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「ガッテン農法 農薬・肥料に頼らず自然の好循環でおいしい野菜づくり」(三浦伸章 監修)を買っちゃいました!

公開日: 成長・発達, 気になる本

奈良の山添村というところに、たこ梅の研修用の施設があります
(って、大層なもんじゃなく、たんなる古い民家なんですけど、、、)

野菜作りから人の成長について学ぶ

そこには、畑にできる土地があって、野菜を作ってみようか!と思っています

自然農法の畑予定地

自然農法の畑予定地

もちろん、野菜を作って食べたり、お店でお客さまに召し上がってもらえる!という楽しいこともあります
それだけでなく、野菜が育つのは、タネや苗の命が育つのと、土壌がその生長を育むので、これって、会社やお店、組織で人が育つのに似ていて、学ぶことが多いのではないだろうか?と思っているからなんです

9月と12月に、自然農法のワークショップに参加させてもらって、畑作りから、種まき、収穫をうちのスタッフさんと共に経験させてもらいました

3ヶ月前に蒔いた種がこんなに成長しました!

3ヶ月前に蒔いた種がこんなに成長しました!

その中で、自然農法のひとつ「恵み循環農法」というのを教えてもらっているのですが、この自然農法では、数種類の野菜をひとつの畝に混栽します
ネギのよこに小松菜、その隣には紫蘇、、、のようなあんばいです
土作りをした畝に、こうやって植えることで、虫が寄りつきにくい野菜、病気を防ぐ野菜が、お互いに助け合って、無農薬、無肥料、そして、無灌水(水やりなし)でも育っていきます

いくつもの野菜と土壌が、こういうことを可能にします
そこには、いくつもの「システム」が働いています

それを体感することで、人間のシステムにも気づきが多く得られるのです

講師の吉原優子さんと完成した畑の畝の前で記念撮影

講師の吉原優子さんと完成した畑の畝の前で記念撮影

土作りをした9月のワークショップのことはコチラ!
恵み循環農法畑作りワークショップでスタッフさんと姫路に!野菜つくるぞーーーー!?

自自然農法と野菜から学ぶ対話の時間

自然農法と野菜から学ぶ対話の時間

野菜の収穫とそこから学びの対話をしたワークショップはコチラ!
「恵み循環農法」ワークショップ第2回です~野菜からの人間関係、人のシステム教えられました~

吉原講師おすすめの「ガッテン農法」(監修 三浦伸章)を購入

そんなこんなで、奈良で野菜作りを来年から始めるに当たって、いろいろ準備をしております

鍬(クワ)とジョレン

鍬(クワ)とジョレン

鍬やジョレンなどの農具を購入したり、土壌酸度pHを測定したり、、、

こんな風に土壌にpH計を刺して測定

こんな風に土壌にpH計を刺して測定

少しずつ準備していますが、12月のワークショップの時に、講師の吉原優子さんが、自分の師匠のひとりでもある方が書かれた本が、野菜作りに役立つとオススメしてくれました

その本が、コレです!

「ガッテン農法 農薬・肥料に頼らず自然の好循環でおいしい野菜づくり」(三浦伸章 監修)

「ガッテン農法 農薬・肥料に頼らず自然の好循環でおいしい野菜づくり」(三浦伸章 監修)

三浦伸章さんの「ガッテン農法 農薬・肥料に頼らず自然の好循環でおいしい野菜づくり」です
ページをめくると、のっけから、土と微生物と野菜の関係から始まっています

菌根菌によるネットワーク(「ガッテン農法」より)

菌根菌によるネットワーク(「ガッテン農法」より)

菌根菌というものが、畑の植物同士を繋いでネット-ワクをつくっている!という話も書かれています
植物が、菌を通じて「会話」するというのです

ぶっ飛んでるような、でも、興味をそそられるような、、、

実際、これで、無農薬、無肥料で立派な野菜ができているんだから、きっと、何かあるんだろうと思います

この本も読んで、実際に、畑を作って野菜を育てながら、その当たりも紐解いていきたいなぁ、、、なん手思います
そして、スタッフさんと一緒に土作り、野菜づくりをしながら、人の成長のことも共に考えて行こうと思います!(^o^)

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創業弘化元年。日本一古いおでん屋と言われるようになりました。 多くの作家や文化人にもご愛顧いただいたお店、鯨のサエズリなどの関東煮、たこの甘露煮、 そして錫の杯で、大切な方と粋な一献いかがですか?










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