「これからのリーダーシップ勉強会~チームの成長を促すためには?~」にスタッフさんと行って来ました!
公開日:
行動探求・メンタルモデル, 成長・発達, 学習・研修&セミナー, 学習する組織, スタッフさん
道頓堀にある たこ梅 本店の和田さん、ホワイティうめだ地下街にある たこ梅 東店の岡店長と、毎月、1回、チーム経営さんの「これからのリーダーシップ勉強会」に参加しています
そして、3月は、昨日(3/10)が、産創館さんで海佐入れるその勉強会の日でした
もちろん、3人で行って来ましたよ!
これからのリーダーシップ勉強会と学習する組織、行動探求
今回の「これからのリーダーシップ勉強会」のテーマは、「チームの成長を促すためには?」でした
平成20年8月のリーマンショック後、順調だった経営が、右肩下がりに、、、
それで、私は、それまでとは全く異なるやり方である「学習する組織を創る!」を選択しました
ただ、その概念は素晴らしいけれども、具体的な構築方法がわからない、、、
それ以来、試行錯誤しています
今回の「これからのリーダーシップ勉強会」である「チームの成長を促すためには?」は、学習する組織を構築していくのにピッタリでしょ!
それに、最近、組織開発の大家ビル・トルバート博士の「行動探求・Action Inquiry」を読んだところ、、、
「行動探求・Action Inquiry」では、発揮するリーダーシップによって、その発達段階を「機会獲得型」から「外交官型」「専門家型」「達成者型」「再定義型」「変容社型」「アルケミスト型」までの7段階に分けています
その各々の段階で、特徴的な物事に対するとらえ方や見方、行動様式が示されています
そして、個人、二者間、組織においで、そのリーダーシップがどう発揮されるのかも書かれています
それって、この日のテーマである「チームの成長を促すためには?」とも重なる部分が多いので、そんな「行動探求・Action Inquiry」の視点も持って、勉強会に臨みました
これからのリーダーシップ勉強会~チームの成長を促すためには?~
昨日の勉強会では、20人くらいの方が集まっておられ、5テーブルにわかれて、ワールドカフェ形式で、議論でも会話でもなく「対話(ダイアローグ)」していきます
テーマは、チームの成長についてです
どんなとき、チームの成長を実感したか?成長するチームとは?
そんなことについて、対話していきます
いろんな方の体験や考えを聞いていると、自分の考えに新たな視点が足され、「あっ!」「こういうのも、、、」なんていう気づきや発見が生まれてきます
気づきの広がりも、「こんなんもあるなぁ、、、」という横へもあれば、聞こえたことから、「そこにあるものは、、、」「その奥には、、、」と縦、深さへの広がりもありました
対話のあとは、各々の気づきを言葉にしていきます
ちょっと、読みにくいと思いますが、これが、私の気づきを言葉にしたものです
どんなことを気づいたのか、、、という私の気づきについて、簡単にお伝えしますね、
【チームの成長を促すには?の中で気づいたこと】
「個人の成長と関係性の成長が相互に成長を促す」ということ
その中では、関係の質があがっていきます
また、関係性の成長、個人の成長は、個人としても組織としても「内省力(気づいたり、ふりかえったりする力)」のチカラに支えられ、これが高まると自分自身と相互のフィードバックが増えます
また、同時に相互学習を支援することにもなります
どちらかというと、ここまでは、内側の成長で、目には見えにくいものです
ただ、これらは、売上や効率アップや新規事業などの挑戦の増加として目に見えることになります
そして、個人としても組織としても、レジリエンス(回復力)、パフォーマンスの力もアップしています
「チームの成長を促すには?」について、たこ梅3人組でふりかえりです
チーム経営さんの「これからのリーダーシップ勉強会」のあとは、たこ梅 本店の和田さん、東店の岡店長と私の3人は、いつものように、この日、学んだことをスグにふりかえりしていきます
最近は、ココでふりかえりをします
お互いの気づきシートを見せながら、これからのリーダーシップ勉強会で、気づいたことを話していきます
そして、残りの二人から、それを聞いて、どう感じたか?とか、意見や感想、質問を投げていきます
それで、一周したら、ビールでカンパーイ!をして、ちょっと、ノドを滑らかにして、さらに、お互いに問いをなげたりしていきます
今回のテーマは、すごく身近に感じたようで、「たこ梅の今に当てはめると、どうなんだろうか?」という問いも、スタッフさんから自然に出てきて、それについて、お互いに感じることを話していました
勉強会後の「ふりかえり」の時って、議論にはならず、対話というか意見交換しながら、自分の中で、さらに深めていく時間だという印象をもっています
お店の中や会議では、数年前より、お互い格段に自由に話せるようにはなっていますが、やっぱり、こういうちょっと飲みながら、、、だと、さらに思っていることを出していけるようです
この「ふりかええり」の場を設けること自体が、この日のテーマである「チームの成長」を促しているように感じました
このほか、たこ梅の場合は「お店」というのが「チーム」のひとつに単位になりますが、この成長を促進する取り組みをこれからも続けていきます!!
関連記事
-
-
7月の店長会議~どこに立って課題と向き合うか・戦いの存在しない世界へ~
昨日は、7月の店長会議でした 各店の取り組みで、「へぇ~、そうなってるんや!」とか「すごいねぇ~」
-
-
研修ではなく「新しい社会での『新しい商売のカタチ』を創りだす」時間
毎年、5月と9月に全店休業して丸一日の研修をやります 毎年続けている「POPで楽しく価値を伝える研
-
-
POPは売るためじゃない!価値をわかってもらうためにある!!価値を伝えたら注文が0件→15件に!
新梅田食道街というところに、たこ梅北店があります このお店も、もちろん、たこ甘露煮と関東煮(かんと
-
-
オンラインでの連続8回のNVC基礎講座、第1回を金田さん、深澤さんが受講です!
起きた出来事をきちんと受け取って向き合うためには、まず、自分がその出来事をどのように捉えているのかを
-
-
「なぜ人と組織は変われないのか」(ロバート・キーガン、リサ・ラスコウ・レイヒー著)は、アカン、面白すぎる、、、
やばい、、、 アカン、、、 面白すぎる、、、 いま、そんな本を読んでいます 「なぜ人と組織は
-
-
ホルヘさんのNVCワークショップに和本店長と行ってきました!
たった4つのシンプルなセンテンスを使うだけで、人間関係が「うそやろ!?」っていういうくらいにくなるコ
-
-
行動探求(Action Inquiry)を起点に人事評価まで、チェンジ・エージェント社の江口さんとミーティング!
東京でNVC(非暴力的コミュニケーション)関連のリーダーシップ研修だったんですが、その合間に、会社と
-
-
行動探求(アクション・インクワイアリー)セッションの目的とは?
2年半前からスタッフさんと始めたのが行動探求(アクション・インクワイアリー)のセッションです 毎月
-
-
最近受講した「シナリオプランニング活用講座」はオススメです!
日本一古いおでん屋「たこ梅」の 雑用係 兼 五代目店主 てっちゃんです シナリオプランニングは難し
-
-
「自意識と創り出す思考/IDENTITY」(ロバート・フリッツ、ウェイン・S・アンダーセン 著)を再読です
昨年、ロバート・フリッツ夫妻が来日したとき、「創り出す思考」ワークショップを女神山(長野県)で受講し




















