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破竹じゃないよ!「淡竹(はちく)」の関東煮(かんとだき/おでん)始まりました!

公開日: 関東煮・おでん, 季節・旬

季節季節に旬の食材ってあります
昨日の大阪の最高気温は29℃、今日は30℃の真夏日の予想!!
なんか、初夏の雰囲気です

なので、春の味覚「竹の子」の関東煮(かんとだき/おでん)も、この前、終わっちゃいました
「あーーー、竹の子、食べたかったなぁ、、、」「もう1回くらい、竹の子の関東煮(かんとだき/おでん)食べたいよ!残念、、、」なんて、お客さまもいらっしゃるかもしれません

・・・と、思っていたら、、、

「淡竹(はちく)」の関東煮(かんとだき/おでん)、始めました!

竹の子って、竹の子どもって書きますよね
竹の「新芽」なんです

そして、筍(たけのこ)というと、たこ梅の関東煮(かんとだき/おでん)でもお出ししていたのが、日本では、いちんばんポピュラーな孟宗竹(もうそうちく)の筍です

でも、竹って、孟宗竹だけじゃなくて、いろんな種類があります
そんなひとつに、淡竹(はちく)という種類の竹があるんです
破竹の勢いの「破竹」ではなく、淡い竹とかいて「淡竹(はちく)」です
地方によっては、「八竹」と書いて、ハチクとかハッチクって言うところもあるようです

この「淡竹(はちく)」の竹の子は、孟宗竹より、すこーし次期がずれます
孟宗竹の竹の子が伸びて「竹」になっちゃうころに、ニョキっと地面から顔をだしてきます
そう、今が、ちょうど、食べ頃なんです

土がついたままの淡竹(はちく)

土がついたままの淡竹(はちく)

よくスーパーなんかでみかける竹の子にくらべて、細長いのが特徴!
そして、もうひとつの特徴が、アクが少ないというかほとんどないんです
孟宗竹は、竹の子が地面から顔を出して光を浴びるとアクが生成されてくるので、その前に取るので、地面を掘りますよね
だから、「竹の子掘り」となります

その点、淡竹は、地面からニョッキリと顔を出して伸びてるのを収穫すればOKなんです
アクが少ないですからね

たこ梅でも、この淡竹の関東煮(かんとだき/おでん)が始まりました!!
シャコシャコとした独特の食感で、毎年、人気なんです

淡竹(はちく)の関東煮(かんとだき/おでん)

淡竹(はちく)の関東煮(かんとだき/おでん)

ただ、期間が短くて、お出しできるのが、短いと2週間、1ヶ月はありませんので、「淡竹、食べたい!!」ってお客さまは、今日か、来週中にお店をのぞいてね!!

んでもって、カウンターにたってるスタッフさんに、ひとこと「淡竹(はちく)!」って注文してください(^o^)v

 

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たこ梅 五代目店主 てっちゃん
大阪の道頓堀で創業180年の「関東煮(おでん)」と「たこ甘露煮」の上かん屋『たこ梅』の雑用係で五代目の てっちゃん(岡田哲生)です さらに百年後も店が続くために取り組んでいる日々の活動を綴ります ところで、ヨガと瞑想を始めました!! おかげさまで、心身ともにエエ感じです

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創業弘化元年。日本一古いおでん屋と言われるようになりました。 多くの作家や文化人にもご愛顧いただいたお店、鯨のサエズリなどの関東煮、たこの甘露煮、 そして錫の杯で、大切な方と粋な一献いかがですか?










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