*

春!香り高い旬の「生フキ」の関東煮(かんとだき/おでん)始めます

公開日: 関東煮・おでん, 季節・旬

日本一古いおでん屋「たこ梅」の 雑用係 兼 五代目店主 てっちゃんです

桜の花

桜の花

大阪市内の桜は、散り始めています

春がすすんでいくのを感じます

春を感じる「蕗(ふき)」

春の野菜の中で、香り高いといえばこれでしょう

届いたばかりの旬の蕗(フキ)

届いたばかりの旬の蕗(フキ)

露地栽培の春が旬の蕗(フキ)

水煮や缶詰のフキは年中食べられますが、その独特の鮮烈でさわやかな香りと味わいを楽しみたかったら、旬の生フキしかありません

生の蕗(ふき)を塩もみします

生の蕗(ふき)を塩もみします

届いたばかりの生の蕗(フキ)をまな板の上で塩もみします

こうすることにより、この後で湯がいたときにアクが出やすくなるのと、表面の薄皮とスジをとりやすくなるのです
ちょっとしたひと手間ですが、こういう下処理が美味しいものを食べるには欠かせません

生の蕗(フキ)を茹でてあく抜きします

生の蕗(フキ)を茹でてあく抜きします

生のフキを茹でると、抹茶いろなアクがでてきます

流水にさらしながら手作業で皮とスジを剥きます

流水にさらしながら手作業で皮とスジを剥きます

そして、アクヌキしたフキを流水にさらしながら、薄皮を剥き、スジを一本一本ていねいに手作業で取り除いていきます
こういう細かい作業は、「手」が一番ですね

ヒスイ色に仕上がった旬の生フキ

ヒスイ色に仕上がった旬の生フキ

アクを抜き、薄皮とスジをとったフキは水にさらしておきます
この時点では、本当にきれいなヒスイ色に仕上がっています

今だけ「蕗(ふき)」の関東煮(かんとだき/おでん)

生のフキを手作業で下処理した後、関東煮(かんとだき/おでん)に仕上げていきます

ダシで下炊きしておいて、お客さんの注文が通ったら、関東煮鍋で本だきしてお出しします

蕗(ふき)の関東煮(かんとだき/おでん)です

蕗(ふき)の関東煮(かんとだき/おでん)です

下処理から、関東煮(かんとだき/おでん)として味わっていただくまで、かなりの手間がかかります

でも、生の蕗のフレッシュ、さわやかな味わいと香りを楽しんでもらうためには、どうしてもこれだけの手順が欠かせないのです

たこ梅のお客さま、部員さんには、旬の蕗(ふき)でしか味わえない醍醐味を楽しんでほしいですもんね

春だけのフキの関東煮(かんとだき/おでん)を楽しんで下さいね

The following two tabs change content below.
たこ梅 五代目店主 てっちゃん
大阪の道頓堀で創業180年の「関東煮(おでん)」と「たこ甘露煮」の上かん屋『たこ梅』の雑用係で五代目の てっちゃん(岡田哲生)です さらに百年後も店が続くために取り組んでいる日々の活動を綴ります ところで、ヨガと瞑想を始めました!! おかげさまで、心身ともにエエ感じです

関連記事

聖護院大根とシンちゃん(上原さん)

これが冬の一番人気の関東煮(かんとだき/おでん)「聖護院大根」の実物です!

冬と言えば、おでん、関東煮、、、の季節です たこ梅でも、やっぱり、冬は夏よりも、ずっとたくさんのお

記事を読む

歴史が証明する、味わい深い名店へ 大阪老舗名店100

「歴史が証明する、味わい深い名店へ 大阪老舗名店100」の表紙に道頓堀 たこ梅本店が選ばれました!

今週くらいから、書店に並ぶそうです 「歴史が証明する、味わい深い名店へ 大阪老舗名店100」という

記事を読む

たきあがった「たこの子甘露煮」です

夏だけの超珍味「たこの子 甘露煮」、始めました!

日本一古いおでん屋「たこ梅」の 雑用係 兼 五代目店主 てっちゃんです 今年も、いよいよ、、、

記事を読む

お店は休業中ですが、お客さまへのお葉書を描いています

北海道と沖縄にはチルドの「おでん通販」が届かない!!注文を下さったお客さまにハガキを書こう!

今、コロナで、日本中が、リモートワークや休業、休校、自粛、、、です 家にこもりがちのことも多いです

記事を読む

関東煮(おでん)の美味しい食べ方を作成中

スタッフさんが、より美味しくお取り寄せおでんを食べるためのシートを制作です

日本一古いおでん屋「たこ梅」の 雑用係 兼 五代目店主 てっちゃんです 東京オリンピックも佳境

記事を読む

ぼたんカキが半額?ウソー! いや、ホンマです

「牡丹かき」の関東煮(かんとだき/おでん)、半額でご奉仕ですよ!

それも、大人気のヤツが、、、 「牡丹牡蛎(ぼたんかき)」は、まるで牡丹の華のように大粒! それで

記事を読む

崖っぷちTシャツモデル 左)和田店長 右)島田店長

「崖っぷちTシャツ」が、通販サイトで注文いただけるようになりました!

日本一古いおでん屋「たこ梅」の 雑用係 兼 五代目店主 てっちゃんです 3/7までの休業です

記事を読む

水菜の関東・おでん

ハリハリの「水菜(みずな)」の関東煮(かんとだき/おでん)始まります

冬になると美味しくなる野菜、いろいろあります でも、これが一番じゃないかな、、、 そんな旬の野菜

記事を読む

兵庫県産山田錦100%の純米酒「灘の生一本」

10月の月がわりの酒「灘の生一本 兵庫県産 山田錦100% 純米酒」

日本一古いおでん屋「たこ梅」の 雑用係 兼 五代目店主 てっちゃんです たこ梅は元来「上燗屋」

記事を読む

日経新聞 2021年1月19日 朝刊「飲食店売上高7割減も」

日経新聞に載りました!が、新聞は、もうちょっと楽しいことで載りたいなぁ、、、^^;;;

たび重なる緊急事態宣言、時短営業要請で、創業170年以上で最大の赤字をかかえ崖っぷちの「日本一古いお

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ブログをメールで購読

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

follow us in feedly
創業弘化元年。日本一古いおでん屋と言われるようになりました。 多くの作家や文化人にもご愛顧いただいたお店、鯨のサエズリなどの関東煮、たこの甘露煮、 そして錫の杯で、大切な方と粋な一献いかがですか?










PAGE TOP ↑