ほとんど市場に出回らない!土佐の春限定酒『土州霞酒』始めます
日本一古いおでん屋「たこ梅」の 雑用係 兼 五代目店主 てっちゃん(岡田哲生)です
ただ、お酒の奥は深く、季節季節の酒がありますし、飲み方も燗の温度を変えたり、それどころや冷やして(冷やし方にも何種類もある)飲むことで異なる味わいも楽しめます
そんなお酒の文化の一端をお伝えしていくのもわれわれの仕事であると思っていて、いろんなお酒を楽しんでいただきたいのです
「月替わりの酒」を始めた理由
たこ梅では、180年くらい前の創業以来、燗酒をお出ししていますが、普段は、純米酒一手(特別純米山田錦のみ)です
「それやったら、お酒(日本酒)の種類を増やしたらええやん!」という声もでそうですね
ただ、日本酒は、デリケートなお酒で、開栓とともに劣化が始まります
たこ梅では、普段、特別純米山田錦の一種類にすることで、その日のうちに一升瓶があいて、つねに新鮮なお酒、本来のお酒の味わいを楽しんでいただけるようにしています
それでも、いろんな種類のお酒を楽しんでもらいたい
そのためにはどうすればいいか?
そこで始まったのが、月替わりの酒です
毎月、1種類、違うお酒を出す
そうすれば、1年で12種類、2年で24種類、、、
いろんな種類のお酒を、それも、常に、(開栓からの時間経過による劣化などのない)美味しい状態のお酒を提供できるのです
土佐の春限定酒『土州霞酒』
そして、3月は、土佐の司牡丹さんが、春だけ醸造される限定酒「土州霞酒」という うすにごり純米酒をお出しします
このお酒、にごり成分が入っているからまた旨いのですが、そのため、ただでさえデリケートな日本酒がよりデリケートになってます ^^;;;
そして、このお酒、数量がきわめて限定で、ほとんど市場にでまわりません
たまたま、400年続く司牡丹の現当主 竹村社長と、以前、知り合う機会がありました
今回、「この『土州霞酒』を分けてもらえませんか?」と無理をお願いしたら、「てっちゃんとこやったらええよ」と快諾いただいて、たこ梅のお客さまにも楽しんでいただくことができるようになりました
この珍しくて美味しい春だけの純米酒、(2週間くらいはあると思うので ^^;;;)ぜひ楽しんで下さいね
最新記事 by たこ梅 五代目店主 てっちゃん (全て見る)
- 春の味わい「ふき」「竹の子」の関東煮(おでん)始まりました - 2024年4月10日
- 奄美大島で一番小さな黒糖焼酎蔵「富田酒造場」さんに行ってきました - 2024年4月4日
- 酒蔵見学2024、FUN倶楽部員さんと楽しく開催できました!! - 2024年3月14日
関連記事
-
ハリハリの水菜の関東煮(かんとだき/おでん)が、始まりました!!
冬になると野菜が美味しくる!って、いいますが、本当なんです そのわけは、、、 冬になると野菜が美
-
秋が旬のタケノコ『四方竹』の関東煮(かんとだき/おでん)始めます
日本一古いおでん屋「たこ梅」の 雑用係 兼 五代目店主 てっちゃんです 10月に入って、急に、
-
純米の樽酒を升で飲んでね!その香りにビックリしますよ!!っつーか、わたしゃビックリした(*゚д゚*)
何年かぶり、、、いや、二十年以上ぶりに味わいました この手のホンモノには、なかなか機会に恵まれ
-
酒蔵でしか飲めない!搾りたて原酒を1ヶ月限定でお出しします!!飲んでね!(^o^)v
3月10日、たこ梅FUN倶楽部員(←たこ梅の客さま/部費とかありませんよ!:笑)と一緒に、西宮の白鹿
-
秋の2-3週間だけの関東煮(かんとだき/おでん)「四方竹(しほうちく)」今日も仕込んでいます!
期間限定、、、の関東煮(かんとだき/おでん)って、たこ梅でも、いろいろあります ただ、これほど、短
-
「しろ菜」の関東煮(かんとだき/おでん)、始まったでーーーーー!
野菜っていろんな野菜がありますが、大阪が発祥の野菜もいっぱいあります 今の時期からどんどんでてくる
-
お酒の白鹿さんが、5月のアレ用に200個、檜の一合枡を届けてくださいました!
今年も、5月にアレやります! その準備のため、白鹿さんが、お酒の一合枡をもってきてくれたんです!
-
店主の知らない酒の肴「奈良は山添村より、丸々太った丸茄子を・・・・」←商品名長すぎて書けません ^^;;;
世の中には、知らない世界、、、があるといいます、、、 でも、たこ梅には、五代目店主(てっちゃん)の
-
もっちりモチモチでたまらん!「銀杏(ぎんなん)」の関東煮(かんとだき/おでん)が始めます
気づいたら10月、、、早い 特に今年は、8,9月と休業だったせいもありますね さて、秋に
-
杉一斗樽の樽酒を飲む!
日本一古いおでん屋「たこ梅」の 雑用係 兼 五代目店主 てっちゃんです 期間限定で今だけの酒、