7月の奈良山添村での野菜部活動~雑草堆肥づくり編~
公開日:
農業科・野菜部
7月も奈良の山添村の自然農法畑に野菜部メンバーと行ってきました
刈った雑草は大量
1ヶ月ぶりまずは、ボーボーに伸びた雑草の草刈りをします
この草刈りの話は昨日のブログを見てね!
→ 7月の奈良山添村での野菜部活動~草刈り編~
この山添村の自然農法畑は、1m×3mの畝が8本あります
これが、到着したときは、こんな状態、、、
このボーボーの雑草を刈るとこうなります
すっきりきれいになってます
ということは、当然、膨大な量の雑草が刈り取られたのです
その雑草をどうするか、、、
雑草で堆肥を作ろう!
刈り取られた雑草は、畑から栄養を得て育っています
つまり、畑の養分を吸い取ってますよね
んじゃ、それ、畑に戻してもらおう!!
ってことで、刈り取った雑草をつかって堆肥をつくることにしました
まずは、雑草堆肥をつくるスペースをつくります
畑近くに、雑草を放り込む穴を掘ります
雑草を敷き、その上に、少量の油かすをまぜた糠をまきます
雑草の上には、少量の油かすをまぜた糠が乗っかっています
そして、その上に、また雑草を載せます
雑草と少量の油かすを混ぜた米糠を交互にミルフィーユ状に重ねていきます
軽く踏み固めて、少し水をかけます
米糠がスターターとなり、水分も適量あるので、微生物による分解が促進されます
また、雑草を微生物が分解するときにタンパク質を消費します
それにリン酸も使いますが、雑草には少ない
それで、米糠とさらに補う意味で少量の油かすを混ぜています
微生物が雑草を分化しして堆肥となっていくとき、あまり水がかかりすぎると分解の効率が落ちるそうなので、上面にはカバーを掛けておきました
また、来月、来た時には、切り返しという上下を混ぜたりする作業を行います
切り返しをすることで、堆肥にする雑草全体に空気が行き渡り、堆肥作りにおいて悪玉となる(種類の)雑菌が増えるのを防ぐことができます
8月の野菜部で来た時に、雑草堆肥はどうなっているのでしょうね?
うまく、分解が進んでいるといいのですが、、、
7月の野菜部、草刈りの話と面談の話はコチラ!
→ 7月の奈良山添村での野菜部活動~草刈り編~
→ 7月の奈良山添村での野菜部活動~店長面談&現場面談編~


最新記事 by たこ梅 五代目店主 てっちゃん (全て見る)
- 「顧客消滅」時代のマーケティング(小阪裕司 著) - 2021年3月5日
- 自家採種した山添村の固有品種「まめくら大豆」を栽培するためまずは発芽させます - 2021年3月4日
- 事務所のPC、1年がかりでやっと入れ替え完了です!! - 2021年3月3日
関連記事
-
-
「恵み循環農法」ワークショップ第2回です~野菜からの人間関係、人のシステム教えられました~
先日、「恵み循環農法」ワークショップ第2回に行きましたが、もともとは、今年、9月初旬に、新梅田食道街
-
-
3月の野菜部in山添村~宇宙人?火星人?みたいなのを植えました!~
毎月1回は、スタッフさんと奈良の山添村に行きます そこで、自然農法の小さな畑をやっています
-
-
9月の野菜部(後編)~雑草堆肥づくり、まめくら大豆、取り残したニンニク、カマキリ~
この前、たこ梅のスタッフさんと奈良の山添村でやっている小さな自然農法の畑に行ってきました そのとき
-
-
10月の野菜部~草刈り、隣のおばちゃんに貰った苗の植え付けです~
約1ヶ月ぶりに、奈良 山添村の自然農法畑にスタッフさんと野菜の活動で行ってきました 今日の山
-
-
11月野菜部は、恵み循環農法の伝道師 吉原優子さんをゲストにお迎え!サルハムシ退治からスタート!?
今年の3月から、毎月一回、各店のスタッフさん「野菜部」を結成しと奈良の山添村に自然農法の野菜の世話に
-
-
8月の野菜部は、草刈り、紫蘇収穫、キャベツの植え付けです
8月も下旬に、スタッフさんと奈良の山添村に行ってきました! そう、もちろん、アレです、、、 8月
-
-
夏の野菜部の必需品を購入!!それは、、、、麦わら帽子です!
2019年3月からたこ梅のスタッフさんと奈良の山添村で始めた自然農法の畑 夏の除草はたいへんです
-
-
自然農法「恵み循環農法」の提唱者 吉原優子さんがたこ梅に来てくれました!
奈良の山添村に研修施設の古民家があります そこには、ちょっとした畑くらい出来そうな土地があって、「
-
-
自然農法の野菜を初収穫!山添村に野菜部のメンバーで行ってきました!(後編)
山添村の自然農法畑での初収穫の話の続きです 防虫シート内の野菜も育ってます[/caption
-
-
裏庭の自然農法菜園で日本キヌサヤエンドウの花が咲いています
奈良の山添村で、たこ梅のスタッフさんと自然農法による野菜の栽培を1年ほど前から始めました 1