システム思考トレーニング実践編に行ってきました!
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学習する組織を創る, 学習・研修&セミナー, 学習する組織
目次
たこ梅が「学習する組織」創りに取り組む理由(わけ)
お店が順調だった平成20年8月にリーマンショックを経験、その後、右型下がりに、、、
その時、「自分のせい(責任)ではないことで、大きな影響うけるんや、、、」ということをしみじみ実感しました
それで、何が起きても、自分たちでなんとかしていけるには?って悩みつづけていたとき、ピーター/センゲの提唱する「学習する組織」という考え方に出会いました
この「学習する組織」になったら、リーマンショックが起きても、地震が起きても、新型インフルエンザが流行っても、百年後に、たこ梅はある!ってわかったんです
そして、平成22年の春に、「たこ梅を『学習する組織』にする!」って、(私が勝手に ^^;;;)決めて、取り組んでいます
2年半前にシステム思考トレーニングのコースを受講しました
学習する組織を構築するための柱のひとつに「システム思考」というのがあります
システム思考というのは、、、
「こんなことがよくありませんか?
目の前の問題を解決したつもりでも、実は別の問題が起きたり、ずっとあとに大きな問題が出てきたり……。
真の解決策は問題のすぐそばにあるとは限らないのです。
「個別最適化ではなく、全体最適化を図りたい」「本質的な問題解決を図りたい」
――そういった状況で役に立つのが、システム思考です。」(チェンジエージェントさんのサイトより)
ということで、詳しくは、上の「学習する組織」の枝廣淳子さん、小田理一郎さんのチェンジエージェント社のサイトに詳しいので、そちらをご覧下さいね!
→ チェンジエージェントさんの公式サイトはコチラ
→ チェンジエージェントさんのシステム思考のページはコチラ
そのシステム思考は、本を読むだけではなかなか難しいので、2年半くらい前、平成25年8月にチェンジエージェント社の小田理一郎さんが、大阪で開催された「システム思考トレーニングベーシック」「システム思考トレーニングアドバンス」を受講しました
システム思考トレーニングベーシックでは、シミュレーションゲームを使って、システム思考ができないとどうなっちゃうか!を体験します
今でも覚えていますが、漁業でいかに繁栄するかですが、うん、魚を絶滅させました、、、^^;;;
システム思考ができなくて、普通に、一所懸命がんばったら、魚がいなくなるという元も子もない状態に、、、
そして、システム思考トレーニングアドバンスでは、システム思考の重要なツールのひとつであるループ図(Causal loop diagram)を書けるように手ほどきを受けます
そして、システム思考トレーニングアドバンスでは、さらにループ図(Causal loop diagram)のトレーニングをしながら、実際に、自社(自分)の課題をループ図(Causal loop diagram)に書いてみます
さらに、そこから、どのような構造がひそんでいるか、どんなメンタルモデルが引き起こしているか、、、などをみていきます
(ここでいう「構造」とか「メンタルモデル」っていうのも、チェンジエージェント社のサイトに詳しいので、そちらを見てね!)
システム思考トレーニング実践編Bに行ってきました!
システム思考トレーニングのベーシック、アドバンスを受講して2年半ほどたちましたが、現在、ある課題にぶつかっています
昨日、その課題をかかえて、再び、アドバンス改め「実践編B」を受講しに行ってきました
まずは、以前、教えてもらったものの普段あまり書かないループ図(Causal loop diagram)が宿題に出て、この数日、ゴリゴリ書いてました
それを持って行くと、講義の時間の後、小田さんの赤ペン先生で、真っ赤になります ^^;;;
ところで、自分でループ図(Causal loop diagram)を描くって、私は、なかなかハードルが高いように感じます
私が教科書にしてる本があります(ちなみに同じ本が、今回の宿題の参考図書としても紹介されていました)
「なぜあの人の解決策はいつもうまくいくのか?」(枝廣淳子・小田理一郎著)と「システム思考」(ジョン・D・スターマン著)です
「システム思考」の方はちょっと難しめですが、「なぜあの人の解決策はいつもうまくいくのか?」はループ図入門にピッタリだと私は思ってます
そして、そんなことを以前のブログにも書いてるので、よかったら、参考にしてくださいね!
→ システム思考のループ図を描く、入門にピッタリの本を発見しました!
話が、ちょっと横にそれましたが、いよいよ、自分の課題をループ図(Causal loop diagram)に!!
一緒に参加しているメンバーと意見を交換しながら、自分のループ図(Causal loop diagram)の中に潜む構造、メンタルモデル、そして、レバレッジポイントを探します
持って行った課題については、もちろん、3つくらいの仮説を持っていました
そのうちのひとつを中心にループ図(Causal loop diagram)を書いたのですが、私が、思いも寄らないメンタルモデルにメンバーの指摘で気づくことが出来ました
カンタンにいうと、お客さまへの取り組みは、「たこ梅のスタッフががんばるものだ!」というのが私のメンタルモデルでした
指摘されたのは、「お客さまを巻き込んで、お客さまにやってもらってもええんとちゃうん!」というもの、、、
いやーーー、目から鱗が、バラバラバラっと落ちるのがわかりました!その瞬間、、、
たこ梅のスタッフさんと一緒に取り組みます
ちょうど、今日は、店長会議の日!
早速、店長さんたちと共有していきます
そして、別に持っている仮説についてもループ図(Causal loop diagram)を書いてみて、たこ梅のスタッフさんと一緒に、あーでもない、こーでもない、、、って意見交換しながら、そこにきっとある構造やメンタルモデル、レバレッジポイントを発見していきます!!
小田さん、アシスタントの武田さん、江口さん、そして、一緒に学んだメンバーのみなさん!
ありがとうございました!!
早速、たこ梅のスタッフさんと、取り組んでいきます!(^o^)v
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