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事務所スタッフさんの評価項目は事務所スタッフさんがつくります

2008年9月15日のいわゆるリーマンショックを機に、売上だ!利益だ!という経営に対する考え方が私の中で崩壊しました
でも、どうすればいいかわからなかった、、、

「学習する組織」と「成長のための人事評価制度」

その1年半後、ピーター・センゲの提唱する「学習する組織」という考え方に出会い「これなら百年後もある!」と、それいらい学習する組織の構築を目指して取り組んでいます

「学習する組織」(ピーター・M・センゲ著)

「学習する組織」(ピーター・M・センゲ著)

その中のひとつとして、スタッフさんの成長のための人事評価制度をつくることに決めたのが、2011年に入った頃です
初めに正社員さんの人事評価制度構築に取りかかりました

4月の人事評価者会議です

4月の人事評価者会議です

現場のスタッフさんが、評価項目のすべてを自分たちで考えてつくりました
わたしは、ただひとつ「評価が高くなればお客さんが喜んでリピートしたくなる項目にして下さい」とお願いしただけです

今では、自分たちで評価し成長のためのフィードバックをするようになっています
われわれの人事評価制度の根幹は、
・今、自分がどの段階にいるのか?
・次のステージに進むには何を身につければいいのか?
が明確に分かり、その分かった項目が具体的に行動できるものであることです

そして、正社員さんのあとは、ホールのパートスタッフさん、そして、仕込みのパートスタッフさんの人事評価制度を現場のスタッフさんが自分たちでつくってきました

事務所スタッフさんの人事評価制度構築

今は、事務所スタッフさんの人事評価制度構築にとりかかっています

この前、事務所の仕事をまず、どのような分類できるかを考えました

事務所の仕事を分類します

事務所の仕事を分類します

このときの話はこちらのブログを見て下さいね
→ 事務所スタッフさんの人事評価制度をつくります

仕事を分類する

その後、実際の仕事の項目をすべて付箋に書き出しました
それらが、どの分類に入るかを分けていきました

自分たちで評価項目を分類

自分たちで評価項目を分類

今回は、「お金」「ひと」「お店サポート」「FUN倶楽部」「通販」「事務所」の6つに分類します

仕事をランク分けする

同時に、これらをいくつかの等級(ランク)に分けていきます

たこ梅では、職種によって3-5のランクに分けます
ただ、事務所の仕事が何段階に分けられるか今のところ分かりません

事務所スタッフさんに明確にわかるのは、新人さんが来た時に、研修期間内に「ここまではやってほしい!」という基礎的仕事(1級)とそれ以上のランクの仕事という分類です
それ以上に分類される仕事は、2級レベルかもしれないし3級レベルかもしれませんし、あるいは、それ以上かも、、、

ただ、1級に属する仕事が今のところ多そうだったので、このように1級とそれ以上の2分類にすることになりました

事務所スタッフさんの評価の基本項目が出来ました

事務所スタッフさんの評価の基本項目が出来ました

この作業に入る前に、事務所スタッフさんが、すべての仕事を付箋にかきだしてくれていたので、ここまでの作業が、わずか1時間半で完了しました!!

付箋に書き出された仕事は、結構、細かいものから大ぐくりのものまであるので、次は、分類、ランク分けした仕事をある程度グルーピングしていきます
そして、テスト運用に入る予定です

6月中には、テスト運用ですが稼働できそうです!!

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創業弘化元年。日本一古いおでん屋と言われるようになりました。 多くの作家や文化人にもご愛顧いただいたお店、鯨のサエズリなどの関東煮、たこの甘露煮、 そして錫の杯で、大切な方と粋な一献いかがですか?










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