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お金について夫婦で対話したことを覚書で書いておきます

日本一古いおでん屋「たこ梅」の 雑用係 兼 五代目店主 てっちゃんです

お金って何だろう?

最近、私が、お金というモノについて考えているという話を書きました
→ お金への不安や恐れっていったい???

そこでは、今、私の考える/とらえてる「お金」とはこういうものだと紹介しています

【今のてっちゃんにとっての/の考える「お金」とは】
・色んなものと交換できる万能に近いもの
・あると安心するもの(どのくらいあると安心かがイマイチ不明)
・ないと不安をかき立てるもの
・知らない人ともお金を介して商品を交換できる便利なもの
・モノやサービスの(ひとつの)価値尺度
・貧富の格差をつくるもの
・資本主義を生み出したもの
・痛まず、腐らず、場所をとらずに貯められるもの

お金の不安と恐れから自由になる!(由佐美加子 著)を購入

お金の不安と恐れから自由になる!(由佐美加子 著)を購入

そのあと、うちの奥さんと車で出かけているとき、うちの奥さんが「この前、お金の本買ったみたいだけど、なんか考えてるの?」と尋ねられ、そこから、お互いに考えるお金とはどういうもので、社会や歴史にどういう影響をあたえるのかという対話につながりました(ふだん、夫婦で、こんな抽象的な対話ばっかりやってるわけじゃありませんよ ^^;;; )
※ちなみにこの前買った本というのは、「お金の不安と恐れから自由になる!」(由佐美加子 著)です

お金、money、Geld、argent、pecunia

お金、money、Geld、argent、pecunia

そこでのお金についての対話から浮かんできたもの、気づいたことを覚書で書いておこうと思います

<お金の性質>

お金は、いろんなものと交換出来て便利と同時に蓄積でる、貯められる
お金は、いろんなものと交換できると、文明社会のほぼ全員が認識しているため大きな影響力を持っていて、権力と結びつくし、権力の大きな要因としても機能する
するとよりお金をより集めよう(稼ごう)とする

また、産業革命と同時に興った資本主義において、よりお金のあるところにお金が集まりやすい、お金が集積されやすい性質をもつようになっているように見える

<お金と恐れ>

お金があると何でもできると思うと、お金がないと何もできない、生きていけないという恐れをいだく
お金がないと生きていけないという大きな背景には、なんらかの職業でお金を稼ぐという前提がある
そして、ひとつの職業で稼ぐとするとその職業が無くなる(仕事そのものが存在しなくなる場合もあれば解雇などもある)とお金が稼げなる(=生活できない/生きていけない)という恐れをもつ

<資本主義と限界>

特に産業革命以降の資本主義では、現在の学校の元は歴史的に、産業界に均質な働き手を供給する/文字が読め計算ができて命令が実行できる兵隊を供給する機能が大きく、今も、その傾向を大きく持っている
そして、産業界、軍隊への兵員供給は、国を富ませ、それが産業界、軍事力を成長させまた、国を富ませるという自己強化ループが働く
そのため、資源学徳が必要となり、軍事的侵略、経済的侵略が拡大する傾向にある
これが、日本でいえば、高度成長期まではそうであってもそれなりにうまくいっていた
その前提は、世界が無限であったから

いま、グローバル化で世界は相対的に狭くなり、有限になり、各国や民族、企業、組織の間で資源や収益のの取り合いを基本として衝突が起きる
GAFAに代表される企業をみると、これまでになかったクリエイティブな商品やサービスを世の中にだすことで文明の進歩に寄与しているものの、そのグローバル性を活用して租税回避にはしるなど、富を偏在させる、つまり貧富の差の拡大を意図せず促進することになってしまっている

<人類の成功と個人の幸せ>

人類は生物ですよね
生物の戦略において成功を考えると数が増えること
そういう意味では77億人に達した人類は、生物的に成功していると思います
ただ、その成功、つまり人口が増え続けた結果、資源の取り合いになり個人では不幸も増えるでしょうし、不幸な人口もふえるかもしれません
それでも、生物としての人類としては、不幸な人口であっても増えれば成功なんでしょう
生物種としての成功、全体の成功と個人の幸せは一致しないのだろうと思います

<お金と幸せ、これからの社会>

お金が生まれたことで、文明の発達が促進され、確かに、100年前なら死んだ病気では死ななくなっている
行けなかったような遠くにもより簡単に、より多くの人が行けるようになっている

ネイティブアメリカンやアボリジニの中の賢明な部族においては、300年、400年以上前、確かに、今なら薬で治る病気で亡くなったかもしれないが、それを受け入れられる知恵があったらしいし、おそらく仏陀の教えにおいてもそうなんだろうと思う

今必要なのは、お金をより稼ぐことではなく、起こることを受け入れられることなんだろうと思う
そのためには、自分、そして、相手のことを深く理解することが必要だろうと思う
そうであるためには、まず、自分に余裕、スペースが必要なんだろうと思う

現在主流のひとつの仕事に就くのではなく、2つ、3つの仕事を持つとかすれば、一つの仕事がなくなっても、めちゃくちゃあわてなくてもいいし、2つ、3つの仕事があることで、また、別こともできるだろうと余裕も持てる

また、今の社会は極めて分業社会だが、各家族が、プランターでも庭でも菜園をもって、野菜や果物、芋や穀物を栽培したら、生きる上での根本となる食料についても、気持ちの上でかもしれないがスペース、余裕が持てる

ひょっとしたら、こういうことがこれからの社会で必要になってくるんじゃないだろうか

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「お金」については、今、こんな風に捉えていますが、われわれの「たこ梅」は商売をやっていて、関東煮(かんとだき/おでん)、たこ甘露煮、お酒をお客さんに楽しく飲んでもらって、お代としてお金をいただいています

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たこ梅 五代目店主 てっちゃん
大阪の道頓堀で創業180年の「関東煮(おでん)」と「たこ甘露煮」の上かん屋『たこ梅』の雑用係で五代目の てっちゃん(岡田哲生)です さらに百年後も店が続くために取り組んでいる日々の活動を綴ります ところで、ヨガと瞑想を始めました!! おかげさまで、心身ともにエエ感じです

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創業弘化元年。日本一古いおでん屋と言われるようになりました。 多くの作家や文化人にもご愛顧いただいたお店、鯨のサエズリなどの関東煮、たこの甘露煮、 そして錫の杯で、大切な方と粋な一献いかがですか?










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