*

3月の現場会議~成長が垣間見え、行動探求入門セミナーに向けての取り組みも決まりました!~

昨日は、たこ梅の若手スタッフさん中心に毎月1回開催している現場会議の日でした
この日は、ひさびさに議題が目白押し、、、

さて、会議はどうなるのか!?

課題へは一緒に考えて取り組む

議題として取り上げられた課題の中には、あるお店のことで、他のお店には直接関係無いものがあります
でも、会議で感じたのは、そういう議題でも、真剣にどうしたらいいだろうか?と一所懸命に他の店のスタッフさんが考えるようになったこと!

もっというと、その課題をどうして課題と考えるのか、、、まで、つっこんで質問が飛びます
そうすることで、表面に見えている課題の奥に潜む本当の課題、あるいは、本音が見えてくるから、、、

3月の現場会議です

3月の現場会議です

ある課題の時に、如実にそれを感じたのですが、こんな深いところまで入り込んで会議をするようになったのか、、、と正直、驚きでした!
いつの間にか、会議メンバーさん、成長してるんですね、、、

会議の中では、そんな状況になると、まるで、自分事のように考えて意見を言い始めます
本当に、一緒に解決したい!!という気持ちが見えるくらいです

その課題については、最終、店長会議で決めてもらうことにはなりましたが、お店の枠を超えた解決案も生み出されました
私は、そのプロセスを見ていて、さっきは、驚きでした、、、と書きましたが、それ以上、鳥肌が立つ状況だったんです
いや、ホント、これまでとは次元が変わったように思います
来月の彼らの会議の様子が楽しみでなりません

お昼ご飯は新規開拓で天ぷら屋さん

まぁ、そんなシビアな会議も、楽しみというとお昼ご飯、、、
この日は、新梅田食道街の葛原さんが、行ってみたいお店がある!!というので、いつもより遠いんですが、新しいお店を新規開拓です!

現場会議のお昼ご飯は天ぷら

現場会議のお昼ご飯は天ぷら

屋号が「てんぷらや」という天ぷら屋さんに行きました
うん、ここ、なかなかヒットです!
葛原さん、ええセンスしてるわーーーーー

おかげで、また、一見、お昼ご飯のお店が増えました!!(^o^)

行動探求入門セミナー(後編)までの取り組みも検討

この日の議題のひとつに、先週3月9日と10日で開催した行動探求入門セミナー(前編)に関するものがあります
行動探求では、成人の発達段階は、「在来型」4種類とその後の「後期(ポスト)在来型」3種類にわけて考えます
その発達段階に応じて典型的な行動論理を発揮すると考えます

【7つの発達段階における行動論理】
在来型)機会獲得型 → 外交官型 → 専門家型 → 達成者型 →
後期在来型)再定義型 → 変容者型 → アルケミスト型

各発達段階の行動論理と特徴、分布

各発達段階の行動論理と特徴、分布
チェンジ・エージェント社さんのサイトと本の掲載データより作成

そして、何か相手とトラブル(「なんで、そんなこと言うねん!」「ちゃんとやれよーーー!」とか)を感じたとき、自分は、どの行動論理を使っているかを見ていきます
そして、望ましい行動をそこから構築し新たな行動を取っていくことで、周囲へそれまでと異なる影響力を発揮していくのです

行動と探求を一緒にやるので行動探求と呼ばれています
そのあたりのことは、先日、行動探求入門セミナー(前編)のブログ記事に書いたので、そちらも参照いただければと思います

行動探求入門セミナー(前編)の話はコチラのブログで!
「行動探求入門セミナー(前編)」を たこ梅 本店で開催!学習する組織にスタッフ全員で一歩ずつ踏み出します!

映画のシーンでの行動がどの行動論理に当たるかを考えて行きます

映画のシーンでの行動がどの行動論理に当たるかを考えて行きます

行動探求入門セミナーの前編から3週間後に後編が開催されます
前編では、今、どの行動論理かを観る!ことは習いましたが、武道と同じで、繰り返し練習しないと上手く使えません
それで、まずは、入門セミナー後編まで、どのように過ごすかを話し合いました

行動探求のパートの会議メモ

行動探求のパートの会議メモ

その話でのポイントは、
練習するのはいいけど、どうやったら、今度も続けていくことにつながるか?
まず、どのくらいやればいいのか?
です

結果は、
・今週と来週、1回ずつはやる!
・必ず2人以上でやって、お互いに意見交換する
ことにしました

特に、「必ず2人以上でやって、お互いに意見交換する」というのは大事で、自分で、このときは、「あーーー、○○型の行動論理をつかってたな、、、」と思っても、他の人が違う視点で見ると、同じに観えることもあれば違う行動論理を使ったように観える場合もあります
入門の段階では、どれが正しい!よりも、色んな視点で観ていって、それにより違いがあることも知ることで、探求を深めていくことが大事だからです

また、実際の入門セミナー(前編)では、映画のワンシーンをつかって、そこで登場人物がどの行動論理を使っているか?というトレーニングをしました
その時も、参加メンバーの意見がそろうこともあれば、バラバラの時もありました
ただ、バラバラの時の方が、いろんな意見を言い合い、聞きあって、探求が明らかに深まっていました

だから、今回の後編までの取り組みでも「必ず2人以上でやって、お互いに意見交換する」と『お互いに意見交換する』となっているのです
議論する!ではなく、、、

そのあたりのことも、入門セミナーのブログに書いてありますので、興味があればご覧下さいね

行動探求入門セミナー(前編)の話はコチラのブログで!
「行動探求入門セミナー(前編)」を たこ梅 本店で開催!学習する組織にスタッフ全員で一歩ずつ踏み出します!

スタッフさんの成長が垣間見られた現場会議でした

それにしても、いろんな議案を進行する中で、さまざまな面で、スタッフさんの成長が垣間見られた現場会議だったと思います
もちろん、その成長の姿を見てうれしかったのですが、同時に、スタッフさんに対する認識を改めていかないといけないなーーー、、、と思いました(嬉しいことなんですけどね!)

これからも、スタッフさんが、成長していけるよう見守り、サポートしていきます!!
さぁ、今日も、楽しくがんばりまーーーーーーーーす!(^o^)v

 

関連記事

北店で島田さんに「NVC 人と人との関係にいのちを吹き込む法」(マーシャル・B・ローゼンバーグ 著)をプレゼント

NVCオンライン基礎講座を受講してくれる島田さんに「NVC 人と人との関係にいのちを吹き込む法」(マーシャル・B・ローゼンバーグ 著)をプレゼント!

仕事をしているとき、家族や友達とでも、「○○しといて!」っていわれ「いま、△△してるのに、見てわから

記事を読む

「組織文化とリーダーシップ」エドガー・シャイン著

「組織文化とリーダーシップ」エドガー・シャイン著を読んで気づいたこと!

いくらお店のひとががんばっても、私が努力しても、自分たちの力ではなんともできないことがおこります

記事を読む

たこ梅 分店の谷口さんと現場面談

7月の現場面談~顧客の旅デザインマップは取り組みを俯瞰し対話するツール~

毎月、上旬に店長さんたちが集まる店長会議、お店の現場のSA(スタッフアテンダント)さんが集まる現場会

記事を読む

道頓堀 たこ梅本店の和田店長と行動探求です

今月も、スタッフさんと行動探求(Action Inquiry)やってます!

今年の3月、前編と後編の2回にわけて、正社員さんに、行動探求(Action Inquiry)の入門講

記事を読む

石橋先生のファシリテーショングラフィックのデモンストレーションです

ファシリテーショングラフィック講座をスタッフさんと一緒に受けてきました!

毎月1回、店長会議、現場会議という定例の会議を たこ梅ではやっています その会議のとき、模造紙(正

記事を読む

「成人発達理論による能力の成長」(加藤洋平 著)

「成人発達理論による能力の成長」(加藤洋平 著)は、組織の発達には必須の本だと思います

平成13年に店を継いで、いろいろあったものの典型的なマーケティングを展開して、売上や利益的には順調に

記事を読む

「行動探究(Action Inquiry)入門編」の最終打ち合わせ

「行動探究(Action Inquiry)入門編」の最終打ち合わせです!

昨年、3月、組織開発の発達理論の大家であるビル・トルバート博士が、その著書「行動探求(Action

記事を読む

PCからの映像も観られるし、スピーカーから音もバッチリです!

42.5インチのモニターを道頓堀 たこ梅本店の2階に設置完了!!

道頓堀に、たこ梅の本店があります 道頓堀のたこ梅本店[/caption] この道頓堀

記事を読む

ストームグラス「テンポドロップ」

ストームグラス「テンポドロップ」が、ホワイト企業大賞特別賞「学習する組織経営賞」の副賞でやってきました!

おはようございます ちょっと、面白いものがやってきました! ストームグラス「テンポドロ

記事を読む

和本店長との店長面談です

月1回の店長面談!最近「顧客の旅デザインマップ」が活躍してます!!

毎月1回、店長さんやお店のスタッフのリーダー格の方と面談をしています 毎月、毎月、何をしてるのかっ

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


ブログをメールで購読

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

25人の購読者に加わりましょう
follow us in feedly
創業弘化元年。日本一古いおでん屋と言われるようになりました。 多くの作家や文化人にもご愛顧いただいたお店、鯨のサエズリなどの関東煮、たこの甘露煮、 そして錫の杯で、大切な方と粋な一献いかがですか?










PAGE TOP ↑