「チーム・ダーウィン」(熊平美香 著)を行動探求・行動論理の視点から読んでみようと思います!
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行動探求・メンタルモデル, 成長・発達, 学習する組織, 気になる本
月に、1,2冊くらいは本を読んでるように思います
で、おもしろかったなぁ、、、興味深かった!参考になった!と思った本については、このブログに書いたりしています
この本、読み始めたばかりですが、ちょっと、いつもとは違った読み方をすることにしました
それは、、、
行動探求・行動論理の視点から読んでみる
行動探求と行動論理について
今週の火曜日、水曜日と行動探求(Action Inquiry)のセミナーに行ってきました
宿題で、以前に読んだことがありますが、改めて行動探求(Action Inquiry)の本も読みました
行動探求は、発達理論をベースに個人、二者間(相手と自分)、組織の発達を促すテクノロジーです
学習する組織に至る近道!とも言えます
たこ梅を学習留守組織にする!って決めているので、行動探求セミナーにも参加したんですが、、、
行動探求セミナーのことはコチラのブログを読んで下さいね!
→「学習する組織」を導くリーダーシップ~行動探求~に行ってきました!
行動探求では、成人の発達段階をほとんどの大人が属する4種類の在来型とマネージャーレベルの7%、前成人ではおそらく1%前後の後期(ポスト)在来型3種類に分けて取り扱っています
在来型の4種類には、機会獲得型、外交官型、専門家型、達成者型があります
後期在来型の3種類には、再定義型、変容者型、アルケミスト型があります
「チーム・ダーウィン」は、学習する組織への物語
まだ、読み始めたばかりで、正直、本の内容を正確にはわかっていません
ただ、本の帯を見ると「日本の経営の未来は、学習型・創造型組織の発見と持続なしには考えられない。本書は、そのための本質を具体的また分かりやすく描き出している。」とあります
そして、副題が~「学習する組織」だけが生き残る~なんです
なんとなく創造つきますが、初めの20ページほど読んだところで、業績低迷でリストラか身売り直前の企業が、ひとくせも二癖もある人材を社内から集めてチームを創ります
そのチームに課せられた目的は、本に登場する統括責任者の専務いわくたったひとつ「わが社の事業を根本から刷新して欲しい」です
ということは、まとまりに欠けるどころか、自分勝手に動くメンバーが、あんなこんなで、会社を変革する、もしくは、変革の起爆剤となるようなストーリーかと思われます
その中で、このバラバラなチームが学習する組織として機能する姿が描き出されるのでは無いかと私は思っています
行動探求・行動論理の視点から読んでみる
先日学んできた行動探求は、学習する組織構築に最も活用できるとされるテクノロジーです
そして、チーム・ダーウィンは、学習する組織が育っていくストーリー(らしい)!
だったら、その登場人物の行動探求における発達段階である「行動論理」の変化を追っていく視点で見たらおもしろいし、行動探求の勉強にもなるのではないか?
もちろん、行動探求では、組織の発達段階もみるので、このチームの成長、発達の段階も見ていくと学習する組織のみならず、行動探求の学びにつながるのではないか?
それで、登場人物、その役職、チームでの役割、行動論理とその手がかりとなるセリフやページ数などを記録するシートを作成しました
ここに、記録しながら読んでいこうと思います
本チャンの行動探求では、実際の会話を思い出して記録し、そこから「難しい会話」などのツールをつかって、分析してくことを行います
今回、チーム・ダーウィンの本を行動探求の視点で読んでいくことには、いくつか明確なメリットがあります
・書籍なので、人物の行動やセリフが、すでに文字化されている(ぬきだすだけでいい)
・時間経過は、基本、ページ数に表れているので、行動論理の変化がみやすい
普通に本を読んで、そこから学ぶだけでなく、行動論理のことも同時に深められて、一読で二度おいしいでしょ!!(^o^)
どこまで上手く行くかどうかわかりませんが、今回、この行動探求・行動論理の視点をもって、チーム・ダーウィン~「学習する組織」だけが生き残る~を読んでいこうと思います!!(^o^)v
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