今年もスタッフさんの成長をサポートする行動探求セッションがスタート!
公開日:
行動探求・メンタルモデル, 面談・コーチング
成人発達理論にもとづく、ビル・トルバート博士が提唱される「行動探求(Action Inquiry)」というものがあります
2年間続けているスタッフさんとの行動探求
毎月、1回ずつ、正社員さん、ホールのパートスタッフさんと行動探求(Action Inquiry)のセッションを続けていて、もうじき、丸2年になります
2年前に、行動探求のワークショップを提供しているチェンジ・エージェント社から江口さんに来てもらって、社内で行動探求の入門セミナーをやってもらったのがスタート!
その時のセミナーについては、コチラを見てね!
→ 行動探求入門セミナー前編
→ 行動探求入門セミナー後編
難しい会話のマトリックスというシートを使って、上手く行かなかった出来事に潜む構造を探究していきます
今年最初の行動探求
今週、今年最初の行動探求セッションを10人のスタッフさんと行いました
どんな風に行動探求しているか?
1年未満のスタッフさんは、上手く行かなかった出来事の会話を持ってきて、私と一緒に、行動探求のマトリックスシートを作成していきます
2年目からのスタッフさんは、自分で上手く行かなかった出来事の会話シートを作成し、スタッフさん同士で、行動探求のマトリックスシートを作成してきて、それを持ってきます
そして、さらに、私と探求するようにしています
行動探求をする目的
この行動探求では、上手く行かなかった出来事は、
・どんな構造が引き起こしているのか?
・自分にどんなメンタルモデルがあるのか?
をスタッフさんが自分で理解することで、取り組みや行動に対する前提が変化し、出現する結果が変わっていきます
これを繰り返すこと、積み重ねることで、発達段階が高まっていき、物事の捉え方や見え方が変わっていくのです
この行動探求をやっているのは、仕事の取り組みやより上手く行くように、、、というのもあります
しかし、行動探求の一番の目的は、スタッフさんの発達という成長をサポートするためです
先に書いたとおり、発達段階高くなると、物事の捉え方や見え方が変わっていきます
視座が高くなるといってもいいかもしれません
そうして、発達段階が高くなったスタッフさんは、その高い発達段階で仕事や出来事を捉えます
以前と同じ仕事や出来事であっても、その捉え方意味づけが変わっていて、仕事や出来事の繋がりが見えてくる、、、ということも起こるので、全体最適が起こりやすくなる方向へ進みます
ね!
なんか、お店全体が上手く行きそうでしょ!(笑)
それで、行動探求を全社的にやっているのです
余談ですが、行動探求に持ってくるテーマやネタは、別に仕事に限っていません
仕事のことを持ってくるスタッフさんも多いですが、それ以外に、友だちとのこと、夫婦とのこと、親子のことなど、仕事以外の話を持ってくることも多々あります
このセッション事態は、就業時間中に仕事の一環でやっていますが、そのテーマは何でもいいのです
だって、目的が、スタッフさんが発達という成長を遂げるのをサポートできればいいので、、、
ということで、今年も、行動探求のセッションを続けると共に、新たに入ったスタッフさんとも一緒に行動探求に取り組んで行きます!!
関連記事
-
-
コーチングで「共有メモ」を活用すると話が、より発展しやすくなります!
私がコーチングを学び始めたのが2012年のゴールデンウィークですから、もう、4年あまり前になります
-
-
榎本英剛さんの『本当の自分を生きる』出版記念イベント in 大阪 に行ってきました!
先週、榎本英剛さんの『本当の自分を生きる』出版記念イベント in 大阪 に行ってきました 『
-
-
「これからのリーダーシップ勉強会~チームの成長を促すためには?~」にスタッフさんと行って来ました!
道頓堀にある たこ梅 本店の和田さん、ホワイティうめだ地下街にある たこ梅 東店の岡店長と、毎月、1
-
-
奈良の山添村で、畑仕事の後に店長面談です!
毎月、月上旬に店長会議があります そして、その事前準備も兼ねて、前月の下旬に店長さんと面談をするこ
-
-
各店の店長さんと月1回面談!これ、お互いにいいですよ!!
多店舗あると、1店舗の時とはちがい、いつも、全部、自分でわかる、、、のは無理ですよね だって、体は
-
-
行動探求とNVC(非暴力的コミュニケーション)は相性がいい!!
平成20年9月のリーマンショックを機に、いくら自分たちが、いわゆる努力やがんばっても、とんでもないこ
-
-
1月の店舗面談~繰り返される望ましくないパターンを打破するには?~
先日、新梅田食道街にある たこ梅分店の和本店長、SA(スタッフアテンダント)の上原さんと1月の店舗面
-
-
9月の現場会議~その1・研修が継続的でもっと使うためには?~
昨日は、たこ梅の若手スタッフさん中心に運営されている現場会議の日です この現場会議では、事前に、ス
-
-
仕事以外のテーマもOK!でスタッフさんにコーチングをする理由(わけ)
コンスタントに毎月10名くらいのスタッフさんにコーチングをしています よく成果をあげるため!にコー
-
-
行動探求を学習経路の6グリッドを使い、7人のスタッフさんとやってました!
働きやすい職場、働きがいのあるお店であるためには、働くスタッフさんにとって安全安心であると同時に、お