裏庭の自然農法実験畑に野菜20種類以上のタネと苗を植えました!(前編)
奈良の山添村でスタッフさんと自然農法の畑を今年の3月から始めました
自然農法を始めた理由(わけ)その1
月に1回ペースで、この自然農法の畑を見に行くことにしています
この自然農法を始めたのは、山添村に研修施設として古民家があるんですが、そこに、ちょうど、小さな畑をするのに適当なスペースがあったからです
さらに、場所が山添村なもので、車で片道一時間半、そうしょっちゅう行けません
そんなときに、自然農法だったら、農薬や肥料はもちろん、(原則として)水もまかなくてもOKだと知りました
月に1回くらい見に行けばいいらしい、、、
「だったらできそう!」と思って、スタッフさんと自然農法で畑を始めたのです
山添村での自然農法の畑づくりの話はこちらです
→ 春の奈良山添村で自然農を始めます!第2回の天地返しです(前編)
→ 春の奈良山添村で自然農を始めます!第2回の天地返しです(中編)
→ 春の奈良山添村で自然農を始めます!第2回の天地返しです(後編)
自然農法を始めた理由(わけ)その2
もうひとつ、自然農法を始めた理由があります
それは、奈良の空いた土地を畑で活用出来るかも、、、
自然農法なら、月に1回くらい行くだけでOKでなんとかなるかも、、、
と思ったものの実際にどうやるかわかりませんでした
それで、自然農法のひとつ「恵み循環農法」というやり方のワークショップに行く事にしました
8月と12月の2回行ったのです
自然農法で人間が関係がかわり人として成長する
そのワークショップで気づいたことなのですが、自然農法で畑をすると、その野菜の成長、もちろん、虫に食べられたりもあります
まぁ、これは当たり前、、、
ただ、そういった変化を観みていくことで、「人と人の関係性や成長を感じたり見る目がかわる」といったことが起こるのに気づいたのです
実際、自然農法を始めるにあたって、先に書いたとおり恵み循環農法のワークショップをスタッフさんと一緒に8月末と12月初旬の2回、受講しました
その中で、参加者の方々が、野菜から気づきを得て、自分の親子や家族、会社内での人間関係のことについて、気づきや洞察を得る場面を目の当たりにしたのです
その参加者の中には、うちのスタッフさんと私も含まれます
自分たちもこういう体験をしてみて、自然農法で畑をすることで、スタッフさんの成長につながるんじゃないだろうか?っていう思いが強くなり、実際、3月から始めることにしたのです
「恵み循環農法」のワークショップの様子はコチラをどうぞ!
→ 恵み循環農法畑作りワークショップでスタッフさんと姫路に!野菜つくるぞーーーー!?
→「恵み循環農法」ワークショップ第2回です~野菜からの人間関係、人のシステム教えられました~
恵み循環農法についてはコチラ
→ 恵み循環農法の事例や基本的なこと「野菜の庭部」
→ 恵み循環農法について
家の裏庭で実験用の自然農法畑はじめました
そんな理由(わけ)で、奈良の山添村でスタッフさんと一緒に自然農法の畑をやっています
やり始めると、ちょっと、理系人間のわたし、「今日は、どうなってるんだろう?」と気になってきました
それで、
「そうだ!家の裏庭に畑を作ろう!!」
って思ったんです
そうすれば、毎日、観察できるし、裏庭の畑で小さく実験して、それを奈良の畑でやってみることができる
また、苗から植えた方がいいやつは、この裏庭の畑で苗作りをして、奈良に持っていって植えるってこともできる
それで、4月下旬に家の裏庭に実験用の自然農法の畑(といっても畝が1本だけね)をつくりました
その時の模様はこちらを見てね!
→ 家の裏庭にテスト&育苗用に自然農法実験圃場をつくるぞ!(前編)
→ 家の裏庭にテスト&育苗用に自然農法実験圃場をつくるぞ!(後編)
こんな風で、畝に土壌消毒用にネギだけぶすぶすさした状態です
それから、3週間くらいたってネギは延びてきています
14種類の野菜タネと苗を植えました
先週の土曜日、早起きしたので、仕事前に野菜の種を蒔くことにしました
ひとつの畝に何種類もの野菜の種を蒔きます
「恵み循環農法」のワークショップでも教えてもらったのですが、いろんな種類の野菜をひとつの畝で育てることで、お互いに助け合うこととなり、病気や虫の被害が少なくなるそうです
こういう野菜の組合わせをコンパニオンプランツというそうです
コンパニオンプランツの詳しいことは、恵み循環農法のこちらのページに載ってますよ
→ コンパニオンプランツの基本と効果的な一覧。実践法も図解で徹底解説
基本的にキク科やヒガンバナ科(ネギなど)、セリ科は虫がきらいますし、ネギの仲間は防病効果もあるそうです
それで、菊菜(春菊)、ネギは畑に植える(ネギは最初に植えましたけど)ことにします
土壌を肥やす働きのあるマメ科と、あとシソ科、アブラナ科の野菜のタネも蒔くことにしました
また、タネから苗を育てていたマクワ瓜の苗も植えます
ヒガンバナ科・・・ネギ
キク科・・・大葉春菊、おたふく春菊、ゴボウ
マメ科・・・落花生、枝豆(たんくろう)
シソ科・・・赤シソ、青シソ、白エゴマ
セリ科・・・イタリアンパセリ、ニンジン(黒田五寸)
ヒユ科・・・岡ヒジキ
アブラナ科・・・ルッコラ
ウリ科・・・マクワ瓜
ところで、私が蒔く種が、ちゃんとお互いコンパニオンプランツなのか定かではありません
それも含めて「やってみる!」のが実験だし観察していきます
防虫ネットを張ります
タネを蒔き苗を植えましたが、生えてきても幼苗状態の時は、簡単に虫にやられちゃいます
それで、防虫ネットを準備します
防虫ネットを張るためにトンネル支柱をたてます
そして、トンネル支柱の上に防虫ネットを張ります
以前、山添村の自然農法畑でもやっているので、なんとかひとりでここまで出来ました
ちょっと、待てよ、、、
「よし、これで完成!!」と思ったのですが、なんか、「んーーー?」ってなりました
それは、、、
大物がない!!
レタスとかキャベツとか、茄子やキュウリとか、地上部で、なんか大きく育つのがあんまりなくてさみしい、、、
そう気づいたので、「よし!明日は休みだ!何か苗をかってきて植えちまおう!!」って思いました
それで、翌日に苗を買いに行くことに、、、
つづく、、、
後編はこちら!
→ 裏庭の自然農法実験畑に野菜20種類以上のタネと苗を植えました!(後編)
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