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日経新聞に載りました!が、新聞は、もうちょっと楽しいことで載りたいなぁ、、、^^;;;

たび重なる緊急事態宣言、時短営業要請で、創業170年以上で最大の赤字をかかえ崖っぷちの「日本一古いおでん屋 たこ梅の雑用係 兼 五代目店主 てっちゃんです

緊急事態宣言中は休業するお知らせ

緊急事態宣言中は休業するお知らせ

1月14日の2回目となる緊急事態宣言では、4月のときとは異なる理由でお店の休業を選択しました

その理由は、こちらをご覧ください
→ 2/7まで本店・北店・東店は休業、分店はテイクアウト&角打ちを昼2時~夜7時まで

たこ梅公式サイトでの休業のお知らせ

たこ梅公式サイトでの休業のお知らせ

今回の休業の事は、お店のホームページでも掲載しています

産経新聞 2021年1月16日 朝刊「時短より休業 苦渋の飲食店」

産経新聞 2021年1月16日 朝刊「時短より休業 苦渋の飲食店」(画像をクリックすると大きく読みやすく表示されます)

産経新聞に「休業」のことが載りました

これをご覧になった産経新聞さんが、たこ梅の休業のことを1月16日の朝刊に記事にされました
その話はこちらのブログにくわしいです
→ コロナでの休業が産経新聞さんの記事になって掲載されたようです

そうしたら、また、一昨日、今度は日経新聞の記者さんから電話取材を受けました

日経新聞 2021年1月19日 朝刊「飲食店売上高7割減も」

日経新聞 2021年1月19日 朝刊「飲食店売上高7割減も」(画像をクリックすると大きく読みやすく表示されます)

昨日、1月19日の日経新聞朝刊にも掲載されたようです

そこには、次のように書かれています

おでん店4店を営むたこ梅(大阪市)は3店を休業。時短営業でも人件費がかかるため、休業した方が事業を継続しやすいと判断したという。唯一営業した店は開店時間を2時間早めたが、売上高は前年同期比7割減。昨年11月は3割減まで回復していたが、再び大きく落ち込んだ。(日経新聞2021年1月19日朝刊より引用)

電話で20分以上取材をうけましたが、まぁ、紙面の都合があるのでしょうし、紙面では新聞記者さんも意図をもってかいておられるので、その趣旨にそう部分をまとめて書かれたようです

ちなみに、私が休業を決めた理由は次の通りで、ほぼ、同じ内容を電話でお伝えしています

休業を決断した理由

そもそも、全店舗を休業しようと思った理由は、、、

昨年4月の緊急事態宣言でも、全店舗を休業しました(ネット通販のお取り寄せは営業)
4月の緊急事態宣言のときは、新型コロナの情報が少なく、危ないウイルスかもしれないという認識だったので、お客さん、スタッフさんとそのご家族の命と健康を守るために休業をしました

今回は、新型コロナ事態は、適切に対応すればむやみに恐れるものでもないという認識になっています
ただ、今回の緊急事態宣言では、11月からの時短営業よりも実質2時間営業時間が短く(アルコール提供が9時→7時に)なり
・赤字がさらに拡大する
・スタッフさんの給与がさらに少なくなる
ということから、それを避けるため休業を決断しました

なぜ、休業すると赤字幅がへり、スタッフさんの給与が増えるのかを簡単に説明しておきます

営業時間が短くなると売上は低下します
しかし、営業時間が短くなると言っても、それにかかる仕込み時間はほとんどかわりません
そこにかかる人件費は、営業時間が短くなってもほぼ同じだけかかります
そして、営業時間が短いので売上は下がります
よって、赤字額が拡大します
このとき、休業すると、お店の人件費を休業前どころか時短営業前の通常営業時の給与を支給できます
※実際には深夜割増などが発生しないがありますが、時短によるカットに比べるとわずかです

これは、雇用調整助成金があって、これは、時短で労働時間が減っても支給されませんが、会社の指示で休む(休業)と全額助成(上限1万5千円/日)されるのです

お休みすると、赤字幅減り、スタッフさんの給与が増えるのです
例えば、5.5時間働く夜ホールのパートスタッフさんは、少なくとも@1200円x5.5h=6600円/日でした
これが、11月からの時短では2時間少なくなり、今回の緊急事態宣言だと4時間少なくなります
この場合、休憩時間もないので2時間労働としても2400円/日です

9時までの時短でも厳しかったですが、こういうコロナ禍のときにホッとできる、気分転換できる場であるお店はお客さんにとっても大切だと思いますし営業を続けていました

でも、ほとんどのスタッフさんは、パートさんもふくめ、生活のために働いておられますし、ひとつの例ですが6600円→2400円って、「これないんちゃうか、、、」と私は思ったのです
お店の赤字のこと、スタッフさんの生活や給与の両方を眺めてみて、「これは休業しよう」と決断したのです

次、新聞に載るときは楽しいネタがいいなぁ、、、

続けて、産経新聞、日経新聞に掲載されましたが、内容的には、新型コロナの緊急事態宣言で休業、、、というあまり楽しくない話です

次回、新聞に載るときは、明るくて楽しい話で載りたいものです

家族の美味しい!楽しい!をお取り寄せで応援します

コロナで、緊急事態宣言、自粛で、つい、下を向きがち、、、

こんなときだからこそ、心豊かに、楽しく温かい時間を大切にしたいですよね

関東煮(かんとだき/おでん)12品&サエズリとコロが2串ずつはいった5670(コロナゼロ)セット

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たこ梅は、そのお手伝いとして、家族で美味しく楽しく過ごせる関東煮(おでん)、たこ甘露煮をお届けしていきます

通販用の関東煮(おでん)荷姿

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家族で、美味しく!楽しく!過ごしてくださいね

お取り寄せはこちらからどうぞ!!
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たこ梅 五代目店主 てっちゃん
大阪の道頓堀で創業180年の「関東煮(おでん)」と「たこ甘露煮」の上かん屋『たこ梅』の雑用係で五代目の てっちゃん(岡田哲生)です さらに百年後も店が続くために取り組んでいる日々の活動を綴ります ところで、ヨガと瞑想を始めました!! おかげさまで、心身ともにエエ感じです

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創業弘化元年。日本一古いおでん屋と言われるようになりました。 多くの作家や文化人にもご愛顧いただいたお店、鯨のサエズリなどの関東煮、たこの甘露煮、 そして錫の杯で、大切な方と粋な一献いかがですか?










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