自然農法の裏庭菜園、肥料も水もまかずによく育ってます!!
公開日:
農業科・畑部
家の裏庭で、自然農法の菜園を初めて、1ヶ月半が経過、、、
天地返し、複数の野菜を混栽して始まる自然農法の菜園
自然農法なので、最初は、土壌づくりというか整備に手間がかかります
化学肥料を与えない、基本、水もまかない(2週間以上日照りが続いたときに根元に水を与える場合があります)という野生の力を引き出す農法なので、野菜が野生の力を出せる土壌整備が必須となるからです
土壌を整える「天地返し」
そのスタートが、「天地返し」といわれる土をひっくり返す(?)作業なのです
具体的には、土壌の上層(地表から15cm)と下層(地表から15-30cm)の土をひっくり返して入れ換えます
こうすると、地表付近の好気性細菌と下層の嫌気性細菌が入り交じり、土壌が活性化されます
また、このとき土壌内の微生物が活発に活動できるように、土壌の保水力を高めるため、一番底(地表から30cmくらい)には、腐葉土、米ぬか、油かす、籾殻くん炭などを敷き詰めるのです
裏庭の自然農法菜園をつくる様子はこちら!
→ 家の裏庭にテスト&育苗用に自然農法実験圃場をつくるぞ!(前編)
→ 家の裏庭にテスト&育苗用に自然農法実験圃場をつくるぞ!(後編)
ひとつの畝に数種類のコンパニオンプランツを植える混栽
この天地返しのあと、5月中旬頃、ひとつの畝にいろんな野菜を植えます
自然農法の特徴は、ひとつの畝に多数の野菜を混栽すること
これは、野菜というか植物同士がお互い助け合って虫や病気を防ぐためです
病気を予防するネギ、虫を防ぐキク科やシソ科などを組み合わせて植えます
組合わせ方でお互いを助け合う植物をコンパニオンプランツと呼ばれています
わたし、どの組合わせがいいのかほとんどわかっていませんので、思いつきでとにかく多種の野菜の種を蒔きました
全部で、20種類以上になりました
あとで、どこに何を植えたかわからなくなるので、植栽状況を図面にしてあります
そのときのことは、こちらのブログを見てね!
→ 裏庭の自然農法実験畑に野菜20種類以上のタネと苗を植えました!(前編)
→ 裏庭の自然農法実験畑に野菜20種類以上のタネと苗を植えました!(後編)
自然農法の菜園を初めて1ヶ月半
種を蒔いて、まず、1ヶ月後にはどうなったか、、、
初めは、幼い状態なので、人間の赤ちゃんと一緒で、少し手をかけてあげます
1ヶ月ほどは、虫を防ぐため防虫ネットをかけておきました
この頃になると、ネット内の野菜も伸びてくるので、防虫ネットを外しました
すると、こんな風です
なんとなく、かわいく育っています
そして、それから、約2週間たった今日の様子ですが、、、
さらにでっかくなってます
畝の両サイドにあるトマトやナスは、いい背丈になってきました
トウモロコシも順調に背丈を伸ばしています
少し間引きをして、このまま成長を見守っていきます
で、明日、6月24日は、1ヶ月ぶりに、奈良県山添村の自然農法の畑を野菜部のメンバーさんと見に行ってきますよ
どうなってるかな?(^o^)
関連記事
-
自然農法の畑のある山添村で、初の店長面談です
この前、奈良の山添村にある自然農法の畑の手入れに、たこ梅農業科野菜部のメンバーさんと行ってきました
-
8月の野菜部は、ほぼ、ホリデー!!
毎月、1回、スタッフさんと奈良の山添村で自然農法の畑作業をやっています 今年は、春の新型コロナ騒動
-
超期間限定)たこ梅野菜部の自然農法ジャガイモ、お店で出します!
3月にスタッフさんと奈良の山添村で自然農法の畑をはじめました 自然農法の畑で収穫したジャガイモ
-
10月の野菜部~雑草堆肥作り!あれ、幼虫も出てきたよ!!~
奈良の山添村で、たこ梅のスタッフさんと畑をやっています それも、自然農法の畑です 自然農法の畑を
-
サルハムシ退治のあとは、山添村の自然農法畑で秋の収穫です!!
さて、この前のブログに書いたとおり、大根の幼苗についたサルハムシを泥団子で退治(自然農法なので農薬は
-
7月の畑部~野菜の種を採ろうと思います~
日本一古いおでん屋「たこ梅」の 雑用係 兼 五代目店主 てっちゃんです 奈良の山添村で自然農法
-
休業中の気分転換!いつもの倍の人数で山添村へ畑部で行きました
日本一古いおでん屋「たこ梅」の 雑用係 兼 五代目店主 てっちゃんです 4月25日から休業してます
-
春の奈良山添村で自然農を始めます!第2回の天地返しです(前編)
自然農法のひとつ「恵み循環農法」で、奈良で、野菜をつくるというか、畑をすることにしました 自然農法
-
山添村は大阪より3-5℃寒い!ストーブ入れました!!
さすがに、10月も下旬となると冷えてきますね わたしも、10月にはいってから、ずっと長袖を着ていま
-
自然農法の畑の活動を取材に、NOLの吉原夫妻が訪ねて来てくれました!
たこ梅は、たこ甘露煮と関東煮(かんとだき/おでん)を商う上燗屋を175年以上やってます 業種で言う