7月の現場面談~顧客の旅デザインマップは取り組みを俯瞰し対話するツール~
毎月、上旬に店長さんたちが集まる店長会議、お店の現場のSA(スタッフアテンダント)さんが集まる現場会議があります
その事前準備のため、前月の下旬に、各店長さん、各SAさんと個別に面談をすることにしていて、7月も店長面談、現場面談を行いました
顧客の旅デザインマップで取り組みを整理
新梅田食道街 たこ梅 分店の谷口さんと現場面談したときです
あるイベントの参加者が思うように集まらない、、、という相談がありました
そして、これまでどういうことを考えやってきたか、こういうことをすればいいんじゃないか、、、ということも話してくれました
その上で、でも、どうしていいかわからないと困っているようなのです
それで、話を聞いた後、
・これまでやったこと
・これからやろうと思っていること
をその場でポストイットに書き込み、一緒に顧客の旅デザインマップに貼っていきました
※「顧客の旅デザインマップ」は小阪裕司先生が提唱される「ワクワク系マーケティング」の中で使われるツールのひとつ
※顧客の旅デザインマップは私は持ち歩いていますし、各店にもパウチしたA4版とA3版があります
これにより、現状が、顧客の旅デザインマップ上に表現され俯瞰できるようになります
そうすると、取り組みの「ぬけ」ている部分、「足りない」部分が客観的に見えるようになります
その上で、足りないところに何をすればいいのか?を私が尋ねるだけで、谷口さんは「○○すればいいんだ!」ってやることがわかっていきます
となると、あとは、それらをお店に持って帰って共有してやるだけになります
顧客の旅デザインマップは取り組みを俯瞰し対話するツール
顧客の旅デザインマップの使い方は様々ありますが、そのひとつに
・現状を把握する
・一緒に考えられる
ということがあると私は思っています
言い換えると「取り組みを俯瞰し対話するツール」だと思います
現状を把握するのは話を聞くだけでも出来ますが、それが、マップ上に整理して配置されると、自分たちのやっていることを客観的に観られるので、それについて、客観的に考え意見を言うことが出来ます
これを二人以上でやると対話が生まれ、より深い取り組みへの理解とつながるので、そこから新しい取り組みが生まれると同時に、その瞬間に、学習、教育効果が起こっているのです
望ましい取り組みとそこからもたらされる望ましい結果にくわえ、学習、教育効果によりスタッフさんの成長が促進されるのです
ってことも考えながら、面談や会議で、この顧客の旅デザインマップを活用していこうと思います
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