学習する組織、行動探求をお店として取り組む中での課題をチェンジ・エージェント社さんへ相談に行ってきました!
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行動探求・メンタルモデル, 成長・発達, 学習する組織
平成20年のリーマン・ショックを機に、たこ梅の売上は下がり続けます
リーマン・ショックを機に学習する組織を目指す
「このままじゃアカン!どうしたらええねん、、、」というときに、学習する組織という考え方に出会い、「これやったら、たこ梅は、きっと百年後もある!」って思って、平成22年4月から学習する組織に取り組み始めました
正直、学習する組織がどういうものか、あまり(というか、いまふりかえるとほとんど)わかっていないまま、「なんか、学習する組織やったらいける気がする!」というほとんどカンで取り組み始めたので、なにをどうしていいかもわかりません、、、
いろいろ探してきては、「なんか、学習する組織に近づくにおいがする!」という、またもやカンのようなものにたよって、会議ファシリテーション、コーチングなんかをとりいれつつ、いろいろやってました
学習する組織の翻訳をされた小田理一郎さんと枝廣純子さんのチェンジ・エージェント社の学習する組織関係のセミナーも受講!!
行動探求(アクション・インクワイアリー)で学習する組織へ!
そして、行動探求(Action Inquiry / アクション・インクワイアリー)が、学習する組織へ近づくひとつの道であると聞いてこれも取り組むことに、、、
行動探求(Action Inquiry / アクション・インクワイアリー)の創始者であるビル・トルバート博士が来日してワークショップを開催されるというので、それにも行ったり、、、
ワークショップの詳しいことは、コチラのブログを見て下さいね!
→ ビル・トルバート博士の行動探求(Action Inquiry)ワークショップに行って来ました!
ワークショップで学んだことをお店で実践するためには、スタッフさんにも行動探求(Action Inquiry / アクション・インクワイアリー)を知ってもらわないといけない、、、
でも、どう取り組んでいいかわからなかったし、行動探求を使う上での疑問や懸念、恐れもありました
それで、チェンジ・エージェント社の小田さんのところに一昨年の2016年8月に相談にいきました
2016年8月にチェンジ・エージェント社さんへうかがったときの話はこちらです!
→ 行動探求の現場での活用についてチェンジエージェントの小田理一郎さんに相談に行ってきました!
その中で、「だったら、入門編をたこ梅さんでやってみたら?」ということになり、行動探求の入門セミナーを作ってもらって、スタッフさん向けにやってもらうことになりました
そして、昨年(2017年)、チェンジ・エージェント社の江口さんに、たこ梅においでいただいて入門編のセミナーをやっていただきました
その入門編のようすは、こんなんです!
→ 行動探求入門セミナー(前編)
→ 行動探求入門セミナー(後編)
この入門編をやっていただいたあとは、これを継続するため、スタッフさんの発案で、毎月、行動探求の「難しい会話のマトリックス(学習経路の6グリッド)」に、全正社員さんが取り組むことになりました
昨年、11月からは、ホールのパートスタッフさんも行動探求に取り組んでいます
学習する組織、行動探求の取り組みの課題を相談にチェンジ・エージェント社さんへ
こうやって、スタッフさんと一緒に取り組んでいる行動探求ですが、やっていると、いろいろ課題も出てきます
例えば、
・発達段階ごとの特徴をどのようにわかりやすく伝えるか?
・行動探求のスタッフさん同士の相互コーチングのスキルアップをするには?
などの課題があります
それで、昨年12月、千歳船橋から浅草橋にひっこされたばかりのチェンジ・エージェント社さんの新オフィスへ相談にいってきました
チェンジ・エージェント社では、小田さん、江口さんと、昨年の入門セミナーからの経過と取り組みを説明
その中で出てきた課題を投げかけて、相談させていただきました
具体的なアドバイスやヒントになりそうな知見をいろいろ教えていただき、わからないところの質問にも快く応えてくださいました
最近話題の「ティール組織」や昨年出版されたロバート・キーガン教授の「なぜ弱さを見せあえる組織が強いのか」を読んでいて気づいたのですが、従来型の組織を越えた組織には、必ず、その組織をささえる(と言っていいと思います)「慣行 / グルーヴ(Groove)」があります
私は、スタッフさんどうしが、「難しい会話のマトリックス(学習経路の6グリッド)」の取り組みでやっている行動の「前提」は何かということを普段の仕事の中で、「○○ってやってる(行動を取った)よね!その前提は何なの?」って普通に利き変えることが、たこ梅の「慣行 / グルーヴ(Groove)」になるのではないか?という仮説を持っていました
これも、そうかもしれません
ただ、今回、チェンジ・エージェント社さんを訪問して、小田さん、江口さんと相談する中で、その前に、既に、取り組んでいることの中から、あることを抽出すれば、強力な「慣行 / グルーヴ(Groove)」になるのではないか?というアイデアをいただきました
実は、それを思うとワクワクするのですが、スタッフさんと一緒に取り組んでいる行動探求(Action Inquiry / アクション・インクワイアリー)ですから、スタッフさんに、あらたな取り組みの可能性についてどう思うか?を聞いてからにしようと思っています
もし、これが、可能になったら、、、(^o^)
チェンジ・エージェント社さん訪問のあとは江口さんと意見交換
チェンジ・エージェント社さんでの相談も終わった後は、江口さんと近くの喫茶店で、学習する組織、行動探求やいま話題の「ティール組織」なんかについて、いろいろ意見を交換させていただきました
って、堅苦しそうですが、まぁ、普通に、ダベりながらいろいろ話していたわけです
江口さんとは、江口さんがチェンジ・エージェント社に入社される前からの友だちで、普段、「江口さん」とは呼んでません
ホントは、潤ちゃんっていってます ^^;;;
で、まぁ、その潤ちゃんとゆっくり話をしていたわけです
喫茶店で気軽に話していると、また、違った角度から物事や課題(と私が認識しているもの)を眺められ、あらたなヒントも得られました
チェンジ・エージェント社訪問の時も含め、ホント、有意義で楽しい時間でした!!
今回、得られたヒントやアイデアをスタッフさんと一緒に、われわれの血肉にかえていきます
さぁ、今日も、楽しくがんばりまーーーーーーーーす!(^o^)v
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