*

スピノザ『エチカ』概説(河井徳治 著)を読むために、なんと、、、(゚ロ゚屮)屮

公開日: 気になる本

日本一古いおでん屋「たこ梅」の 雑用係 兼 五代目店主 てっちゃんです

知り合いに17世紀のオランダの哲学者スピノザを激推しされ、代表作エチカを読んでみようと思ったものの調べるとかなりハードル高そうだったので、入門編として「はじめてのスピノザ 自由へのエチカ」(國分功一郎 著)を読みました

はじめてのスピノザ 自由へのエチカ(國分功一郎 著)

はじめてのスピノザ 自由へのエチカ(國分功一郎 著)

そしたら、これが面白すぎ!!

現代は、スピノザの同時代のデカルト(ちょっと先輩?)的要素還元主義の科学をベースに社会が成立しています

はじめてのスピノザの國分功一郎さんが、スピノザの哲学が異端ではなくこちらが主流になっていたら、今とは異なる別の世界(あるいは科学体系?)になっていたかも、、、という趣旨のことをかかれていて、確かにそうかも知れないと読んでみて思いました

ただ、現在では、ティール組織が数年前からブームになるなど、ある側面では、スピノザの哲学に合致するような形態の組織や社会構造が生み出されつつあります

そのあたりのことは、「はじめてのスピノザ 自由へのエチカ」(國分功一郎 著)を読んだときのブログに譲りますのでそちらをご覧下さい
「はじめてのスピノザ 自由へのエチカ」を読んで

哲学書 概説シリーズⅡ スピノザ『エチカ』(河井徳治 著)

哲学書 概説シリーズⅡ スピノザ『エチカ』(河井徳治 著)

「はじめてのエチカ」が超絶面白かったので、いよいよ、エチカに挑もうと思いましたが、難解そうなので、もう一冊、入門というか概説本を見つけたのでこちらからアプローチすることにしました

それが、哲学書 概説シリーズⅡ スピノザ『エチカ』(河井徳治 著)です

岩波文庫の畠中尚志訳『エチカ』上、下二巻を用意するように書かれている

岩波文庫の畠中尚志訳『エチカ』上、下二巻を用意するように書かれている

それで、読め始めると「はじめに」のところに、
「この本を読んで頂くには、できれば岩波文庫の畠中尚志訳『エチカ』上、下二巻を用意くだされば有り難い。」
とあります

そう書かれているので素直に、岩波文庫のエチカ上下巻を購入しようと思いましたが、すると、概説シリーズと岩波版上下巻の計3冊を持ち歩くことになります

3冊持つのはなぁ、、、と思ったので、、、

Kindle版 スピノザ エチカ(上・下)畠中尚志 訳 と スピノザ『エチカ』(河井徳治 著)

Kindle版 スピノザ エチカ(上・下)畠中尚志 訳 と スピノザ『エチカ』(河井徳治 著)

岩波文庫の「エチカ」(上・下)については、普段持ち歩いているiPadで読めるKindle版で購入することにしました

Kindle版 スピノザ エチカ(上・下)畠中尚志 訳(赤丸囲み)

Kindle版 スピノザ エチカ(上・下)畠中尚志 訳(赤丸囲み)

概説を読みながら、Kindleの岩波文庫を参照できるようになります

これで、スピノザ『エチカ』概説(河井徳治 著)を読む準備完了!!

ただ、、、_| ̄|○

この2週間は、ニューズレター製作や新しい仕組みの仕上げがあって、今月末あたりから読んでいこうと思います

それを楽しみに、今日も、がんばります!!

関連記事

ザ・ゴールを安藤店長と上原店長代行に手渡しました

店長さんたちにTOCのアノ本をプレゼント!!です

先日、たこ梅の各店の店長さんたちとTOC研修にいきました スタッフさんとTOC研修に行きました

記事を読む

福島正伸「真経営学」音声全集

福島正伸「真経営学」音声全集 をゲットしました!

一昨年に購入してずっと本棚で眠っていた、、、積ん読だった「真経営学読本」(福島正伸 著)が、目につい

記事を読む

左から、てっちゃん、桃侍くん、英治出版の田中さん

「なぜ弱さを見せあえる組織が強いのか」(ロバート・キーガン、リサ・ラスコウ・レイヒー 著)がやってきました!

いやーーー、ラッキーーーーー「なぜ弱さを見せあえる組織が強いのか」(ロバート・キーガン、リサ・ラスコ

記事を読む

ビジネスフレームワーク図鑑

ビジネス、商売の常備薬!?「ビジネスフレーム図鑑」は、会社、お店に1冊あるといいですよ!

この前、本屋さんをぶらついていて、面白そうな本を見つけて、ペラペラ、、、 ビジネスフレームワ

記事を読む

「奇跡の経営」「セムラーイズム」(リカルド・セムラー 著)

「奇跡の経営」だけでなく「セムラーイズム」も読んだ方がいい理由(わけ)

7月に、リカルド・セムラーの「奇跡の経営」を購入しました 「奇跡の経営」(リカルド・セムラー

記事を読む

「孫子」「孫子を読む」(浅野裕一著)

「孫子」を読んでみようと思います

この2年くらいで、もっとも、読んでいて興味をそそられ、面白い!って思った本「複雑さを生きる~やわらか

記事を読む

「真経営学読本」(福島正伸 著)

「真経営学読本」(福島正伸 著)は、人生が豊かになる本の一冊であると思います

先代社長が亡くなり、突然、10年以上つとめた会社員を退職、たこ梅を継いで17年目になります そ

記事を読む

MMOTのテキストと「最強リーダーシップの法則」

MMOTのオンライン講座を受講しました!

いま、たこ梅で流行っている(?)ものに、「緊張構造チャート」があります 緊張構造チャートとは?

記事を読む

「フロー経営の奇跡 名経営者に育った平凡な主婦の物語」(原作 天外伺朗・作画 小川健一)

「フロー経営の奇跡 名経営者に育った平凡な主婦の物語」購入!読んでみました!!

最近、ちょくちょく、マンガ本、コミックを買います といっても、通常の書籍をマンガ、コミック化した本

記事を読む

「行動探求(Action Inquiry)」(ビル・トルバート著)

「行動探求(Action Inquiry)」(ビル・トルバート 著)を再読している理由(わけ)は、、、

以前読んだ本をまた読んでいます ザーッ!と流し読みに近いんですが、読んでいます 私、同じ本を

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


ブログをメールで購読

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

26人の購読者に加わりましょう
follow us in feedly
創業弘化元年。日本一古いおでん屋と言われるようになりました。 多くの作家や文化人にもご愛顧いただいたお店、鯨のサエズリなどの関東煮、たこの甘露煮、 そして錫の杯で、大切な方と粋な一献いかがですか?










PAGE TOP ↑