酒蔵見学2024、FUN倶楽部員さんと楽しく開催できました!!
日本一古いおでん屋「たこ梅」の 雑用係 兼 五代目店主 てっちゃんです
コロナで3年お休みして昨年ひさしぶりに開催できた酒蔵見学
今年も、たこ梅FUN倶楽部員さんと、楽しく、行ってきましたよ!!
日本酒の歴史からお勉強
3月9日(土)、西宮にある白鹿(辰馬本家酒造)さんの「酒蔵館」という、お酒造りの歴史が学べる資料館に、この日参加のFUN倶楽部員さんが集合です
この酒蔵館では、白鹿さんが、実際につかっていた道具や設備の実物をみることができます
西宮の酒造りといえば「宮水」が有名です
この宮水の井戸がありますが、この日は、特別に井戸の中を覗かせてもらいました
ちなみに、宮水は、六甲山系の2つの伏流水が交わる西宮の一部のみに存在し、そのくみ上げも、許可された酒蔵さんしかつかえないという特別なお水なのです
酒蔵館の中に入ると古い道具やお酒を搾る大きな設備などがすぐまじかで見られます
この大きな仕込み樽は実際に使われていたもので、出来上がるお酒の量は、毎日1升ずつ飲んでも3年ほどかかるんだとか、、、
お酒の話と利き酒
酒蔵館で日本酒の歴史をひととおり勉強した後は、宜春苑(ぎしゅんえん)という白鹿さんの旧本社で、現在は迎賓館としてつかわれているところに場所を移します
今年、たこ梅は創業180周年です
それで、昨年、酒米「山田錦」の田植えや稲刈りをお手伝い(いや、お邪魔でしょうか ^^;;; )させてもらいました
田植えや稲刈りの時の話はコチラを見てね
→ 酒米「山田錦」の田植えに兵庫県の三木市へ行ってきました!
→ 酒米「山田錦」の稲刈りに行ってきました!!
そのお米もつかった180周年の記念酒 純米大吟醸「百八十」を限定180本(一升瓶)造りました(っていうか白鹿さんに造ってもらいました)
この純米大吟醸「百八十」ですが、白鹿(辰馬本家酒造)361年の歴史の中で、他社と酒造りをしたのは初めてだったそうで、社内的には、「そんなんできるのか?」「やってもいいのか?」など喧々諤々だったそうです
そういったすったもんだも含めて、どのように、田植え、稲刈りから180周年記念酒「百八十」が誕生したのかを白鹿さんが、紙芝居風にまとめてお話をしてくださいました(これを聞くまで、361年の歴史の中で初めてだったとか、社内で相当すったもんだあったとか知りませんでした (@ ̄□ ̄@;)!! )
社内でいろいろあっても、実現にこぎつけていただき、ほんとにありがとうございます!!
引き続き、今度は、利き酒です
たこ梅のお店で飲んでもらってる3種類のお酒と、この日ように特別に搾りたてをくみ出してもらった「あげ酒」の合計4種類をのんで、どれがどのお酒か利き酒してもらいます
そして、全問正解すると、全問正解者のみが鑑評会用の特別なお酒を飲めるとあって、みんな真剣に利き酒してます
3種類は、たこ梅FUN倶楽部員さんだったら、飲みなれているおさけだし、あとのひとつは、くみたての「あげ酒」なんで、わりと簡単かな?半分くらいは全問正解かなぁ?なんて思ってました
、、、が、ふたを開けると、まさかの全問正解者「0(ゼロ)」!!
しょーがないので、鑑評会用のお酒はスタッフで!とも思いましたが、FUN倶楽部員さんに1杯ずつのんでいただきました
それにしても、鑑評会用のお酒、うますぎてヤバイです!!
恒例のクイズ大会
今年も、恒例のクイズ大会です
何問かは、酒蔵館さんでのお酒の歴史の説明や宜春苑(ぎしゅんえん)での白鹿さんのお話をちゃんと聞いてたらわかる問題です
それ以外は、、、やっぱり、難問・奇問・珍問があいつぎます
例えば、酒米についてですが、
この中で、実際に酒米じゃないのはどれか?
じつは、、、
宝塚の芸名みたいですが、星空舞というのは、これは鳥取のおいしい食用米だそうで酒米ではありません
また、こんな問題も、、、わかるかな?
うちの9月上旬に孵った烏骨鶏ちゃんが、12月に1羽いなくなったんですが、その理由わかりますか?
じつは、、、
庭で散歩させてると、突然、大きなイタチが現れて、くわえて消え去ったんです(涙)
「こんな話わかるわけないやろ?」って思いますか?
たこ梅FUN倶楽部員さんくらいになると、てっちゃんのブログも欠かさず読まないと、、、
烏骨鶏ちゃんが初卵を産んだ話の中に、ちゃんと、イタチにさらわれた話も書いてあるのです
→ うちの烏骨鶏ちゃんが卵を産みました!!
まぁ、こんな難問・奇問・珍問にもかかわらず正解した部員さんが、優勝や準優勝されました
優勝など入賞すると、賞品としてエエもんやおもろモンもらえます(笑)
クイズ大会もめっちゃ盛り上がりました
能登地震チャリティー・オークション
いつもなら、クイズ大会で盛り上がったところでお開き、、、なんですが、今年は、元日に、能登半島で大きな地震があってたくさん画の方が被災されました
その中に、たこ梅FUN倶楽部の部員さんで、輪島塗の「輪島 キリモト」さんがいらっしゃいます。桐本さんは、ご自分の大変なのに、関わる職人さんのことも気にかけて走り回っておられます
輪島塗などの伝統工芸は、いろんな工程で職人さんが細分化され、それがすべてそろって輪島塗の器になります
どこかの職人さんが欠けても出来上がらないのです
自分も大変なのに伝統工芸の存続に力を注がれている姿を応援しようと、チャリティー・オークションを開催しました
たこ梅の倉庫から、
・刻印ずれで使用していない錫の一合タンポ
・180周年記念酒のシリアルナンバー1番と180番(180本限定醸造)
・スタッフさん用に試作した たこ梅ロゴいりトレーナー
・コロナで制作した幻の「崖っぷちTシャツ」
などなど、いろいろ持ってきました
FUN倶楽部員さん、ぞくぞくチャリティー・オークションに参加して下さって、最高落札額の部員さんが、次々にオークション品をゲットしていかれます
世界にただ一つ、180周年記念酒「百八十」のシリアル180を手に入れてご満悦のFUN倶楽部員さんもいらしゃれば、幻となった「崖っぷちTシャツ」が、ずーーーっとほしいと思っていた部員さんもいらっしゃって念願かなってゲットとか、、、
おかげさまで、オークション品は、どんどん落札されていきました
ありがとうございます!!
この能登半島地震で被災された輪島塗のキリモトさんへのチャリティー・オークションで64,425円の義援金が集まりました
こちらは、すぐに、銀行振り込みでキリモトさんにおとどけしています
今回の記念のおみやげ
毎回、なんか、参加して下さったFUN倶楽部員さんに記念のおみやげを作ってます
「百八十」の特別1合ビン詰めタイプ
今回は、2つ用意しました
いずれも、180周年記念酒 純米大吟醸「百八十」にちなんだ品です
ひとつめは、「百八十」は一升瓶だけですが、特別に180mlつまり一合瓶に詰めてもらいました
この「百八十」一合ビン詰めタイプですが、プレゼント用オンリーの非売品なんですよ
さらに、そのラベルにはおひとりおひとりFUN倶楽部員さんのお名前がはいっていて、なおかつ、1枚ずつ、ラベルデザインが違います
そのFUN倶楽部員さんのためだけの1本となっています
参加できなかった部員さんにもプレゼント
毎回、酒蔵見学は、たこ梅で出している 特別純米山田錦を造っている白鹿さんにうかがうので、場所は兵庫県の西宮になります
東京や岡山など、近畿圏以外からも参加いただいてますが、FUN倶楽部員さんは、沖縄、九州から、秋田や北海道までいらっしゃいます
遠いと気軽に参加もできませんよね
また、近くであっても、開催日に予定があったら行けないし
それで、今回参加できなかったFUN倶楽部員さんにも、楽しさのおすそわけ、、、
で、この純米大吟醸「百八十」1合ビン詰めタイプ(非売品)をプレゼント!!
たこ梅FUN倶楽部員さん、先着20名限定で、たこ梅のお取り寄せで関東煮セットをご注文の時に一緒に送ります
希望されるFUN倶楽部員さんは、お取り寄せの時の「通信欄」に「百八十希望、部員番号」を書いてくださいね(お一人1回/2024年5月末まで)→ たこ梅のお取り寄せサイトは、コチラをクリックしてね!
「百八十」ロゴ入り前掛け
もうひとつは、「百八十」のはいった前掛け
昔はよく、御用聞きの酒屋さんが使われていたあのタイプの前掛けです
もちろん、たこ梅FUN倶楽部と「百八十」ロゴがはいってます
これも、参加したFUN倶楽部員さんには、えらい喜んでいただきました
来年も酒蔵見学やりたいな!
今年のたこ梅FUN倶楽部員さんとの酒蔵見学も、ほんと、楽しい時間でした
また、来年も、FUN倶楽部員さんと一緒に酒蔵見学やりたいですね!!
今年も、ありがとうございました!!
そして、来年も、よろしくね!!
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