*

学習する組織に向けて活用する3種類のテクノロジーと成人発達理論の勉強

今年のホワイト企業大賞で「学習する組織経営賞」という特別賞をいただきました

ホワイト企業大賞特別賞「学習する組織経営賞」を受賞です

ホワイト企業大賞特別賞「学習する組織経営賞」を受賞です

このときの話は、こちらのブログをご覧下さいね
→ ホワイト企業大賞の特別賞「学習する組織経営賞」をいただきました!

某アワードへエントリーすることに!

そうしたら、某アワードより「エントリーしませんか?」ってお誘いをいただいたんです
このアワードは、「人・組織から、会社を変える。社会を変える。」ことを標榜されています

ブログでしつこいように書いていますが、平成20年のリーマンショックから売上(たこ梅では「買上」といってます)が下がり始めたことがきっかけで、「学習する組織を創ろう!」って決めて、平成22年4月から、ずっと取り組んでいます

学習する組織を創る意味も、私にとって、初めは、単に不況やリーマンショックみたいなの、地震なんかが起こっても店が存続するためでした
それが、だんだん、意味が深くなったり広がったりして、働きやすい職場・働きがいのある店を創る!ってことを考えるようになり、今は、その先の景色を出現させよう!と取り組んでいます

某アワードへの説明用資料と添付資料「たこ梅の学習する組織への歩み」

某アワードへの説明用資料と添付資料「たこ梅の学習する組織への歩み」

ですので、このアワードにエントリーすることを決めて、そのための資料として、提出が必須の「説明資料」と補足のための添付資料として「たこ梅の学習する組織への歩み」を作成していました
そうすると、この資料作成の中、特に「たこ梅の学習する組織への歩み」を書いているとき、われわれが、これまでやってきた取り組み、実践事例、研修、学びなどが、私の中で整理されていきました

たこ梅で学習する組織に向けて活用する3種類のテクノロジー

たこ梅では、学習する組織を構築する、、、それも、現場の実践を通じて創ることを大切にしています
それで、コトマーケティング、ワクワク系マーケティング、ランチェスター戦略、会議ファシリテーション、人事評価制度、コーチング、MQ会計、行動探求、NVCなどを組み合わせて活用して今日にいたります

これらのテクノロジーは、その時々、学習する組織であるためには?いま、現場が必要としていることは?と考え、順次、追加されてきました
ただ、あらためて、ふりかえってみると、この順番にも必然性、意味があったし、OS的なもの、ベーステクノロジー的なもの、アプリケーションテクノロジー的なものに分けられることに気づきました

売上推移とテクノロジーの関係

それで、各々を我々が創ろうとしている我々の学習する組織におけるOS(オペレーティングシステム/基盤)に当たるもの、ベーステクノロジーにあたるもの、アプリケーションテクノロジーにあたるものとして、3種類(3段階)に分けて捉え、整理したんです
(ただ、これは、われわれが活用しやすいように便宜的にわけているもので、各々のテクノロジーは、OS的な機能やベース的機能、アプリケーション的機能をさまざまな深さで保有されています)

・OS(オペレーティングシステム/基盤)に当たるもの
- 行動探求(Action Inquiry/成人の発達理論)
- NVC(非暴力的コミュニケーション)

・ベーステクノロジーにあたるもの
- 会議ファシリテーション
- 人事評価制度
- コーチング
- MQ会計

・アプリケーションテクノロジーにあたるもの
- 価値を伝えるPOP(コトマーケティング)
- ランチェスター戦略
- ワクワク系マーケティング

成人発達理論と組織の発達の勉強

これらのテクノロジーを上述の3種類(3段階)に整理していて、今、一番、自分自身が気になっているのが、「発達」ということに気づきました
個人もそうだし、組織としての発達もそうです

「奇跡の経営」(リカルド・セムラー 著)

「奇跡の経営」(リカルド・セムラー 著)

いま、ちょうど呼んでいるセムコ社のリカルド・セムラーさんが書かれた「奇跡の経営」を読んでいて、ついつい、成人発達理論の視点で眺めている自分にも気づいています

「なぜ部下とうまくいかないのか」「成人発達理論による能力の成長」(加藤洋平 著)、「なぜ弱さを見せあえる組織が強いのか」(ロバート・キーガン、リサ・ラスコウ・レイヒー 著)、「ティール組織」(フレデリック・ラルー 著)

「なぜ部下とうまくいかないのか」「成人発達理論による能力の成長」(加藤洋平 著)、「なぜ弱さを見せあえる組織が強いのか」(ロバート・キーガン、リサ・ラスコウ・レイヒー 著)、「ティール組織」(フレデリック・ラルー 著)

それで、また、成人発達理論関係の本を流し読みになるとは思いますが、ちょっと、勉強し直そう、、、って思っています

このときにつかおうと思っているのが、
・「なぜ部下とうまくいかないのか」(加藤洋平 著)
・「成人発達理論による能力の成長」(加藤洋平 著)
・「なぜ弱さを見せあえる組織が強いのか」(ロバート・キーガン、リサ・ラスコウ・レイヒー 著)
・「ティール組織」(フレデリック・ラルー 著)
の4冊です

この4冊を読み直しながら、たこ梅の学習する組織構築への取り組みを眺め直してみようと思います
まぁ、これ、夏休みの宿題?(笑)

、、、って、私、夏休みなかった、、、、^^;;;

関連記事

Natural Organizations Labの吉原史郎さん、吉原優子さんにホラクラシーの話をうかがっています

自然農法から学ぶティール組織開発を日本初のホラクラシー・ワン認定ファシリテーターの吉原史郎さんに話を聞いてきました!

先週、兵庫県伊丹市へ、自然農法とティール組織の話を聞きに行ってきました なんで、自然農法とティール

記事を読む

パウル・ティリッヒとジャック・エリュールの神学関係著書

神学関係の書籍を購入(パウル・ティリッヒとジャック・エリュール)した理由

日本一古いおでん屋「たこ梅」の 雑用係 兼 五代目店主 てっちゃんです 「学習する組織」(ピ

記事を読む

KAIKA Awards 2018「KAIKA賞」を授与されました

KAIKA Awards 2018「KAIKA賞」をいただきました!

2月20日、「ちょっと、おいで!」と呼ばれたので東京に行ってました KAIKA Awards 20

記事を読む

チェンジ・エージェント社の江口さんとミーティング

行動探求(Action Inquiry)を起点に人事評価まで、チェンジ・エージェント社の江口さんとミーティング!

東京でNVC(非暴力的コミュニケーション)関連のリーダーシップ研修だったんですが、その合間に、会社と

記事を読む

プロセスワーク入門ー歩くことで創られる道ー(ジュリー・ダイアモンド&リー・スパーク・ジョーンズ 著)

「プロセスワーク入門 歩くことで創られる道」(ジュリー・ダイアモンド&リー・スパーク・ジョーンズ 著)がようやく届きました!

量子物理学者であり、ユング派の心理療法士でもあったアーノルド・ミンデルさんが、自らの体験の中から気づ

記事を読む

「教えないから人が育つ」横田英樹毅のリーダー学(天外伺朗 著)

「教えないから人が育つ」横田英樹毅のリーダー学(天外伺朗 著)を購入!

私、社会人になったときはメーカーに就職して、いわゆるサラリーマンを10年やってました そして、実家

記事を読む

「利益が見える戦略MQ会計」(西順一郎 編著、宇野寛/米津晋次 著)

会計データをスタッフさんがMQ会計で見られるようにしよう!とあーじゃこーじゃやってます

4月の店長会議で、お店の損益をスタッフさんに公開したという話を以前のブログに書きました → 4月の

記事を読む

新しい医療のかたち「いのちは のちの いのちへ」(青本)、ひとのこころ と からだ「いのちを 呼びさますもの」(赤本) 稲葉敏郎 著

ひとのこころ と からだ「いのちを 呼びさますもの」稲葉敏郎 著 も買ってしまった

日本一古いおでん屋「たこ梅」の 雑用係 兼 五代目店主 てっちゃんです 昨年12月から、共感コ

記事を読む

組織開発と組織発達のFBでの書き込み

「組織開発というより、組織発達なのでは?」と思うのです

2017年に「ティール組織」という本が発売されると、このティール組織はブームにもなりました

記事を読む

松野先生、阪田さんと5月の社内研修の打合せ

5月の社内研修をコトマーケティング協会代表理事の松野先生と打合せです

5月17日は、全店休業して「POPで楽しく価値を伝える研修♪2018」の第1回です ちなみに、2回

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


ブログをメールで購読

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

23人の購読者に加わりましょう
follow us in feedly
創業弘化元年。日本一古いおでん屋と言われるようになりました。 多くの作家や文化人にもご愛顧いただいたお店、鯨のサエズリなどの関東煮、たこの甘露煮、 そして錫の杯で、大切な方と粋な一献いかがですか?










PAGE TOP ↑