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「学習する組織」を導くリーダーシップ~行動探求~に行ってきました!

この前、2日間の 「学習する組織」を導くリーダーシップ~行動探求~ というセミナーに参加してきました
昨年、3月には、「行動探求(Action Inquiry)」の開発者であるビル・トルバート博士のワークショップにも参加しています
今回のセミナーは、基本的に同じセミナーなんですが、なぜ、再び行ってきたのか?
それは、、、

行動探求(Action Inquiry)とは?

行動探求(Action Inquiry)って、耳慣れない言葉ですよね

「行動探求(Action Inquiry)」(ビル・トルバート著)

「行動探求(Action Inquiry)」(ビル・トルバート著)

この本の翻訳者であり、昨年、ビル・トルバート博士を招聘してのワークショップを主催された小田理一郎さんのチェンジ・エージェント社のサイトを見るとこんな風に紹介されています

時代の変化に応じるべく、私たちは様々な組織論や学習理論を通じて、組織に変革を起こすための手法を学びます。しかしながら、いざこれらの学びを実践するとなると、予測しなかった出来事や制約、抵抗力の存在に直面したり、わかっていながら陥ってしまうことがままあります。リスクも機会も突然訪れる、そんな現実世界の中で、どうすれば柔軟に対応し、より影響力をもって組織の変容を促していくことができるでしょうか。
このような問いの答えを見出すのが、「行動探求(アクション・インクワイアリー)」です。

詳しくは、チェンジ・エージェント社の「行動探究(アクション・インクワイアリー)」のページを見て下さいね
こちらです!
「行動探求(アクション・インクワイアリー)」

「行動探求(Action Inquiry)」セミナーを再受講しようと思った理由(わけ)

昨年、3月に、ビル・トルバート博士の行動探求ワークショップに参加したとき、「これ、店で実践したら、学習する組織が加速する!!」って思いました

ビル・トルバート氏とツーショットで記念撮影です

ビル・トルバート氏とツーショットで記念撮影です

ただ、いざ、店に戻ってやってみようと思うと、実際にどこから手をつけていいかわからない、、、
それで、チェンジ・エージェント社の小田理一郎さんのオフィスにうかがって相談したところ、話がすすんで、「じゃあ、たこ梅さん用に、入門編セミナーをつくりましょう!」って話になったんです

チェンジエージェントさんのオフィスに来ました

チェンジエージェントさんのオフィスに来ました
左から、てっちゃん、江口潤さん、小田理一郎さん

その後、何度か打ち合わせして、来月、たこ梅で「行動探求(Action Inquiry)」の入門講座をやっていただくことになっています

ちょうど、その1ヶ月前に、行動探求のセミナーが大阪で開催されることを知り、入門講座の前に、復習しておいて、入門講座を受講したスタッフさんをサポートできるようになろう!って思って参加することにしました

行動探求(Action Inquiry)をまずは再読です

行動探求セミナーを再受講する前に、主催のチェンジ・エージェント社さんから、メールが、、、、

本講座のご受講にあたり、参考図書をお読みくださった上でお越しいただくと
より効果的です。当日は、講義だけでなく演習を多く取り入れておりますので、
特に『行動探求』に関するキーワードに関しあらかじめ目を通しておくことでよ
り充実した実践練習を行っていただけます。

もちろん、行動探求の書籍は読んでいるのですが、もう一度、読んで再受講した方が、自分のわかってないところ!もっと知りたいところ!が明確になって受講できると思ったので、読んでみることに、、、

行動探求を再読してたら付箋だらけに、、、

行動探求を再読してたら付箋だらけに、、、

そしたら、気になるところ!役に立ちそうなところ!意味がよくわかんないところ!が次々に、、、
それぞれにあわせて付箋の色を変えて貼っていきます

こうしておくと、行動探求セミナーを再受講したときに、講師の小田さんに質問しやすいですものね!!(^o^)

それと、ちょっと驚いたのは、初めて読んだときよりも、内容がよく理解できたこと!
再読、、、だからというよりも、この1年で発達理論や学習する組織への学びが深まったのと、仕事の中で何かしらでも実践し続けているからなんだろうと思います

このような状態で、2日間の行動探求セミナーにのぞみます!!

「行動探求(Action Inquiry)」セミナーです!

大阪科学技術館で、「学習する組織」を導くリーダーシップ~行動探求~のセミナーです

行動探求セミナーを再受講します

行動探求セミナーを再受講します

4つの体験領域と1次、2次、3次ループの学習

組織レベル、二者間レベル(自分と相手)、個人レベルの行動と探求について学んでいきます

4つの体験領域と1次、2次、3次ループの学習

4つの体験領域と1次、2次、3次ループの学習

人は、何かの出来事を体験します
行動探求では、この体験というものを4つの領域に分けて考えます

その4つの体験領域とは、出来事レベルの「第1の体験領域」、行動レベルの「第2の体験領域」、構造や戦略レベルの「第3の体験領域」、意図・ビジョンレベルの「第4の体験領域」です
今、起こそう、行おうとしていることをこの4つ体験領域をすべて観察し、探求して、行動できるようにしていきます
言い方を変えると、行動する中で、単なる行動レベルの1次ループのフィードバックではなく、戦略や構造レベルにかかわる2次ループのフィードバック、さらには、意図・ビジョンレベルの3次ループのフィードバックを行う中で、より深い学習をすることになります

と言うのは簡単ですが、やるのは難しい、、、^^;;;
そもそも、普段、行動の時考えてるのは、せいぜい出来事レベルの第1領域と行動レベルんお第2領域までですから、、、

行動探求のセミナーのなかでは、それができるようになっていくやり方も学びます

在来型の発達段階と後期在来型の発達段階と行動論理

行動探求のベースには、成人の発達理論があります

7つの発達段階

7つの発達段階
チェンジ・エージェント社さんのサイトより拝借

オギャーと生まれて、赤ちゃんから子ども、大人に至るまでに、人は発達と呼ばれる成長をします
現在では、成人になっても発達が可能であり、発達を続けると考えられています
行動探求では、その発達の段階を7段階(正確には9段階ですが一番低い発達段階と最も高い発達段階の人はほぼ0%に近いので省きます)に分けて考えています
さらに、この7つの発達段階をほとんどの成人が含まれる在来型の4段階とマネージャーレベルの7%であり全成人で考えるとおそらく1%程度の後期(ポスト)在来型の3段階に分けています

各発達段階の行動論理と特徴、分布

各発達段階の行動論理と特徴、分布
チェンジ・エージェント社さんのサイトと本の掲載データより作成

発達段階というと、発達段階が高い方がエライ!みたいに思われるかもしれませんが、エライ!エラくない!とか、幸せの度合いとはまったく関係がありません
単に、ある出来事に対するとらえ方、見え方が発達段階で異なり、そこから違う働きかけを出来るというくらいの意味です

また、現状の自分の発達段階の重心が、達成者型であるとして、ずーーーと達成者型で行動するわけではありません
基本は、自分の発達段階を超えることはありませんが、それより下(これまで通過してきた)発達段階にもどることはよくあります
例えば、仕事のときは、おおむね達成者型のマネージャーとして活躍している男性が、家に帰って奥さんの前に出ると外交官型になって、しらずしらずに様子をうかがっているとか、、、
ちなみに、私は、奥さんのまえでは、機会獲得型になる事が多く、まるで子どものように好き勝手して迷惑をかけているようです、、、^^;;;

ただ、現代は、「VUCA(ブーカ)」であると言われるように、Volatility(変動)、Uncertainty(不確実)、Complexity(複雑)、Ambiguity(曖昧)が合わさった、いつ、何が起こるかわからない世の中です
そういう世界において、会社やお店が生き残っていくためには、少なくともその組織を率いて行くリーダーは、後期(ポスト)在来型の発達段階の行動論理であることが必要と考えられています
再定義型、変容者型、アルケミスト型の行動論理をもつリーダーは、変化に対してとらえ方が柔軟であると同時に、メンバーの成長を促進する2次ループ、3次ループのフィードバックによる学習効果を発揮するようになるので、、、

同時に、会社やお店という組織も、個人の発達段階に対応する発達段階があります
こちらも、組織として、後期在来型の発達段階であるのが生き残って生きやすいのは言うまでもありません
組織における発達段階のことは、行動探求(Action Inquiry)の書籍をごらんくださいね

4つの体験領域と氷山モデルの関係

最近、たこ梅の会議や面談の中で、システム思考の氷山モデルをよく使います
これが、「4つの体験領域と1次、2次、3次ループの学習」の項目であげた4つの体験領域に似ているのですが、どうも微妙に違うような気がしていました
それで、気になって、どれがどれに相当するかのを講師の小田さんに尋ねたんです

4つの体験領域と氷山モデルの関係

4つの体験領域と氷山モデルの関係

4つの体験領域は、通常、下から上に第1の体験領域、第2の、、、となりますが、氷山モデルは、これが、上下逆になったかんじです
第1領域が「出来事」、第2領域が「行動・パターン」、第3領域が「構造と意識・無意識の前提」、第4領域が「源(氷山が生まれる海そのもの)」に相当します

4つの体験領域と氷山モデルで、ちょっと異なるのは、システム思考の氷山モデルでは、構造と意識・無意識の前提の2つのカテゴリーに分かれているところが、行動探求では、まとめて第3領域となっており、源とよばれる海そのものが、第4領域になっているのです
この部分が、私が、氷山モデルと4つの体験領域との関係で混乱していたところでした
やっぱり、本を再読しておいて、小田さんに質問できたおかげで、スッキリです!

行動探求は、実際の現場で活用できる!と確信しました

行動探求セミナーを再受講して、私は、実際の現場で活用できる!と確信しました
それが確信に変わったのは、前回のセミナーでもやったのですが、「難しい会話」というツールを使った行動の探求です

「難しい会話」で新しい枠組み・行動・結果を生み出す

「難しい会話」で新しい枠組み・行動・結果を生み出す

誰かと上手く行かなかった出来事を取り上げて、「①本当はどういう結果を得たかったのか」をまず設定します
そして、実際のうまくいかなかった「②結果」、そのときの「③行動」、そこにみられる「④枠組み」を見ていきます
次ぎに、望ましい状況における「⑤枠組み」「⑥行動」を構築していくのです

私は、このツールって、望ましい行動を生み出して、それを実行することで望ましい結果を得る!ためのものだと理解していました

自分の「枠組みと行動」に矛盾を発見

今回、再受講で、もちろん、それは大事なことなんですが、このマトリックスを制作する中で、実際の行動や枠組みの中に矛盾がないかを点検することが大切であると教わりました
「ふーーーん」と聞いていたのですが、実際に自分のマトリックスを作って、講師の小田さんに「てっちゃん、矛盾してますね!」って言われたんです
「はぁ?どこ矛盾してんねん???小田さん、なに言うてんのやろ?」って思って、改めて、ホワイトボードを眺めていると、、、

「え゛ーーーー、うそーーーーーーーー!!!ホンマ、矛盾してるわーーーーーーーーーーー」

ビックリでした!

声に出して話しただけでホワイトボードに書かれていないこともあるので、それを補足して説明しますね

どういう出来事があったかというと、あるスタッフさんが、ある話のあとで、「○○については△△さんにやってもらったらと思うんですが、、、」と言ったんです
その時の私は、「はぁ~?それ、おまえがやることになってたやろ!どういうつもりや、、、」って思いました
ここで、「そんでもエエんちゃうん!」て言ったら、決まったことがなし崩しになる前例にもなるかもしれない、、、
かといって、「いや、あなたがやることになってたから、責任を持ってやって!」といって、なんかギクシャクしてもイヤだなぁ、、、と思って、「まぁ、そういうこともありえるかも、、、」くらいにして決めずにフェードアウトしたんです

で、私が、どういう枠組みをもっていたかというと、
・決まったことは、ちゃんとやる!
・変更するのはかまわないが、勝手にやってはいけない
・変更は、手順をふんで(理由を伝える、どうしたいか伝える等)行う
などがありました

気づかれました?

私、小田さんにフィードバックを受けるまで全く気づかなかったんですが、「・変更は、手順をふんで(理由を伝える、どうしたいか伝える等)行う」っていう枠組みを持っています
そして、実際の行動では、うちのスタッフさんは○○については△△さんにやってもらったらと思うんですが、、、」変更したい理由はないものの、変更したいと言ってるんです
完全ではないものの、手順は、確かに一部ふんでいます
そのスタッフさん決して、「△△さんにやってもらうことにしました」なんて、勝手に変更しているわけじゃないんです

行動探求ワークシートと格闘中!

行動探求ワークシートと格闘中!

私の中で、ホワイトボードにかかれていませんが、「『完全に』決まった通りでないと認められない」という枠組みもあったんです
だから、スタッフさんは一部の手順を踏んではいるのに、まったくできていないように感じて、フェードアウトするなんていう行動をとっていたんです
一部は手順を踏んでいる!と認識していたら、「変更したい理由を聞いてもいいかな?」って聞けばよかっただけなんです

「枠組みと行動」に矛盾を発見する意義

ところで、枠組みや行動の中で「矛盾」を見つけることが出来ると、それ以後、その矛盾をなくすような行動をとれるようになります
枠組みのレベルで矛盾を解消すると、その矛盾を見つけた出来事の行動のみならず、普段のすべての行動から矛盾が一掃されることになり、周囲に与え得る影響が大きく変化することになります
また、枠組みと行動が一致していくので、発達段階の上昇にも寄与していきます

行動論理の整理と今後のアクション

いろんなツールを使って学んでいきますが、先の「難しい会話」ともうひとつ「行動論理の整理と今後のアクション」が、行動探求が現場で確実につかえる!と思わせてくれました

「行動論理の整理と今後のアクション」というのは、組織、自分、そして、相手(例えばスタッフさん)の現在の中心的な行動論理でとる行動とひとつ上の行動論理だったらどう行動をとるかを記述していきます
そうすることで、今の状況での最適な行動とさらに発達段階を上げていく、つまり成長を促す行動が明確になって、普段、どちらの行動を取るかを選べるようになります
そうすることで、発達段階の上昇を促進できます

このシート昨年のワークショップでは無かったように思います
おそらく実際の会社や組織などの現場で活用しやすい、言い換えると実践が継続できるように、チェンジ・エージェント社さんが作られたんだろうと思います

これは、私の文章力ではうまく伝わらないかもしれませんが、この「行動論理の整理と今後のアクション」をつくったとき、たこ梅の組織レベルでは、こうすればいいのか!自分自身では、これだ!そして、スタッフさんにはこんな風にかかわればいいんだ!って、行動が具体的で明確に記述されてしまうんです

いやーーー、これ、ちょっと感動ものでした!
おかげで、「難しい会話」で矛盾した行動や枠組みに気づくようにし、また、「行動論理の整理と今後のアクション」で組織、自分、スタッフさんとの行動論理を上げる関わり方をすることで、確実に、学習する組織の度合い(組織の発達段階上昇)を促進できるのがわかりました

小田さん、一緒の学んだメンバーのみなさん、ありがとうございました!!

今回、行動探求セミナーを再受講して、本当によかった!というか、ありがたかったです
こんなに具体的に、どうしていけばいいかわかるなんて、(すいませんけどそこまで)創造もしてなかったもので、、、

講師の小田理一郎さんと記念撮影です

講師の小田理一郎さんと記念撮影です

それも、講師をして下さった小田さん、そして、今回のセミナーで一緒に学んだ仲間のフォローやフィードバックがあったればこそです
ありがとうございました!!

さぁ、たこ梅の学習する組織化!来月の行動探求入門講座に向けて、がんばります!!(^o^)v

中小企業の経営者、お店の経営者に「行動探求」を激烈オススメです!!

つーことで、、、
この「行動探求セミナー」、特に、中小企業の経営者、お店をやってる方に激烈オススメです!!

この行動探求が、経営者個人や会社、お店という組織で動き始めたら、きっと、学習する組織になっていって、自律的に社員さん、スタッフさんが動かれるようになります
そうすると、お客さまに喜ばれて選ばれる!そして、きっと、世の中の変化にメッチャつよい会社、お店になりますから!!

次回の「学習する組織」を導くリーダーシップ~行動探求~は、7月11日、12日に東京であるそうですよ
→ 2017年7月11日-12日 「学習する組織」を導くリーダーシップ~行動探求(アクション・インクワイアリー)~

 

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たこ梅 五代目店主 てっちゃん
大阪の道頓堀で創業170年の「関東煮(おでん)」と「たこ甘露煮」の上かん屋『たこ梅』五代目 てっちゃん(岡田哲生)です さらに百年後も店が続くために取り組んでいる日々の活動を綴ります ところで、家では、ヤドカリ、カブトムシやクワガタのお世話をする「生きもの係」やってます

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