11月の野菜部(前編)~1年半、放し飼いにしたネギを収穫~
奈良の山添村というところで、スタッフさんと一緒にちいさな自然農法の畑をやっています
たこ梅は、日本一古いおでん屋ですが、畑もやっているのです
そして、毎月、1回、スタッフさんと一緒にこの自然農法の畑に行きます
11月も行ってきましたよ
茎ブロッコリーのために防虫ネットをはずす
秋になって気温も下がってきていることもあり、雑草もさほど増えていません
雑草は、すべて刈り取らず目立ったところを少し刈るくらいで大丈夫そうです
9月に、白菜、キャベツ、セロリ、茎ブロッコリー(スティックセニョール)が、成長してきています
特に、茎ブロッコリー(スティックセニョール)が上に伸びてきて防虫ネットに使えてきたので、茎ブロッコリーを植えているひと畝は防虫ネットを外しました
白菜やキャベツが虫に食われないか心配ですが、まぁ、仕方ない
太くなったネギを収穫
2019年3月に山添村で自然農法を始めました
一番最初にしたのは、畑にする場所の土壌の表面約15cmとその下約15cmの土を日繰り返して入れ替える「天地返し」です
天地返しの話は、以前のブログに詳しく書いてるのでどうぞ!
→ 奈良県山添村で自然農はじめます!で、天地返しです!
→ 春の奈良山添村で自然農を始めます!第2回の天地返しです(前編)
→ 春の奈良山添村で自然農を始めます!第2回の天地返しです(中編)
→ 春の奈良山添村で自然農を始めます!第2回の天地返しです(後編)
そのときに最初に植えたのが、土壌消毒効果のある「ねぎ」です
お店では、「ねぎま」や「鯨すじねぎ袋」用に毎日たくさんのネギをつかいます
根っこがショロショロっと生えたネギの根元は残ります
これを植えました
もともと直径1cmもなかったネギが、畑で放っておいて、放し飼い(?)にしておいたら、どんどん太く立派になり分げつ(株分かれ)して増えていきました
で、この立派に成長したネギを収穫です
根ごと引き抜くのではなく、根の部分は少し残して刈っていきます
こうやって収穫することで、また、残った根のぶぶんから新しい葉(ネギ)が伸びてきてくれるはず
山添村で、放し飼い(要は放ったらかし ^^;;;)で育った自然農法法のネギです
放し飼いにされること1年半、自分で生き残ったネギだけあって立派です
これらのネギは、お店に持って帰って、ネギ筏(いかだ)の関東煮(かんとだき/おでん)や竹輪に詰めて揚げた酒の肴としてお客さんに召し上がっていただきました
おかげさまで、めっちゃ、好評です
さて、ネギを収穫した後、植えていたキヌサヤエンドウが伸びてきたので、こちらのお世話に掛かるのですが、この話はまた明日!!
関連記事
-
夏の関東煮(かんとだき/おでん)「ねぎとろ団子」も始まりました!
なんか、知らん間に春をすっ飛ばして夏になってきたのか、暑くなってきましたね 私も、5月下旬から、半
-
「鯨たんジャーキー」でけました!お店で食べてね!!
日本一古いおでん屋「たこ梅」です 鯨たんジャーキーを試作 たこ梅は、177年前の創業当時から関東
-
裏庭の自然農法実験圃場にネギを植え直しました
奈良に、研修施設として購入した古民家があります そこには、畑にするのにちょうどいいスペースの土地が
-
「竹の子(タケノコ)」の関東煮(かんとだき/おでん)始まりますよ!
大阪の桜も、だいぶんと散ってきました、、、 まさに、春、真っ盛りですね で、春、、、といえば
-
3月の野菜部in山添村~宇宙人?火星人?みたいなのを植えました!~
毎月1回は、スタッフさんと奈良の山添村に行きます そこで、自然農法の小さな畑をやっています
-
山添村のスギナでスギナ茶をつくろう!!
この前、山添村に「ひとり野菜部」行ったとき、いっぱい生えていたのです! レタスとキャベツを植
-
ぴあMOOK関西「大阪老舗名店~食い倒れの街、自慢の名店ここにあり。~」で、道頓堀 たこ梅本店をご紹介いただきました!
発売されたばかりで、いま、ぴあMOOK関西「大阪老舗名店~食い倒れの街、自慢の名店ここにあり。~」と
-
店主の知らない関東煮・おでん!「トウモロコシ」編!
世の中には、知らない世界、、、があるといいます、、、 でも、たこ梅には、五代目店主(てっちゃん)の
-
コロナで休止していた「北海道」「沖縄」への通販を再開です
新型コロナの影響で、4月から約1ヵ月半、全店舗を休業していました 新型コロナによる緊急事態宣
-
聖護院大根の関東煮(かんとだき/おでん)始まりました!
「まだか?」「そろそろやろ、、、」 常連さまから入るアノ関東煮(かんとだき/おでん)、いよいよ、始