11月の野菜部のラストは、収穫野菜の葉、茎などを堆肥に!それと、アレも芽が出てきました!
公開日:
農業科・畑部
11月の野菜部は、大根についたサルハムシの対峙に始まり、サツマイモ、サトイモ、落花生などを収穫
そして、空いた畝に玉ねぎの苗を植えました
その話はこちらのブログでどうぞ!
→ 11月野菜部は、恵み循環農法の伝道師 吉原優子さんをゲストにお迎え!サルハムシ退治からスタート!?
→ サルハムシ退治のあとは、山添村の自然農法畑で秋の収穫です!!
→ 11月の野菜部はサルハムシ退治、収穫大会に続いて、玉ねぎを植えます!
畑の仕事としてはこれで終わりそうなのですが、実は、最後にもうひとつやることがあります
それは、、、
7月から雑草堆肥作りを始めました
もともとは、夏場、自然農法の畑は農薬をまかないので、ものすごーーーーい雑草が生えました
この雑草、「よく考えたら、うちの畑の栄養で育ったんだよなぁ~」と思い「よし!栄養分を畑に返してもらおう!!」と7月の野菜部のときから雑草を堆肥にすることにしたのです
雑草堆肥づくりのやり方やその時7月の奈良山添村での野菜部活動のブログをどうぞ!
→ 7月の奈良山添村での野菜部活動~雑草堆肥づくり編~
時間とともに雑草が発酵して堆肥化していきます
ここに毎月の野菜部活動で出る刈り取った雑草、間引いた苗、収穫の後に残った野菜の茎や葉などを次々に敷き込んで行きます
野菜の蔓や葉、間引き菜などの命を循環
11月の野菜部でも、たくさんのサツマイモの蔓(つる)や里芋の葉、落花生の葉や茎、大根の間引き菜、刈り取った雑草などが出ました
通常、これ、ゴミになりますが、、、
もちろん、そんなことはしません!
ですが、たこ梅の自然農法畑では、これらを雑草堆肥に混ぜていきます
ちょっとわかりにくかもしれませんが、次(下)の画像の右側が先月より前の雑草堆肥で茶色から黒っぽくなってきています
左側が、11月の野菜部の時に放り込んだサツマイモの蔓や大根の間引き菜などです
こうやって雑草も間引いた野菜や収穫後に残る野菜の茎や葉も、肥料として数ヶ月~一年後に活用されていくのです
野菜はすべて、土と水と空気、そして、太陽のエネルギーから生じた命です
そして、雑草堆肥づくりをすることで、さまざまな命が循環していき、また、われわれがその命の循環の恵みを受け取るのだと思います
今回も、玉ねぎの苗を植えた後、玉ねぎに栄養分(肥料分)を与えるために、畝の表土の上に雑草堆肥をばらまいています
この雑草堆肥が、春頃には、太った玉ねぎの一部となって命が循環されていきます
おまけ)アレの芽が出た!!
9月の野菜部の時に植えたけど、10月の時には影も形もなくて、「芽が出なかったなぁ、、、枯れちゃったのかなぁ、、、」と思っていたアレの芽が出てました!!
それは、、、
そう、山添村のニンニクを9月に植えたのが、11月の野菜部のときに、やっと芽を出していたのです!!
ちなみに、9月の時のニンニクの植え付けの様子はこんなんでした
山添村の直売所で食べるように売られていたニンニクをみつけて購入
それを1片ずつバラして植えたのが2ヶ月前だったのです
その時の話は、こちらのブログを見てね!
→ 9月の山添村 野菜部~ニンニク、大根、ほうれん草、白菜の種蒔き~
春には、ニンニクに玉ねぎ、いろいろ楽しみがあります
それに、雑草堆肥もさらに発酵熟成してこなれてきてよりよい堆肥化がすすんでるでしょうね!!
→ 11月野菜部は、恵み循環農法の伝道師 吉原優子さんをゲストにお迎え!サルハムシ退治からスタート!?
→ サルハムシ退治のあとは、山添村の自然農法畑で秋の収穫です!!
→ 11月の野菜部はサルハムシ退治、収穫大会に続いて、玉ねぎを植えます!
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