*

11月の野菜部のラストは、収穫野菜の葉、茎などを堆肥に!それと、アレも芽が出てきました!

公開日: 農業科・畑部

11月の野菜部は、大根についたサルハムシの対峙に始まり、サツマイモ、サトイモ、落花生などを収穫

喰うどぉーーーーー!!(by 和田さん、安藤さん)

喰うどぉーーーーー!!(by 和田さん、安藤さん)

そして、空いた畝に玉ねぎの苗を植えました

1畝に3列植えするため畝を調えます

1畝に3列植えするため畝を調えます

その話はこちらのブログでどうぞ!
→ 11月野菜部は、恵み循環農法の伝道師 吉原優子さんをゲストにお迎え!サルハムシ退治からスタート!?
→ サルハムシ退治のあとは、山添村の自然農法畑で秋の収穫です!!
→ 11月の野菜部はサルハムシ退治、収穫大会に続いて、玉ねぎを植えます!

畑の仕事としてはこれで終わりそうなのですが、実は、最後にもうひとつやることがあります

それは、、、

7月から雑草堆肥作りを始めました

もともとは、夏場、自然農法の畑は農薬をまかないので、ものすごーーーーい雑草が生えました

山添村の自然農法の畑(7月23日)

山添村の自然農法の畑(7月23日)

この雑草、「よく考えたら、うちの畑の栄養で育ったんだよなぁ~」と思い「よし!栄養分を畑に返してもらおう!!」と7月の野菜部のときから雑草を堆肥にすることにしたのです

雑草の上に少量の油かすをまぜた米糠をまいた状態

雑草の上に少量の油かすをまぜた米糠をまいた状態

雑草堆肥づくりのやり方やその時7月の奈良山添村での野菜部活動のブログをどうぞ!
→ 7月の奈良山添村での野菜部活動~雑草堆肥づくり編~

8月から3週間たった雑草堆肥とフォーク

8月から3週間たった雑草堆肥とフォーク

時間とともに雑草が発酵して堆肥化していきます

ここに毎月の野菜部活動で出る刈り取った雑草、間引いた苗、収穫の後に残った野菜の茎や葉などを次々に敷き込んで行きます

野菜の蔓や葉、間引き菜などの命を循環

11月の野菜部でも、たくさんのサツマイモの蔓(つる)や里芋の葉、落花生の葉や茎、大根の間引き菜、刈り取った雑草などが出ました

間引いた大根の幼苗

間引いた大根の幼苗

通常、これ、ゴミになりますが、、、
もちろん、そんなことはしません!

サツマイモの蔓や里芋の葉など

サツマイモの蔓や里芋の葉など

ですが、たこ梅の自然農法畑では、これらを雑草堆肥に混ぜていきます

刈り取ったツルや葉は雑草堆肥に

刈り取ったツルや葉は雑草堆肥に

ちょっとわかりにくかもしれませんが、次(下)の画像の右側が先月より前の雑草堆肥で茶色から黒っぽくなってきています
左側が、11月の野菜部の時に放り込んだサツマイモの蔓や大根の間引き菜などです

雑草堆肥に混ぜられた里芋の葉、サツマイモのツル、間引いた大根など

雑草堆肥に混ぜられた里芋の葉、サツマイモのツル、間引いた大根など

こうやって雑草も間引いた野菜や収穫後に残る野菜の茎や葉も、肥料として数ヶ月~一年後に活用されていくのです
野菜はすべて、土と水と空気、そして、太陽のエネルギーから生じた命です
そして、雑草堆肥づくりをすることで、さまざまな命が循環していき、また、われわれがその命の循環の恵みを受け取るのだと思います

玉ねぎを植えた後、雑草堆肥を表土にばらまきます

玉ねぎを植えた後、雑草堆肥を表土にばらまきます

今回も、玉ねぎの苗を植えた後、玉ねぎに栄養分(肥料分)を与えるために、畝の表土の上に雑草堆肥をばらまいています
この雑草堆肥が、春頃には、太った玉ねぎの一部となって命が循環されていきます

おまけ)アレの芽が出た!!

9月の野菜部の時に植えたけど、10月の時には影も形もなくて、「芽が出なかったなぁ、、、枯れちゃったのかなぁ、、、」と思っていたアレの芽が出てました!!

それは、、、

9月に植えた山添産のニンニクが芽をだしてきました

9月に植えた山添産のニンニクが芽をだしてきました

そう、山添村のニンニクを9月に植えたのが、11月の野菜部のときに、やっと芽を出していたのです!!

ちなみに、9月の時のニンニクの植え付けの様子はこんなんでした

山添産のニンニクの植え付け

山添産のニンニクの植え付け(9月)

山添村の直売所で食べるように売られていたニンニクをみつけて購入
それを1片ずつバラして植えたのが2ヶ月前だったのです

その時の話は、こちらのブログを見てね!
→ 9月の山添村 野菜部~ニンニク、大根、ほうれん草、白菜の種蒔き~

春には、ニンニクに玉ねぎ、いろいろ楽しみがあります
それに、雑草堆肥もさらに発酵熟成してこなれてきてよりよい堆肥化がすすんでるでしょうね!!


→ 11月野菜部は、恵み循環農法の伝道師 吉原優子さんをゲストにお迎え!サルハムシ退治からスタート!?
サルハムシ退治のあとは、山添村の自然農法畑で秋の収穫です!!
→ 11月の野菜部はサルハムシ退治、収穫大会に続いて、玉ねぎを植えます!

The following two tabs change content below.
たこ梅 五代目店主 てっちゃん
大阪の道頓堀で創業180年の「関東煮(おでん)」と「たこ甘露煮」の上かん屋『たこ梅』の雑用係で五代目の てっちゃん(岡田哲生)です さらに百年後も店が続くために取り組んでいる日々の活動を綴ります ところで、ヨガと瞑想を始めました!! おかげさまで、心身ともにエエ感じです

関連記事

種蒔き、苗植えをして防虫ネットをかぶせます

8月の野菜部は、草刈り、紫蘇収穫、キャベツの植え付けです

8月も下旬に、スタッフさんと奈良の山添村に行ってきました! そう、もちろん、アレです、、、 8月

記事を読む

雑草の中でも実った大豆

4ヶ月ぶりの山添村、自然農法畑は、、、Σ( ̄□ ̄|||)

日本一古いおでん屋「たこ梅」の 雑用係 兼 五代目店主 てっちゃんです 4か月ぶりの山添村の自然農

記事を読む

ネットで囲われた菜園を切なそうに見ているボヘーちゃん

ネットの効果、今回は絶大!鶏から野菜は守られています

日本一古いおでん屋「たこ梅」の 雑用係 兼 五代目店主 てっちゃんです うちの家では、昨年、桃

記事を読む

苗の下は雑草マルチ

12月の野菜部 in 山添村~日本キヌサヤエンドウの苗を植えます~

11月の野菜部では、われわれの自然農法の師匠である吉原祐子さんがゲスト参加してくれました 1

記事を読む

お店の運営について話をしています

自然農法の畑のある山添村で、初の店長面談です

この前、奈良の山添村にある自然農法の畑の手入れに、たこ梅農業科野菜部のメンバーさんと行ってきました

記事を読む

村の直売所で買ったり、ご近所の野菜や特産品

緊急速報!山添村の野菜、特産品がお店に登場です!

奈良の山添村でスタッフさんと自然農法の小さな畑をやってます 毎月、1回、野菜部のメンバーと一緒にい

記事を読む

日本キヌサヤエンドウの花

裏庭の自然農法菜園で日本キヌサヤエンドウの花が咲いています

奈良の山添村で、たこ梅のスタッフさんと自然農法による野菜の栽培を1年ほど前から始めました 1

記事を読む

山添村産「真竹(まだけ)」の関東煮(かんとだき/おでん)

スタッフさんが育てた自然農法キャベツ、山添村産「真竹(マダケ)」のタケノコ、今日、明日限定です!!

3月から奈良県山添村でスタッフさんと自然農法での野菜作りを始めました 雑草と一緒に育つ自然農

記事を読む

牛蒡の花

7月の畑部~野菜の種を採ろうと思います~

日本一古いおでん屋「たこ梅」の 雑用係 兼 五代目店主 てっちゃんです 奈良の山添村で自然農法

記事を読む

葉を取り除きズイキの部分だけにしていきます

緊急速報!山添村のズイキ、万願寺唐辛子とチンゲンサイが数量限定で登場です

今年の3月から奈良の山添村で自然農法の畑を始めました そして、毎月1回、野菜部のスタッフさんと山添

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ブログをメールで購読

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

follow us in feedly
創業弘化元年。日本一古いおでん屋と言われるようになりました。 多くの作家や文化人にもご愛顧いただいたお店、鯨のサエズリなどの関東煮、たこの甘露煮、 そして錫の杯で、大切な方と粋な一献いかがですか?










PAGE TOP ↑