失敗に気づき、認め、学習し実践するを4つのシンプルステップで可能にするMMOT(The Managerial Moment of Trueh)研修の準備中
公開日:
リーダーシップ, 学習・研修&セミナー, 学習する組織
日本一古いおでん屋「たこ梅」は、現在、コロナで「崖っぷち」、経営的には危機的状況です
昨年の赤字は、6000万円越えちゃったし、、、
たこ梅は、今、崖っぷち
これだけの赤字を出すのは、創業以来初!つまり180年近くやってますが『初』!!です
「崖っぷちTシャツ」(略して「崖T」)つくるくらい崖っぷち状態です
「たこ梅応援したろう!」って心意気の方、崖っぷちTシャツを買って応援してね
→ 崖っぷちTシャツの注文はたこ梅のお取り寄せサイトから
→ 崖っぷちTシャツの詳しいことはこちらのブログで!
そんな崖っぷちのたこ梅は、お店(実店舗)はもちろん、お店が休業や時短を強いられる中、お取り寄せ(ネット通販)にも力を入れています
コロナ禍におけるテイクアウトや通販の本質は『変態』
目先で見ると、コロナで人の移動や接触がすくなくなり、対面の実店舗は売上げ低下
経営危機、、、
だったら、テイクアウト、通販で、、、
これは、われわれも取り組んでいることですし、これで間違っていません
ただ、本質的には、これらは何をやっているのか?
ちょっと、一歩下がって眺める
バルコニー(2階)に上がって、ダンスフロア(1階)を眺めてみる
私は、本質的には、ビジネス、商売のあり方を「変態」させることだと思うのです
たこ梅で言うと、関東煮(かんとだき/おでん)、たこ甘露煮といういわゆる「商品」を通して、お店の雰囲気、店員さんとのつながり、そこにいくと出せる自分(お客さんもスタッフさんもです)、親から子、上司から部下、友人や仲間から自分へのつながりを180年近く提供してきました
この届けている「世界」は、これからも変わりません
ただ、その提供の仕方、届け方という今風に言うと「ビジネスモデル」がかわる『変態』する必要があって、それが、いま、進行しているのだと思うのです
「変態」には「挑戦」と「失敗」がつきもの
さて、ビジネスモデルを変態するというのは、言うのは簡単ですが、やるのはなかなかにたいへんです
ところで、ビジネスモデルの変態では、もちろん、そのマップ作成も大事ですが、実践がさらに大事です
というのも、新たな領域に踏み込むのですから、挑戦、チャレンジの連続です
行ったことのない所へ足を踏み出し、やったことのないことをやるのが『挑戦』です
すると、もれなく、アレ、ついてきます!
アレが、、、
そう、『失敗』です
失敗というのは、私の定義で言うと、「こうなって欲しいと思って取り組んで、そうなっていない(望んだところに至っていない)こと」です
いわゆる失敗が「悪い」ことではありません
失敗という「出来事」から、次に進むために、「何をどう『学習』するか?」が大事だと思っています
そして、この学習がないことが、私にとって「失敗=悪いこと」となる時なのです
言い方を変えれば、失敗に気づいて、そこから学習し、その学習を元に先に進む実践をしていけていればOKなのです
失敗から4つのシンプルステップで学習するMMOT
とはいえ、そもそも、それが失敗であると気づき、認めるのか?
そして、どうやって、失敗から学習するのか?
さらに、そこから継続的に実践していけるのか?
、、、、という課題があります
これについては、いろんなやり方があると思いますが、私は、MMOT(The Managerial Moment of Truth)というスキルがこれにピッタリだと思っています
そして、このMMOTの研修を全正社員さんに受講してもらおうと思って準備中です
先日、このMMOT研修を受講してもらうに当たって、その目的として、次のようなメッセージを送りました
*MMOT研修について*
コロナの今、これから、スタッフさんおひとりおひとりが、仕事で新しいことにチャレンジしていくことになります
当然、チャレンジですから、うまくいかない、失敗がつきもの
そのとき、その出来事から学び、ゴールに向かって進んでいくため、スタッフさん同士で相互にサポートするためのスキルが必要となります
MMOT(The Managerial Moment of Truth)は、シンプルな4つのステップで、それを実現するための実践的スキルです
MMOTは極めてシンプルで、
・事実を認知する
・どのようにそうなったのかを分析する
・アクションプランをつくる
・フィードバックシステムを確立する
のたった4ステップなのです
私が、このMMOTが秀逸だと思うのは、事実を評価判断なしで起きたこととして認知する、そして、アクションプランをつくったあとにフィードバックシステムつくるステップがあることです
仕事を進めるにはいろんなやり方やスキルがありますが、たいがい上手くいかないのは、
・事実を誤認している(認知のゆがみ)
・計画倒れ、継続しない
があるからだと私は考えていますが、MMOTではそれをも対応できるのです
コロナ禍で、スタッフさんが、あらたなチャレンジをしていくとき、このMMOTというスキルを共通言語としてつかって失敗から学習し、先に進んでいけるようになっていきます
さぁ、今日は、準備がんばろーーーーーーっと!!
(準備は、雑用係の仕事なので、、、ね)
MMOTは、通販でたこ梅の「世界」を届けるためにも、必須のスキルですからね!
たこ梅のお取り寄せ
ところで、今、コロナでお店に行きづらいお客さま、いらっしゃいますよね
だから、たこ梅は、お家で、美味しく!楽しく!を「日本一古いおでん屋のお取り寄せ」で応援します
たこ梅の世界をお家にお届けしたいのです
「お家で、ゆっくりしたいな、、、」「家族と美味しくご飯食べたいな」と思ったら、
離れて住んでいる親やお子さんに「温ったかいものをおくりたい!」と思ったら、
たこ梅のお取り寄せを思い出してくださいね
170年以上続く、関東煮(おでん)、たこ甘露煮をあなたのもとへ、大切な人のもとへお届けします
そして、大切な方に贈られるときは、その思いや気持ちも一緒にお届けしたいので、、、
お取り寄せの注文時、「通信欄」にメッセージを改訂いただければ、それを印刷して一緒にお届けします
われわれは、単に関東煮(おでん)、たこ甘露煮といった商品とともに、贈り主さまの気持ちも届けたいと考えています
たこ梅のお取り寄せはこちらを見てくださいね
→ 日本一古いおでん屋のお取り寄せサイト(24時間 受付けています)
関連記事
-
-
令和最初のワクワク勉強会です!
毎月1回、店長会議と現場会議という定例の会議を開催しています そして、昨年の5月くらいから、会議の
-
-
ストームグラス「テンポドロップ」が、ホワイト企業大賞特別賞「学習する組織経営賞」の副賞でやってきました!
おはようございます ちょっと、面白いものがやってきました! ストームグラス「テンポドロ
-
-
「マンガでやさしくわかる学習する組織」(小田理一郎 著)、大西さんが持ってっちゃいました、、、
先週、学習する組織関連の本が2冊、立て続けに出版されました 「学習する組織」(ピーター・M・
-
-
ODNJ組織開発基礎講座 事前学習ビデオを観てます
日本一古いおでん屋「たこ梅」の 雑用係 兼 五代目店主 てっちゃんです サラリーマンを10年、
-
-
「NVC 人と人との関係にいのちを吹き込む法」には、自分の気持ちを伝えるシンプルでパワフルなやり方が書かれています
相手に、こうしてほしい!こうしてくれたらいいのに、、、 なんで、この気持ちが伝わらないんだろう、、
-
-
「売り方」の神髄(松野恵介 著)の出版記念講演に、道頓堀にある たこ梅 本店の和田店長が行ってくれました!
たこ梅では、今年で、「POPで価値を伝える♪」という研修が、今年、4年目を迎えます 毎年、その研修
-
-
アーノルド&エイミー・ミンデルさんの本、18冊目「プロセス指向のドリームワーク」を読み終えました
アーノルド・ミンデルさんという方が、プロセス指向心理学、プロセスワークというものを創始されました
-
-
世界初!?行動論理(Action Logic)が貼られた飲食店が誕生!!
学習する組織を構築する上でのテクノロジー、スキルでもあり、ひとつの道でもある「行動探求(Action
-
-
理想的な人材を採用し定着してもらうためのセミナーに行ってきました!
いま、中小企業、特に飲食、サービス業は、これまでにない採用難です たこ梅も、飲食業なので、採用に苦
-
-
シナリオプランニングのお勉強中、、、
日本一古いおでん屋「たこ梅」の 雑用係 兼 五代目店主 てっちゃんです コロナもあって、先行き