夏だけの味わい「たこの子甘露煮」をたいています!
170年以上前から、たこ梅では、瀬戸内のマダコをやわらかくたきあげた「たこ甘露煮」があります
毎日、毎日、マダコをやわらかく美味しくたくと同時に、そのタコのうま味がダシに凝縮されていきます
まぁ170年継ぎ足し継ぎ足し使ってるウナギのタレ、、、のようなモンっていうと、伝わるかな?
毎日、昨日も、今日も、瀬戸内のマダコをたきますが、今の時期、1ヶ月くらいだけ、特別なヤツもたいてるんですよ
これが、マダコの卵がつまった「たこの子」です
それが「たこの子甘露煮」です
といっても、たこの子ども、赤ちゃんタコをたいてるわけじゃありません
マダコは、1mmに満たない数十万個以上の卵を白からクリーム色の袋状のなかに大事にかかえています
その卵がわんさか詰まった袋状のものを「たこの子」って呼ぶんです
これです!
大きさ的には、この画像の大きいやつで、直径8cmくらいです
このたこの子を「たこ甘露煮」と同じダシでたいていきますが、まず、うすーい塩水を沸かして、そこにくぐらせます
そうすることで、表面を固めて、きれいに仕上がるようにするのと、余分なエキスがダシに出過ぎないようにするためです
まぁ、調理技法で言う湯霜の応用みたいなもんですね
たこの子を甘露煮に仕上げます!
そうして、マダコと一緒に大釜でたいていきますが、仕上がりの時間がことなるので、そのあたりが、「たこの子甘露煮」をたくときのキモです
こうやって、マダコをたいている大釜で、たこの子もたいています
この日は、たこの子の大きさがそろっていたので、たきやすいし、仕上がりも、ええ状態であがりました
ツヤツヤのテカテカにしあがった、たこの子甘露煮です
そっ、、、っと持たないと、くずれてしまうくらいソフトにたき上がった「たこの子」ちゃんもいましたよ!!
これをお店で出すときは、スライスして、辛子を添えてお客さまの目の前に、、、
ところで、この「たこの子甘露煮」は、お酒が一番合います!
っていうか、普段ビール党の私も、この時期、たこの子甘露煮があると、ぜーーーーーったい!に『酒(清酒)』です
ビール党、焼酎党、酎ハイ党の方も、たこの子甘露煮を注文されたら、一度でいいので、お酒でやってみてね!!
きっと、「をーーーー!なるほどーーーーー!!」ってなりますから!!(^o^)v
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