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事務所スタッフさんの人事評価制度をつくります

私がたこ梅を継いだのが平成13年です
そのとき、特に人事評価なんてありませんでした
お給料は、「あの人頑張ってるなぁ」「今年は業績よかったなぁ」なんてことで、いわゆる経営者が鉛筆なめなめ決めるというスタイルでした

人事評価制度は「成長」のために存在する

これが悪いわけでも良いわけでもありませんが、スタッフさんの成長というところに視点を移すと、なんらかの仕組みがあった方がいいように思います

そして、今から9年前、
・自分が仕事における成長のどの段階にいるのか?
・次のステップに行くには何を身につけたらいいのか?
が(スタッフさんの)誰にでもわかるようにして「成長」をサポートするための人事評価制度をつくることにしました

このときのキモは、「自分たちで創る」です
人事評価項目は、すべて、現場の社員さんたちが自分でつくっています
私はというと、「その評価項目で高い評価を取れば取るほど、お客さまが喜んでリピートしたくなるようにしてね!」というオーダーをしただけです
あとは、おまかせしたので

それから、運用を始めて2,3年くらいたったときに、給与の改定や賞与に「も」活用するようになりました
人事評価制度の目的は成長のサポートであって、給与や賞与を決めるためにあるのではないので、、、

正社員さんの人事評価制度がある程度こなれてきてから、次ぎにホールのパートスタッフさん、その後は、仕込みのパートスタッフさんの人事評価制度をつくってきました

事務所スタッフさんの人事評価制度を創る

そして、今回、事務所スタッフさんの人事評価制度をつくることにしました

まず、その目的、意図をスタッフさんと共有してから、評価項目の作成にとりかかります

ただ、今回、これまでのかなり異なることがあります
それは、まず、お店の正社員さんの評価項目が最初に出来ました
その次ぎに、ホールパートさん、仕込みパートさんの人事評価制度に取り組んで来たのですが、いずれも、正社員さんの人事評価項目と重なる部分も多いので、正社員さんのそれをベースに改良することで、基本、対応できました

ですが、事務所のスタッフさんの仕事は、経理や労務、総務など、お店と仕事内容がほとんど重複しません
ですから、正社員さんの項目を活用することが事実上できないのです

それで、、、

事務所の新人教育項目表とホールさんの資格等級表

事務所の新人教育項目表とホールさんの資格等級表

すでにある新人さんの教育項目表を活用することにしました
この新人教育項目表にのっている項目が、事務所での仕事の項目です
これらを資格等級表にあてはめていくとどうなるか?というやり方で考えて行くことにしました

事務所の仕事を分類します

事務所の仕事を分類します

実際には、たくさんある項目が、いくつかのカテゴリーに分かれるだろうと考えて、まず、大枠のカテゴリーわけを行います

そして、「お金」「ひと」「お店サポート」「FUN倶楽部」「通販」の5カテゴリーに分類できることがわかりました

事務所の仕事の等級の考え方(案)

事務所の仕事の等級の考え方(案)

今回は、ここまでで、次回、新人教育項目表の項目をすべてポストイットに書き出して、この5つのカテゴリーと5段階の等級のマトリックスに貼りつけていってみようと思います

これで、事務所スタッフさんの資格等級表のベースができていくと思います
まぁ、やってみないとわからないので、事務所スタッフさんといっしょに、まず、やってみます!
どうなるかなぁ、、、と、ちょっと楽しみ!!

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創業弘化元年。日本一古いおでん屋と言われるようになりました。 多くの作家や文化人にもご愛顧いただいたお店、鯨のサエズリなどの関東煮、たこの甘露煮、 そして錫の杯で、大切な方と粋な一献いかがですか?










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