スタッフさんの成長を目的とした人事評価者会議
毎年、4月と10月に開催される会議があります
それは、人事評価者会議、、、
スタッフさんの採点、、、をするわけではありません
人事評価の目的
いまでこそ、人事評価の結果が昇給や賞与に反映される部分がありますが、もともと、スタッフさんが、働きがいをもて、成長できる仕組みとして創ってきたものなのです
そう、人事評価の目的は、スタッフさんの働きがいと成長なのです
ですから、成果主義にみられる売上などの結果、、、ではなく、どれだけ行動したか、取り組んだかというプロセスを主体に評価します
評価はもちろん、正確を期します
というのも、給料を決めるため!ではなく、正確な評価によって、的確なフィードバックで成長をサポートしたいからです
ところで、たこ梅の人事評価の仕組みは、今から、9年前に中村社労士事務所の中村先生のサポートを得てつくりました
ですので、今もそうですが、中村先生には、人事評価者会議ではオブザーバーとして参加してもらっています
こういった成長をサポートする人事制度に興味がある方は、中村先生のサイトをご覧下さいね
きっと、参考になると思います
→ 中村社労士事務所「成果が出る「いきいき社員」人事制度」公式サイト
正確な人事評価のために
さて、今回の人事評価者会議は、正社員さんが対象でした
別の日に、パートスタッフさんの人事評価者会議もあります
正確な人事評価をするために、評価者会議をやっています
まず、店長さんは、自分の店舗のスタッフさんの一次評価をつけます
そして、次ぎに、私が二次評価をつけます
ちなみに、この評価は、われわれが「着眼点表」という項目表にもとづいてつけていきます
この「着眼点表」は、現場のスタッフさんが現場の仕事を仕分けして自分たちでつくってくれました
私がした要望は、唯一「お客さまが喜んでリピートすることに貢献する項目にして下さい」だけです
さらに、人事評価者会議で、全スタッフさんの評価をもちよって、店長さん全員と私とで、その評価が適切かどうか意見交換しながら最終評価をつけていきます
こうすることで、どの店長さんがつけても、同じ評価となるようになっています
少しでも、公正な評価をするためです
人事評価で大切なのは成長の為にフィードバック
ひとりひとりの評価を確定していく時、評価を決める以上に重要となるのがどういうフィードバックをそのスタッフさんにするか?ということです
それで、よく、評価者会議では、「で、どんなフィードバックをするの?」ということが問われます
あるスタッフさんの評価に対するある店長さんのフィードバックは、別の店舗の店長さんにとっても必ず参考になります
というのも、評価の基準、指針となる「着眼点表」は、どの店も同じだし、フィードバックが必要となるポイントは、誰しも同じようなことが多いものですからね
今回、こうやって、無事にスタッフさんの評価をつけ終わりました
でも、評価をつけただけで、これからが本番です!
そう、各スタッフさんへの成長を促す評価のフィードバックが待っているのです
たこ梅の人事評価制度は、人事評価を通じて、スタッフさんと一緒に成長していくためのもの、、、
これからも、ともに歩み、ともに成長していきます
関連記事
-
-
会計データをスタッフさんがMQ会計で見られるようにしよう!とあーじゃこーじゃやってます
4月の店長会議で、お店の損益をスタッフさんに公開したという話を以前のブログに書きました → 4月の
-
-
「会議の時にモニターいるなぁ、、、」と思って、買いました!その値段にビックリ!!(*゚д゚*)
最近、会議をしているとき、急にある資料を見せたり、使いたくなりしました その時は、手元のノートPC
-
-
8月の現場会議で名言「ブログとFBは仕込みです」が誕生!
8月9日は、たこ梅の若手スタッフさん中心の月例会議である8月の現場会議をやってました その中で
-
-
ビル・トルバート博士の行動探求(Action Inquiry)ワークショップに行って来ました!
2月末に購入した組織開発の大家ビル・トルバート博士の著書「行動探求(Action Inquiry)」
-
-
2021年も「行動探求」セッションを始めます
行動探求(Action Inquiry)とは 日本一古いおでん屋「たこ梅」では、お店として、201
-
-
5月の店長会議~行動時間調査、新人・応援スタッフさんが気持ちよく働けるために~
昨日は、5月の店長会議でした 春の行動時間調査について 4月におこなった行動時間調査のことや新人
-
-
3か月ぶりの自然農法畑作業のあとは、古民家の和室で畑会議(?)です
この前、コロナの影響で3か月ぶりにスタッフさんと一緒に奈良の山添村でやっている自然農法畑に行ってきま
-
-
全店休業で「新しい社会の『新しい商売のカタチ』を創り出す」にトライ!
昨日は、全店休業させていただきました 新しい社会での『新しい商売のカタチ』を創り出す[/ca
-
-
学習する組織に向けて活用する3種類のテクノロジーと成人発達理論の勉強
今年のホワイト企業大賞で「学習する組織経営賞」という特別賞をいただきました ホワイト企業大賞
-
-
「ティール組織」の源へのいざない(嘉村賢州 天外伺朗 著)を読みます
1ヵ月前から読み始めた「インテグラル理論入門」をやっと読み終えました 世界や出来事を「私」「われわ