、山添村の田んぼで捕ってきたアカハライモリが産卵したことをブログに書きました

ちょっと分化が進んだアカハライモリの卵

ちょっと分化が進んだアカハライモリの卵

そのときのブログはコチラです
→ 田んぼで捕ってきたイモリが産卵しました!

アカハライモリの卵が孵化

さて、その後、どうなったかというと、、、

孵化したアカハライモリの幼生(外にエラが出ているのが特徴)

孵化したアカハライモリの幼生(外にエラが出ているのが特徴)

無事に、孵化しました
卵の成長度合いが色々なので、孵化した卵もあればまだ脊索が出来た程度のもあります

これは生まれてすぐ、ホント生まれたてのアカハライモリの赤ちゃんです
子ども(幼体)と大人(成体)のアカハライモリは肺呼吸をしますが、赤ちゃん(幼生)は、オタマジャクシと同じくエラ呼吸です
やっぱりオタマジャクシとおなじく、まだ、手足はありません

そして、アカハライモリの幼生のエラは外に出ているのが特徴です
生まれたての赤ちゃんのエラは、ちいさくて、なんとなく「なんか外にはえてるなぁ、、、」くらいです

これが、、、

アカハライモリの赤ちゃん(幼生)はエラがあります

アカハライモリの赤ちゃん(幼生)はエラがあります(生まれて約1週間)

生まれてから1週間ほどたつと、手足は生えていないものの、エラがいかにも「エラ」になっています
身体の外側にエラが出ているので、ちっちゃなウーパールーパーみたいでしょ

ちなみに、ウーパールーパーは、メキシコサラマンダーというサンショウウオですが、一部の個体が幼生の特徴を残したまま大きくなる幼生成熟(ネオテネーの一種)するので、エラがあるまま大きくなるのです

幼生の餌であるミジンコを繁殖

ところで、イモリの幼生は生き餌しか食べません
また、本人(本体)が小さい(数ミリメートル)ので、当然あたえる餌も生きている小さな生物となります
そう、動物性プランクトン!

一番手に入りやすいのがミジンコです

庭の貯め水にもミジンコはいましたが、極端に数が少ない
ネットでタマミジンコ100匹(ちなみに800円なのでそこそこいいお値段)を購入しました

ミジンコが順調に増えています

ミジンコが順調に増えています

タマミジンコを幼生たちがガンガン食べるようになるので、タマミジンコも同時に繁殖させます
タッパに庭の貯め水をいれて、水草と一緒にタマミジンコを入れ、日当たりのいいところに置いておく
勝手に植物性プランクトンが繁殖し、タマミジンコがそれを食べてこっちも繁殖
増えたタマミジンコを餌としてアカハライモリの幼生に与えます

上の画像で、水草のまわりにあるポツポツが全部ミジンコです
いっぱいいるのがわかると思います

アカハライモリの幼生、順次、孵化していますが、できるだけ元気に幼体に、そして、成体に育てていきたいと思います

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創業弘化元年。日本一古いおでん屋と言われるようになりました。 多くの作家や文化人にもご愛顧いただいたお店、鯨のサエズリなどの関東煮、たこの甘露煮、 そして錫の杯で、大切な方と粋な一献いかがですか?










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