経営者向け「コト売り」チームづくりセミナーに行ってきました!
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NVC, 成長・発達, 学習・研修&セミナー
毎年、たこ梅の研修をお願いしているコトマーケティング協会の代表理事で、マーケティングコンサルタントの松野恵介先生のセミナーがありました
経営者向け「コト売り」チームづくりセミナー
今回は、経営者向けに「コト売り」でのチームづくりセミナーということで、早速、行ってきました!
どんな話しになるのかな?と興味津々で席に着いていると、、、
セミナーの始まりは「ティール組織」から
スタートは、今話題で異例のヒット作となっている「ティール組織」からです
ちなみに、この「ティール組織」という本は、成人の発達理論をベースに、組織の発達を人類の文化史を含め、実際の会社組織の事例を紐解きながらこれからの組織の有り様についてかかれた本です(←というのは私のザッくりとした理解ね!)
それから、このティール組織という本について、簡単ですが以前のブログに書いてるので興味があったら、こちらもご覧下さい
→「ティール組織」(フレデリック・ラルー 著)を購入!
ティール組織から、コトマーケティング、コト売りから、ヒエラルキーを超えた組織(あるいは活動)への進化について語られていました
マツミさんのチームづくりの事例
そして、その事例として、建物の防水や塗装で躍進する茨城にある株式会社マツミさんの宮脇専務が登壇して語られます
宮脇専務は、赤字だったマツミさんにパートの経理スタッフとして入社、営業がアカンで真っ赤っかだったので、営業にチャレンジして1億の仕事を取ってきたりして、正社員となり部長へ、そして、いまは専務として活躍されています
この宮脇専務が、松野先生のコトマーケティングの実践塾に通われ、それを会社で実践することで、会社が変革、、、
今は、社員さんが、楽しそうに働いていらっしゃいますし、アットホームな雰囲気で、「こういう会社で働きたい!」と応募される方も多数、、、ですが、宮脇専務が入社されたときの社員は、誰一人残っていない、、、全員入れ替わっています
これ、悪いことじゃなくて、コトマーケティングを社員さんと推進される中で、マツミさんの使命や価値観が明確となり、それが社員さんに着実に浸透する中で、合う!合わない!がハッキリとして、古い体質の社員さんは合わずに退職され、現在のマツミさんの価値感に共感する人が社員として入社されるということが起きたからです
ホント、スゴイ会社、、、というか、組織になっていると思います
個人智から集団智へ
このセミナーの中で、松野先生がおっしゃっていて、なんで、セミナーの冒頭が「ティール組織」だったのか?
、、、が、マツミさんの事例を聞いていてわかりました
松野先生がおっしゃっていたのですが、これからは、「個人知」から「集団知」へ!ということ
そして、そのマツミさんのBefor, Afterをコンサルとして関与されてきた松野先生が、その変化のプロセスを簡潔に分析されています
その変化のプロセスとは、、、
【マツミさんの変化のプロセス】
「ある」を意識する
コトバにして共に行動する
反応を感じ共有する
人が入れ替わる
判断基準が「人」から「思い」へ
それを受け入れられるかどうか
このスライドを観ながら、私は、
・「ある」を意識する
・反応を感じ共有する
という部分に反応していました
たこ梅での取り組みとの関係からセミナーで気づいたこと
というのも、、、、
いま、たこ梅では、コミュニケーションテクノロジーのひとつとしてNVC(非暴力的コミュニケーション)を導入しようとしています
スタッフさんも、順番に、オンラインでNVCの基礎を学んで行ってくれているんです
たこ梅の学習や取り組みをまとめたこのグラフチャートで言うと右下の方に「NVC」が表示されています
先日、ブログにも書いたので興味のある方はコチラもどうぞ!
→ 学習する組織に向けて活用する3種類のテクノロジーと成人発達理論の勉強
私も、NVCの勉強中で、私が学んでいるひとりのマスターが、「『ある』は『ある』を創り、『ない』は『ない』を生み出す」ということと「感情は怒りにせよ悲しみにせよ、何かのメッセージを伝えようとしているので、まず、感じ切ること」ってよく聞かされていて、わたしも、これを実践しようとチャレンジ中だからです
まだ、ちゃんと理解できてるわけではありませんが、チームづくりに「『ある』を意識する」「反応を感じ共有する」ということにヒントがあるように思っています
うん、このあたり、実際に実践したり、チャレンジしながら探求していきます!!
今日も、楽しくがんばりまーーーーーーす!!(^o^)
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