冬の部活「酒蔵見学」、いや、「ホンマに旨い『酒』捜査班」の活動に、たこ梅FUN倶楽部の部員さんと行ってきました!(後編)
快晴だけど、メッチャ寒い2月11日に実施した たこ梅FUN倶楽部の部員さんとの冬の部活「酒蔵見学」じゃなくて、「ホンマに旨い『酒』捜査班」の活動の後編です!
前編の酒蔵見学の様子は、コチラのブログをご覧下さいね!!
→ 冬の部活「酒蔵見学」、いや、「ホンマに旨い『酒』捜査班」の活動に、たこ梅FUN倶楽部の部員さんと行ってきました!(前編)
「ホンマに旨い『酒』捜査班」の活動を開始!
いよいよ「見学」ではなく、「ホンマに旨い『酒』捜査班」の活動が本格的に開始です!!
酒造りに関する本格的なレクチャー
丹波杜氏であり、研究開発室の小川室長から、お酒造りに関する本格的なレクチャーを受けます
お酒は、米と水からできています
お酒になると、そのすべてがお酒と搾ったあとの酒粕だけになります
別の見方をすると、お米が全部とけてしまうわけです
って、頭でわかっても、「とけるって、どんな風に?」って感覚的には理解しづらい部分もあります
小川室長は、わざわざこの日のために、初めお米だったのが、酵母がいるとどんな風にとけていくのかを実験室でその様子を撮影、時短動画を作って見せてくださいました
こんな調子で、難しい、目に見えない麹菌や酵母という微生物の働きをわかりやすく説明していただきました
小川室長のレクチャーの時、ふと、バックヤードを見ると、ご飯をたいて、それを小分けにしている?
お酒じゃなくて、炊飯器でご飯???
普段私たちは、コシヒカリ、ひとめぼれ、あきたこまち等のお米をたいて食べています
お酒では、主として山田錦や五百万石などの酒米(酒造好適米)をつかって(普通のお米も使われることもあります)仕込まれます
でも、そんな酒米、食べたことありませんよね?
スーパーに、山田錦も五百万石も売ってませんし、、、
じゃあ、実際にたべてみようじゃないか!
ひとめぼれ、山田錦、山田錦40%精米の3種類のご飯が、目の前に並びます
どれが、どれか?
においを嗅ぎ、色や形を見定め、味わってみます
正直、食べておいしいのは、普通のご飯である「ひとめぼれ」です
でも、山田錦も結構たべられます
ただ、もちもち感が少ないし、あっさりした感じです
山田錦40%精米となるとちょっとベッチョリした感じで、さらにアッサリ、、、
でも、山田錦の価格(スーパーでは買えませんが:笑)、高級米として知られるコシヒカリよりも遙かに高価なんだそうですよ
体感するのは、酒米だけじゃありません
いよいよ、、、
本格的な利き酒をやってみる!
利き酒ってありますよね
たまに、いろんなお酒を利き酒する体験会なんかもあります
わいわいと「こっちの方が、甘みがあるよね!」「これは、さらに辛口だな、、、」なんて
でも、「ホンマに旨い『酒』捜査班」の利き酒は違います!
小川室長指導の下、正式な鑑評会ばりのハードな利き酒です
ひとり一冊ずつ配られた「利き酒手帖」に、色、つや、香り、味などをお酒ごとに15項目、各々5段階で評価します
そして、さらに、その特徴を自分なりの言葉でも表現します
本格的なのは、評価項目だけじゃありません、、、
鑑評会などの正式な利き酒のとき、絶対にやってはならないことがあります
それは、話すこと!口をきくこと!です
例えば、自分が「これは、ちょっと甘口だな、、、」と思ってつぶやくと、その声が、周りの人の耳にも入ります
そうすると、脳が、「甘口」と感じる方に影響されて、実際よりも甘く感じてします!ということが生じます
ですから、ひたすら『無言』で利き酒を行います
聞こえるのは、利き猪口を取る音と鉛筆を走らせる音のみ、、、
捜査員(たこ梅FUN倶楽部の部員さん)さんたち、だまって、自分を信じて利き酒をして、利き酒手帖に記入していきます
今回の利き酒は5種類です
利き酒の記入が終わったところで、その銘柄が登場!
先に、どんな酒がある見せると、先入観で評価がゆがみますからね
どこまでも、本格的です!
このお酒の中のひとつ「特別純米 山田錦」というお酒が、普段、たこ梅でお出ししているお酒です
そして、小川室長の利き酒評価例をもとにレクチャーが続きます
ちなみに、この画像の右側の評価シートが、小川室長がつけられた特別純米山田錦の評価です
あとで、アンケートをみると「普段は、錫のコップでいただいているので、感じが違って間違えて(この酒が特別純米山田錦とわからなかった)しまいました」という声もありました
小川室長も、同じお酒、同じ状態でも、飲む器を変えるだけ、例えば、陶器なのか、磁器なのか、素焼きの器なのか、ガラスなのかだけでも味が違って感じられるので、この感想は、全うで、その通りなんですよ!っておっしゃってましたよ
そんな超本格的な利き酒のあとは、楽しいお弁当タイム!
この時間も、小川室長はひっぱりだこで、捜査員さんたちに利き酒や酒造りのことで質問攻め、、、
でも、そうやって熱心にきかれることが嬉しいようで、楽しそうに、一所懸命話をされていました
だから、小川室長、お弁当食べ損ねられたもようです、、、^^;;;
酒、たこ梅についてのクイズ大会がスタート!!
毎回の部活で恒例のクイズ大会がスタートです
優勝トロフィー、賞品の準備も万端です
お酒、たこ梅に関することからクイズは出題されます
お酒に関する問題は、蔵見学、小川室長のレクチャーをしっかり聞いていると、ほとんどわかるはず!!
たこ梅の問題は、だれでもわかるのから、「そんなん、知らんがなーーー」というものまで、、、
クイズ1問正解するごとに、うまい棒が1本配られます
このうまい棒の本数で、優勝を争います
みなさん、真剣!
元気に正解の番号を「○番!!」と掲げてくれていました
そんなクイズ大会を勝ち抜いたのは、、、
優賞は東店のFUN倶楽部の重松部員です!
優勝トロフィーと「たこ甘露煮(大)」丸ごと一匹の目録が授与されました
おめでとうございます!!
この優勝トロフィーは、夏の部活までの半年間、東店に飾られます
フィナーレは記念撮影で!
楽しい「ホンマに旨い『酒』捜査班」の活動も、いよいよ大詰め、最後はみんなで祈念殺意です
アンケートも書いて頂きましたが、「気軽に来たけど、利き酒では頭から煙がでました!」「ほんまに楽しかった!!ありがとう!!」など、嬉しい声をいっぱいいただきました
単に楽しいだけで無く、お酒に関するレクチャーや真剣な本格的利き酒をやっていただく中で、ひとりおひとりの発見があって、そこから本当の楽しみ!喜び!を感じて頂けたのが伝わってきて、「やってよかったーーーー!」って、企画メンバー一同思っています
これからも、がんばります!!
って、まだ、終わらないんですよね、、、(笑)
次回に向けて、ふりかえり!
たこ梅FUN倶楽部の部員さんが白鹿さんを後にされて、まずは、お片付け、、、
やっと、終わったーーー!ってまだなりません
企画メンバーさんたちと最寄りの喫茶店に入って、この日の「ふりかえり」をやります
まずは、アンケート用紙に全員で目を通します
そして、部員さんの声、実際に部活をやる中で気づいたことなどをどんどん出していきます
その場で、会議メモ形式で書記役の安藤さんがカラーペンを巧みに使い記録していってくれます
終わってスグに振り返ることで、記憶が鮮明な状態で次ぎに繋がる要素や気づきを抽出できるんですね
この「ふりかえり」まで終わって、一段落です
今度は、場所を変えて、、、
白鹿さんにも合流いただいて、「おつかれさまでしたーーーー!!」の乾杯です
ホント、早朝から夜まで長い、そして、楽しい一日でした
ご協力いただいた白鹿さん、スタッフのみなさん、ありがとうございました!!(^o^)/~~~~~
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