「CSVで考える企業経営」(水上武彦 著)を読んでみた!
情報工学博士である小坂裕司先生が提唱するワクワク系マーケティング、、、っていうのがあります
たこ梅でも、スタッフさんと一緒に取り組んでいます
その先輩実践者のアパレル関係の方が、マイケル・ポーター博士のCSV(Creatine Shared Value)という考え方をつかって、行政、地域を巻き込んで取り組んでいらっしゃいます
わたし、CSVって知らなかったんですが、「CSVで考える企業経営」があるよ!って、ワクワク系マーケティングのコミュニティーでおっしゃってたんですね
で、内容、よくわかりませんが、とりあえず買おう!と思いました
「CSVで考える企業経営」(水上武彦 著)を購入する
ただ、この本、一般の書店では売っていなくて、商工中金経済研究所というところで申し込んで取り寄せになるようなのです
まぁ、とにかく買おう、、、ってことで調べたら、商工中金経済研究所の公式サイトの中にある「出版物の購読、広告掲載のご案内」というページから申し込むと言うことがわかりました
このページにある「商工ビジネスデータバックナンバーお申し込み」というPDFファイルをプリントアウトして申し込みます
ちなみに、このPDFファイルのバックナンバー331が「CSVで考える企業経営」です
まぁ、そんなこんなで、ちょっと苦労しながらも申し込んだら、あたりまえですが、届きました!!
で、買ったのが確か1年くらい前、、、そう、そのまんま、積ん読でした、、、
が、とうとう、読むことに決めました!!
100ページほどの小冊子なので、読むのにむちゃくちゃ時間はかかりません
仕事合間で休憩している時間に読んでいきました
で、よんでみてどうだったか、、、
「CSVで考える企業経営」を読んでみて
基本的なことなのですが、「そもそも、CSVって何なの?」って人(←私ね)なので、CSVは「企業価値と社会価値を両立させるもの」であるということを知りました
そして、このCSVには、大きく次の3つあることを知りました
・製品・サービスのCSV・・・・・社会問題を解決する製品・サービスの提供
・バリューチェーンのCSV・・・・バリューチェーンの競争力強化と社会への貢献の両立
・ビジネス環境のCSV・・・・・・事業展開地域での競争基盤強化と地域への貢献の両立
この本では、このCSVについて12講にわけて語られています
「CSVで考える企業経営」目次
第1講)CSVとは何か 時代の変化とCSVの誕生
第2講)製品・サービスのCSV 基本コンセプトと事例
第3講)バリューチェーンのCSV 基本コンセプトと事例
第4講)ビジネス環境のCSV 基本コンセプトと事例
第5講)CSVの変遷と世界の最新動向
第6講)マーケティング・イノベーションの進化とCSV
第7講)農業と教育、そして金融分野のCSV
第8講)CSVを推進する三つの人材像
第9講)CSVにおける企業価値と社会価値の成果測定
第10講)CSVで経営課題を解決する
第11講)三つのCSVの組合わせで市場を創造する
第12講)社会の未来を事業で創るCSV
むすびにかえて
CSVについて、何も知らない私が読んでみて、CSVって、社会性という視点を持って、製品やサービス、バリューチェーン、ビジネス環境を見てみるものであり、それも社会性だけに力点をおくのではなく、企業の営利活動と両立というより相乗的に働くような部分ややり方を見つけていくものなのかな?と思っています
社会性と企業の利益というより企業の目的が結びつくことで、新たな市場が出現することのように捉えています
この100ページほどの「CSVで考える企業経営」を読んでも、まだまだ、理解できていない部分が多いのですが、まず、読むというか、さわってみないと、始まらないので、1冊読みました
社会性をビジネスに取り込む、、、というか、統合するのかもしれませんが、面白い!興味深い!視点なので、これからも、少しずつ学んでいこうと思います
さぁ、きょうも、がんばろーーーーーーーーーっと!!(^o^)v
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