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行動探求を学習経路の6グリッドを使い、7人のスタッフさんとやってました!

働きやすい職場、働きがいのあるお店であるためには、働くスタッフさんにとって安全安心であると同時に、お互いにいいたいことが言える!それも、「これ、何かヘンかも?」なんていう違和感やテンションを感じたときにスグに言えることが大切だと思っています

お店で行動探求を始めた理由(わけ)

そういうお店、組織であるためには、気づく能力が必須に思っています
そして、そう言う能力が高いということと、成人の発達段階が高いということは、ザクッといって、パラレルの関係にあるようです

「行動探求(Action Inquiry)」(ビル・トルバート著)

「行動探求(Action Inquiry)」(ビル・トルバート著)

そんなことを考えるきっかけになったのが、成人発達理論の大家であると同時に、組織開発の実践家であるビル・トルバート博士の「行動探求(Action Inquiry)」を読んで、一昨年の来日時のワークショップにいったことです

ビル・トルバート氏とツーショットで記念撮影です

ビル・トルバート氏とツーショットで記念撮影です

ワークショップに参加したときの話はこちらのブログを見てね!
→ ビル・トルバート博士の行動探求(Action Inquiry)ワークショップに行って来ました!

そして、昨年、この行動探求を翻訳しトルバート博士を招聘した小田理一郎さんのチェンジ・エージェント社のサポートいただきながら、行動探求の入門編セミナーを たこ梅のスタッフさん向けに開催しました

「なんであんなことに、、、」となった行動を行動論理を使って自分で紐解きます

「なんであんなことに、、、」となった行動を行動論理を使って自分で紐解きます

そのときの様子は、こちらのブログに!
→ 行動探求入門セミナー(前編)
→ 行動探求入門セミナー(後編)

毎月1回、行動探求の時間を取っています

そして、2017年4月から、このとき参加してくれたスタッフさんと毎月1回、学習経路の6グリッドというマトリックスシートを使って、上手く行かなかった出来事の奥に潜む前提、構造、メンタルモデルといった枠組みを紐解く時間を持つようになりました

難しい会話のマトリックスと1次ループ、2次ループの学習

学習経路の6グリッド「難しい会話のマトリックス」と1次ループ、2次ループの学習

5月のスタッフさんとの行動探求は、一昨日からスタートです
いまでは、正社員に加えて、ホールのパートスタッフさんとも行動探求をやるようになっています

たこ梅分店の北川さんと学習経路の6グリッドを使って行動探求

たこ梅分店の北川さんと学習経路の6グリッドを使って行動探求

で、昨日は、7人のスタッフさんと行動探求でした!!

行動探求のネタとなる上手く行かなかった出来事は、人によって、仕事の中でのこと、家族のこと、友達とのことなど、さまざまです

もちろん、この行動探求は、業務としてやっているので、仕事時間中に取り組んでいます
中には、「仕事時間にやるのに、プライベートなテーマでやってもいいの?」って思う方もいらっしゃるかもしれませんね
確かに、仕事のことを取り扱って仕事の中で活かせば、より直接的にお店、会社にメリットがあるかもしれませんよね
ただ、私は、テーマは、直接の仕事に関係があってもなくてもいいと思ってます

たこ梅分店の上原さんと学習経路の6グリッドを使って行動探求

たこ梅分店の上原さんと学習経路の6グリッドを使って行動探求

というのも、大事なのは、そのスタッフさんが、自分の中にあって、気づいていない枠組み(前提、構造、メンタルモデルなど)を発見すること!そして、その枠組みをどうやっていくかに向き合うこと、、、だからです
この行動探求ですが、やってみるとわかりますが、枠組みを見つけるだけでもタイヘンなんです
タダ、丁寧にこれをやり続けると、出来事の見え方、捉え方がわずかずつですが確実にかわります

ある日、世界が違って見える!っていう経験をすることもあり得ます

まぁ、そんなこんなで、日々、地道に行動探求にスタッフさんと一緒に取り組んでいます!
今週は、あと8人のスタッフさんとの行動探求の時間が待っています

ホールパートスタッフさんと学習経路の6グリッドを使って行動探求

ホールパートスタッフさんと学習経路の6グリッドを使って行動探求

どんな、枠組みが取り出され、どのように向き合っていくのか、、、
スタッフさんの成長や発達に少しでも貢献できたら、、、って思っています
さぁ、今日も、楽しくがんばろーーーーーーーーっと!(^o^)v

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