ホワイト企業大賞の特別賞「学習する組織経営賞」をいただきました!
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学習・研修&セミナー, 学習する組織, 働く環境
昨日、1月21日は、東京の浜松町にあるメルパルクホテルで、「第4回ホワイト企業大賞」の発表がありました
ホワイト企業大賞って何?って思われるかも、、、
そうですよね
ブラック企業ということばは、この数年、残念ながらメジャーになってきましたが、ホワイト企業って聞かないですもんね
「ホワイト企業」とは?
ホワイト企業大賞さんの公式サイトによると、こういうものです
ホワイト企業という言葉が、最近使われるようになってきた。これはブラック企業の対極にあるということだろう。「ブラック企業」とは、セクハラ、パワハラ、過酷な労働、劣悪な作業環境、給料や残業代の未払いなど、社員の幸せをかえりみない経営をしている企業、あるいは公害の垂れ流しや公序良俗に反するような反社会的な企業をさす。昔は、「女工哀史」、「蟹工船」、「公害」などに象徴されるブラック企業が多かったが、時代とともに法律がその存在を許さなくなってきている。にもかかわらず、いまだにブラック企業が話題になっている。
一方、経営者の徳が高く、社員思いで、ホワイト企業と呼べるような企業も、昔から存在した。不思議なことに、一般にブラック企業より、ホワイト企業の方が業績は良い。社員を犠牲にして利益を追求しているブラック企業よりも、社員の幸せを大切にしているホワイト企業の方が、利益はあがっているのだ。おそらく、合理的に利益を追求するよりも、社員の人間性や「やる気」を尊重するほうが、企業の業績や成長に貢献するという事だろう。
とすれば、ホワイト企業の数が増えれば、幸せな人が増え、社会はより良い方向へ進化し、おまけに企業の業績もあがり、経済も活性化し、国力も増し、良いことずくめになる。
日本の社会にホワイト企業がどんどん増えてほしい、という願いを込めて、ここに「ホワイト企業大賞」を設ける。ここでは「ホワイト企業」の定義を、下記のように簡潔に定める。
ホワイト企業 = 社員の幸せと働きがい、社会への貢献を大切にしている企業
以下、詳細を記す。
「ホワイト企業大賞」ならびに、それに付随する賞(年によって異なる)を、年一回選定し公表、表彰する。
有識者からなる「ホワイト企業大賞」企画委員会を設置する。受賞候補の募集と絞り込み、受賞企業の選定など、一連の業務をこの委員会が担う。
受賞候補は、規模の大小、業種、などは一切問わない。また、必ずしも企業に限定されることなく、役所、NGO,NPO、任意団体も含まれる。ただし、主たる設置場所が日本国内であることが条件。推薦は自薦他薦など自由。ホワイト企業大賞 企画委員長
天外伺朗
そして、ホワイト企業大賞へのエントリー企業や組織は、ホワイト企業指数を測定するのアンケート実施し、どんな企業・組織であり、どんな取り組みをしているかの企業プロフィールというレポートを提出します
その後、ホワイト企業の選定員さんのどなたかが、実際に会社にインタビューにおいでになります
たこ梅にも、秋頃に、審査委員のおひとりである株式会社原田教育研究所 代表取締役社長の原田隆史さんがいらっしゃいました
その時は、うちのスタッフさん数名と私に合計3-4時間のインタビューと職場訪問をされました
そういうわけで、ホワイト企業指数、レポート、会社・組織インタビューで、ホワイト企業大賞や各賞を決められるのですが、この第4回ホワイト企業大賞発表の日、委員長である天外伺朗さんの開会の挨拶をきいて、印象的だったことがあります
それは、ホワイト企業大賞を決めるに当たって、基準はない!ということ
基準を決めると、それがゴールとなって、それ以上なくなるという趣旨のことをはなしておられたことです
まぁ、こういう、ホワイト企業大賞に、ホワイト企業大賞なので、、、というわけではありませんが、ホワイティうめだ たこ梅 東店の多比羅さの行ってきました
第4回ホワイト企業大賞 特別賞「学習する組織経営賞」をいただきました!
今回、たこ梅も、初めて、このホワイト企業大賞にエントリーしました
そしたら、、、
特別賞をいただきました!!
特別賞には、受賞企業ごとに、選定理由にちなんだ賞名がつけられます
たこ梅がいただいた特別賞は、「学習する組織経営賞」です
平成20年のリーマンショック後、売上が下がり続け、これではダメだ!どうしたらいいんだ!!ともがくなかで出会ったピーター・センゲの「学習する組織」という考え方に出会い、平成22年4月に「学習する組織にする!」と決めて、8年近くがたちました
そして、今回、「学習する組織経営賞」という特別賞をいただいて、すごく嬉しいのと同時に、私にからは、到底、「学習する組織」になっているようには見えていなくて、「学習する組織経営」という名称は、あまりに大それた身分不相応の感じがして、お尻がこそばいような「こんな(名称のついた特別賞)のもらっていいの?」という気持ちが入り混じっています
受賞時の天外伺朗委員長からいただいた表彰理由には、
たこ梅は創業170年の関東煮(おでん)屋さんです。岡田社長は社員教育にとても熱心であり、多くの学びを自ら習得し、社員に提供しています。リーマンショック後、上意下達のマネジメントから「どうすれば人はイキイキとすすんで働くか?」「人にすすめたくなるお店になるためにはどうすればいいか?」など、店舗経営にかかわる根幹を働く人達が考え、実行する仕組み作りに挑戦しました。現在は、新しい取り組みや提案は社員に任されており、チャレンジできる社風も育ってきました。また、最近では、たこ梅の研修や教育を受けたいために入社する若者も現れました。伝統の味を厳しく守りながらも、社員自らが学習し、成長する組織作りをめざすたこ梅の経営は、飲食業界に新しいスタイルを生み出し、新鮮な風を吹かせ続けています。
とありました
こう言っていただいたとき、ホワイト企業大賞選考委員の皆さんが、なにかしら、たこ梅に学習する組織の一端でも感じられる、あるいは、そこを目指して突き進んでいって下さい!という応援の気持ちを込めてこの賞を贈って下さったのであろうと思い、これからも、たこ梅のスタッフさんと一緒に学習する組織の道を進んでいきたいと思います
懐かしい人にも会いました!
今回、たこ梅 東店の多比羅さんとホワイト企業大賞に参加したのですが、思わぬ懐かしい人とお会いしました
この人、、、
第4回ホワイト企業大賞を受賞された「株式会社 森へ」の山田博社長です
山田社長、、、お会いしたときは「ひろしさん」って呼ぶし、ひろしさんも「てっちゃん」なのですが、どういう関係かというと、、、
私が、学習する組織をつくろう!と目指して2,3年たった頃だったと思います
学習する組織の関連で、私のブログでもちょくちょく登場するロバート・K・グリーンリーフのサーバントリーダーシップという考え方に出会い、「学習する組織のリーダーは、きっと、サーバントリーダーシップを発揮しているに違いない!」って思ったんです
そして、また、いろいろ調べてたら「コーチングは、なんとなく、サーバントリーダーシップに近い感じがする、、、」と思いCTIさんのコー・アクティブコーチングを学ぶことにしました
このコー・アクティブコーチングでは、基礎コース、応用コース(フルフィルメント、バランス、プロセス、シナジーの4コース)、上級コース(プロコーチ資格の取得)を自分が必要なところまで順番に受けてくようになっています
この応用コースの最後であるシナジーコースを受講したときリードしてくれたのが、ひろしさんと りょうこさんでした
学習する組織を目指して学んだコーチングのコースリーダーであるひろしさんと、ホワイト企業大賞の場で、5年ぶりに再会しました
ほんと、懐かしかったし、このホワイト企業大賞の場で再会できた偶然が、なんか、とっても嬉しかった!
ひろしさんとこの場で会えたことが、私には、一番の賞品でした!!
新幹線でふりかえりながら大阪へ
ひろしさんとの再開という思わぬ副賞ももらいましたが、19時半に懇親会も終了したら、多比羅さんと、脱兎のごとく品川へ!!
そう、大阪へ日帰りです
というのも、翌日、、、つまり今日ですが、多比羅さん、安藤さん(本店)と、「脱人材不足 自発的な人材を集める採用術セミナー」に終日参加するから!
うちのスタッフさんたち、日々の仕事もあるのに、東京行ったり、翌日にセミナー受けたり、ほんま、タイヘンです(笑)
さて、帰りの新幹線では、、、
この日のホワイト企業大賞に行ってみてどうだったか?ということをお互いに、気づいたことを出してふりかえります
ふりかえっていると、それが、自然と日々の仕事や取り組みにつながって、結局、2時間半、ホワイト企業やたこ梅のでの取り組み、課題なんかをずーーーっと話していました
帰りの新幹線も、ホワイト企業大賞発表会の時間に負けず劣らず有意義な時間でしたよ!!
さて、今日は、先に書いたとおり、
たこ梅で、一緒に楽しく働ける人に出会えるように、本店の安藤さん、東店の多比羅さんと一緒に「脱人材不足 自発的な人材を集める採用術セミナー」に行って、しっかりと学んできます!!
では、行ってきまーーーーーーーーーーーす!!(^o^)v
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