自然農法の野菜から気づかされること、、、いや、いろいろあり過ぎます!
今年の3月から奈良の山添村でスタッフさんと自然農法の畑をやっています
山添村での自然農法
自然農法なので、無農薬、無化学肥料、無灌水(水やり無し/夏場2週間以上日照りの時は根元に少し水を与えることはあります)という放ったらかし農法なのです
私も含めメンバー全員、普段はお店で仕事をしていますから、毎日、大阪から車で1時間半の山添村に通うわけにもいきません
その点、自然農法は、自然というか野生の力を引き出す農法なので、月に1,2回程度みてあげるとOKなので、普段大阪で仕事をしている我々にとっては好都合なのです
さて、3月から、どんなことをしてきたかというと、まず、野菜のもつ野生の力を引き出すための「土壌」づくりで「天地返し」という作業をします
→ 春の奈良山添村で自然農を始めます!第2回の天地返しです(前編)
→ 春の奈良山添村で自然農を始めます!第2回の天地返しです(中編)
→ 春の奈良山添村で自然農を始めます!第2回の天地返しです(後編)
そして、天地返しが終わった畝に、種を蒔いたり苗を植えます
種まき、苗植えから2ヶ月たった5月下旬には、葉もの野菜はかなり成長しています
レタスや春菊、オカジヒジキなどの葉もの野菜ができていて、持って帰ってお店でもお出ししました
→ 自然農法の野菜を初収穫!山添村に野菜部のメンバーで行ってきました!(前編)
→ 自然農法の野菜を初収穫!山添村に野菜部のメンバーで行ってきました!(後編)
直近の山添村の自然農法の畑
最近では、6月下旬に、山添村に行ってきました
行ってみてビックリしたのは、、、
畑と言うより、たんなる草地、、、雑草がものすごく生えて、かなりワイルドです
ですが、しっかり野菜も育っていました!
キャベツも外葉はアオムシに食べられていますが、しっかり葉も巻いてきれいです
中身もずっしり、ぎっしりつまっていました
ジャガイモも、たくさん収穫できました!
キャベツは、お店ごとに工夫を凝らしてお店でお出ししました
好評で、瞬く間になくなってしまいましたけど、、、
ジャガイモは、1,2週間は寝かしてからお出ししようとおもっているので、今週、来週くらいでお出しできると思います
いつ出すかは、各店のフェイスブックページ、ツイッター、ブログなんかを見て下さいね
野菜の生長を見て気づいたこと
自然農法で野菜を栽培するようになって、土壌や野菜から、お店づくりや組織構築、人の成長などについていろいろ木津ことがあります
今回も、エゴマの成長を見て気づかされました
同じ日に種を蒔いたエゴマですが、右側(南)側に行くほど背が高いのです
これは、畝が南北方向にたててあって、エゴマも南北方向一列で播種しました
どうも、そのため、南側のエゴマは良く日が当たって先に大きくなり、北隣のエゴマに影をする
そうすると、北側に行くほど背が低くなるのです
さらに、途中で、ガクッ!と背が低くなる箇所があります
そこから先の畝の手前には、この日収穫したジャガイモが植えてありました
ジャガイモは他の植物と仲良く出来ない、、、つまり、他の植物の生長を抑制すると話には聞いていました
この向こう側の畝は、ジャガイモだけを植えていたのですが、そこは、ほとんど雑草が生えていませんでした
他の畝は、すべて、ボーボーに雑草が生えていたのですが、、、
ジャガイモの他の植物を抑制する力は相当なもののようです
そうなです
手前にジャガイモがあったので、そこから先(北側/画像では左側)はエゴマの背がガクッ低くなったらしいのです
これを見たときに、「配置」「種類の組合わせ」という「構造」がこういう結果を生み出すので、人と人の関係、組合わせも大事、組織の構造も同じことがおこっているのだろうと思います
たこ梅の中でも、過去にこれに類することがあったと思い当たりました
今も、多かれ少なかれ(以前よりかなり少なくなっているとは思いますが)こういうこともあるだろうし、これからも、気づかず起こる場合があります
その時に、こういう「配置」「組合わせ」という「構造」にも注意していかないと、、、とエゴマの成長から教えられました
これからも、自然農法を楽しみながら、また、野菜や土に教えてもらいながら野菜部のメンバーさんと一緒にがんばります!!
関連記事
-
-
今月も、スタッフさんと行動探求(Action Inquiry)やってます!
今年の3月、前編と後編の2回にわけて、正社員さんに、行動探求(Action Inquiry)の入門講
-
-
事務所スタッフさんの人事評価制度をつくります
私がたこ梅を継いだのが平成13年です そのとき、特に人事評価なんてありませんでした お給料は、「
-
-
1月の店舗面談~繰り返される望ましくないパターンを打破するには?~
先日、新梅田食道街にある たこ梅分店の和本店長、SA(スタッフアテンダント)の上原さんと1月の店舗面
-
-
7月の畑部~雑草を刈って、トマトに支柱を立てました~
日本一古いおでん屋「たこ梅」の 雑用係 兼 五代目店主 てっちゃんです 7月もスタッフさんと山
-
-
「行動探究(Action Inquiry)入門編」の最終打ち合わせです!
昨年、3月、組織開発の発達理論の大家であるビル・トルバート博士が、その著書「行動探求(Action
-
-
「利益が見える戦略MQ会計」を7冊追加購入しました!
この前、「はじめてのリーダーのための 実践!フィードバック」(中原淳 著)を4冊追加で購入して、各店
-
-
9月の畑部~雑草スゴイ!でも負けない豆と芋~
日本一古いおでん屋「たこ梅」の 雑用係 兼 五代目店主 てっちゃんです 緊急事態宣言で休業中の
-
-
自然農法の裏庭菜園~虫の種類が増え小さな生態系ができつつあります~
3月に奈良の山添村で、たこ梅のスタッフさんと「野菜部」と称し、自然農法の畑を始めました 畑の
-
-
緊急速報!山添村のズイキ、万願寺唐辛子とチンゲンサイが数量限定で登場です
今年の3月から奈良の山添村で自然農法の畑を始めました そして、毎月1回、野菜部のスタッフさんと山添
-
-
「合併企業が思うように一つにならない本当の理由」(中土井僚 著)を多店舗展開している店が抱える課題へ活用するには?
11月に、U理論の翻訳者であり、企業のコンサルティング、組織開発などに取り組んでらっしゃる中土井僚さ
























