2021年も「行動探求」セッションを始めます
行動探求(Action Inquiry)とは
日本一古いおでん屋「たこ梅」では、お店として、2017年から行動探求(Action Inquiry)に取り組んでいます
めっちゃ、ざっくりいうと、ビル・トルバート博士の成人発達理論にもとづく、出来事を不都合、不愉快なものとして受け取るのは、自分の中にどのような枠組み・前提があるのに気づき、新たな枠組みを構築することでそれを突破していくものです
そして、個人としては、成長・発達が進みます
もちろん、主体性、リーダーシップが育まれます
この行動探求の中では、2次ループ、3次ループの学習がおこり、組織としては、学習する組織の構築がすすみます
行動探求(Action Inquiry)の正確なこと、詳しいことは、こちらの本を読んでね
行動探求(Action Inquiry)セッション
2017年4月から、毎月、スタッフさんと行動探求セッションにとりくんでいます
この新年も、1月4日から、行動探求セッションをスタート
スタッフさんは、不愉快だった出来事、不都合な出来事の時の会話をもってきます
それを「難しい会話のマトリックス」と呼んでいるシートを使って、紐解いていきます
昨日は2人のスタッフさんと行動探求セッションをしましたが、2,3年前と違うのは、枠組みを見つけるのが早くなったことと、そのあと、枠組みからの眺めである「解釈」と「事実」(起きたこと)を分けられ、それを事実として受け取れるようになったこと
一見簡単なことのようですが、実際にやってみると、解釈と事実を分けると、頭ではわかります
ただ、必ず、たいがい言う言葉があります
それは、「でもね、、、」なんです
事実を受け入れられないのです
時分では無く、相手、世間の「せい」なのです
これが、2,3年続けていると、「そっか、そうだよね、、、」となって、事実を事実として受け取り、受け入れられるようになっていきます
うちのスタッフさんも、私も、少しずつですが、進化しているようです
さて、コロナで受け入れがたい「現実」が多々発生しています
※現実:事実に対し主観を含んだものを現実と呼んでいます
この現実を紐解き、ありのままの事実を眺めて取り組んでいくようがんばります!


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