*

関東煮(かんとだき/おでん)のジャガイモといったらコレ!『とうや』がはじまりました!!

公開日: 関東煮・おでん, 季節・旬

関東煮(かんとだき/おでん)の定番のタネで、人気者が「ジャガイモ」です
ジャガイモっていうと、コロッケにするとホクホクで旨い男爵があるし、シチューにもいいメークインなんかもあります
最近では、かなり色が黄色っぽいインカの目覚めとかいうのも巷(ちまた)では人気らしい、、、

たこ梅では、季節によって、ジャガイモの品種をかえて使ってきた時代が長く続きました
でも、ある品種だけが、お客さま、特に常連さんからやたら人気があったんです

関東煮(かんとだき/おでん)のジャガイモはコレ!

常連さまに「やっぱ、このジャガイモやないとな、、、」っていわれるのが、こいつです!

関東煮・おでんに使うジャガイモ「黄爵」

関東煮・おでんに使うジャガイモ「黄爵」

その一番人気のジャガイモが、主に北海道で生産されているジャガイモで、いっぱん的な品種名は「とうや」というジャガイモです
私も、他のジャガイモと食べ比べてみましたが、この「とうや」、関東煮(かんとだき/おでん)にすると確かに旨い!!
常連さまほど、「やっぱ、このジャガイモやないとな、、、」ってなるんですね
中には、こいつじゃないと「食べない!」という常連さまもいらっしゃいます ^^;;;

それで、以前は、何種類ものジャガイモを季節季節で使っていたのですが、今では、「とうや」が入荷する間は、「とうや」をおだししています
ただ、春から今時分の2-3ヶ月だけでは、とうやが入荷しません
その間は、小粒の新ジャガを串に刺してお出ししています
これはこれで、とうやとは又ちがったアッサリ系で美味しくて人気です

ちなみに、以前、お店のスタッフさんの間で「黄爵」の読み方で「おうしゃく」と「こうしゃく」にわかれて論争が続いたことがあります(そんなん、どっちでも、ええのにね、、、)
それで、わたし、「調べるわ!」って言って、単純にJAきたみらいに電話して尋ねました
そしたら、あっさり「『こうしゃく』です」と教えてもらって一件落着!(笑)

「とうや」の関東煮(かんとだき/おでん)が旨い理由(わけ)は、、、

でも、なんで、この「とうや」の関東煮(かんとだき/おでん)の方が旨いのか?

関東煮(かんとだき/おでん)のジャガイモが「とうや」になりました!

関東煮(かんとだき/おでん)のジャガイモが「とうや」になりました!

ちょっと調べてみました!
なんで「とうや」を美味しく感じるのか?には、ジャガイモの性質と関西人の味覚にヒミツがあったんです!
それは、、、

【「とうや」の関東煮が旨い理由】
1)肉質が粘質
2)舌触りがなめらか
3)カロテン豊富で黄色いため食欲がそそられる
4)関西では、たいたとき粘質のジャガイモの好まれる

この1-3番は「とうや」の特性です
そして、4番は、関西人の味覚、食味の傾向が粘質のジャガイモが好まれるので、この「とうや」はうってつけなんです!

いまからの時期、たこ梅の関東煮(かんとだき/おでん)でおだししるジャガイモは、関西人好みの舌触りがなめらかで粘質でいろも黄色くてきれいな「とうや」です!!
しっかり、味もシュンだところ、食べてってね!!(^o^)
待ってまーーーーーーーす!!

The following two tabs change content below.
たこ梅 五代目店主 てっちゃん
大阪の道頓堀で創業180年の「関東煮(おでん)」と「たこ甘露煮」の上かん屋『たこ梅』の雑用係で五代目の てっちゃん(岡田哲生)です さらに百年後も店が続くために取り組んでいる日々の活動を綴ります ところで、ヨガと瞑想を始めました!! おかげさまで、心身ともにエエ感じです

関連記事

「まだ見ぬたこ梅の味を先に食べちゃう会」@たこ梅 本店

「まだ見ぬたこ梅の味を先に食べちゃう会」楽しかった!!

日本一古いおでん屋「たこ梅」の 雑用係 兼 五代目店主 てっちゃんです 緊急事態宣言が再度の延

記事を読む

関東煮(かんとだき/おでん)12品&サエズリとコロが2串ずつはいった5670(コロナゼロ)セット

「5670(コロナゼロ)」セット開始!家で待ってるご家族に『おでん』のお土産はいかがですか?通販もありますよ!

コロナウイルスの拡大で、家にこもりがちになりますよね ほんとは、映画だって行きたいし、おでかけ

記事を読む

半月と桜(梅田界隈の公園にて)

「今夜のお花見、分店、東店も、ととのいました!」本店、北店に続き、、、

大阪も桜が、あちこちで咲き始めたようです 半月と桜(梅田界隈の公園にて)[/caption]

記事を読む

仕込みが終わって、出番待ちの「菜の花」たち

「菜の花」の関東煮・おでんを仕込んでますよ!

春分の日も過ぎて、春が、感じられることも多くなってきましたね たこ梅でも、『春』を関東煮(かんとだ

記事を読む

今年の梅酒を漬けています

今年も、古城梅と焼酎、氷砂糖だけの自家製梅酒をつけました!来年用です!!

6月というと梅の季節ですね 今年も、綺麗な梅の実が出始めています だから、早速、来年に向けて

記事を読む

2月の店長会議

2月の店長会議~間接部門の存在目的とは?~

この前、2月の店長会議でした 例によって、いくつかの議題を検討しました 2月の店長会議[/

記事を読む

聖護院大根の関東煮(かんとだき/おでん)

聖護院大根の関東煮(かんとだき/おでん)も、そろそろ終わっちゃいますよ!

おはようございます! 昨日も、暖かかったですが、今日は、天気予報によると最高気温が20度を超えて2

記事を読む

「さえずり®の端っこ」の関東煮(かんとだき/おでん)お知らせ

「さえずり®の端っこ」の関東煮(かんとだき/おでん)をやっちゃう!らしい、、、

お店を創業したのが今から175年前の弘化元年です 創業当時からの名物があるのですが、、、

記事を読む

新米新酒 しぼりたて山田錦 特別純米生酒

月がわりの酒「新米新酒 しぼりたて山田錦 特別純米生酒」

日本一古いおでん屋「たこ梅」の 雑用係 兼 五代目店主 てっちゃんです たこ梅は元来「上燗屋」

記事を読む

オバケ?尾羽毛?

暑いに日には、生ビールと身も心も涼しくなる「おばけ」が一番!?

6月も後半ですね 大阪の街には、半袖姿の人の方が多いくらいになってきました で、こんな暑い日

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ブログをメールで購読

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

follow us in feedly
創業弘化元年。日本一古いおでん屋と言われるようになりました。 多くの作家や文化人にもご愛顧いただいたお店、鯨のサエズリなどの関東煮、たこの甘露煮、 そして錫の杯で、大切な方と粋な一献いかがですか?










PAGE TOP ↑