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「はじめてのスピノザ 自由へのエチカ」を読んで

公開日: 成長・発達, 気になる本

日本一古いおでん屋「たこ梅」の 雑用係 兼 五代目店主 てっちゃんです

この前、このブログで、17世紀の哲学者スピノザに興味をもったけど、「エチカ」は難解そうなので入門編として「はじめてのスピノザ 自由へのエチカ」(國分功一郎 著)を読むことにしたと書きました

はじめてのスピノザ 自由へのエチカ(國分功一郎 著)

はじめてのスピノザ 自由へのエチカ(國分功一郎 著)

そのときのブログはこちらです
→ スピノザの入門編を読もうと思います

現代の科学、実証主義に向かった転換点として同時期のデカルトをあげるとすると、その対比においてスピノザは異端とされます(当時も本も発禁処分になったり、実名で公開できなかったり、、、)

このスピノザ入門編としての「はじめてのスピノザ 自由へのエチカ」を読んでみて、スピノザの哲学について思ったこと、私の理解は

・神=世界(自然/宇宙)で、山も川も動物も植物も人も、個人も「神」の表現
・そのものの本質は、その形や形状ではなく、その存在であろうと内在する力
・本質である内在する力は、形に表現される部分もあるが、ダイナミックでプロセス、フローにも表現される
・自由とはそもそも何らからの制限のなかにあって、その内在する力を発揮していくこと

・自分の気づいていない力、使えていない力を発揮していくことで「自由」が大きくなる
・自由な意志は存在せず、何らかの(スピノザのいうところの)原因によって生じている
・生きることは神(=世界)の表現であって、意志はお互いが神の表現である2者(物)以上の関係の必然として生じる

ってな感じです

補足しておきますが、これらは、「はじめてのスピノザ 自由へのエチカ」に書いてあったというよりも読んでみて、私が、こういうことなんだろうなぁ、、、と今の私の枠組みで理解しただけなので、おそらくスピノザや著者の國分功一郎さんがこのまま行ってるわけではありません
おそらく彼らの考えとも違っていたり、ズレている部分も多々あるであろうことは含んでおいて下さいね

確かに、デカルト的思想からすると、著者の國分功一郎さんがおっしゃるとおり、単に考え方が違うと言うより、よって立つ基盤そのもも、パソコンで言えばOSそのものが異なるというのは、そうだろうと私も思います

「ティール組織」(フレデリック・ラルー 著)

「ティール組織」(フレデリック・ラルー 著)

ところで、数年前からティール組織や成人発達理論が、日本でもちょっとしたブームになっています
そこにあるのは、明治維新から高度成長期までの「正解」があって、そこを目指せばよかった世の中から、VUCAといわれるように、種類の複雑性だけでなく、ダイナミックな複雑性や出現する複雑性など、予測と計算というやり方では正解が見出せない世の中になっているからだろうと思います

はじめてのスピノザ 自由へのエチカ(國分功一郎 著)

はじめてのスピノザ 自由へのエチカ(國分功一郎 著)

そういうのを眺めたとき、ティール組織や人の発達に興味があったり、目指している人たちにとっては、(とっくに知ってて学んでらっしゃるかも知れませんが、もし、そうでなかったら)スピノザの哲学は、超オススメというか必須くらいだと私は思います(って、エチカそのものも読んでなくて、入門編をチラッと読んだだけなんですけどね ^^;;; )

よかったら、スピノザやその入門書を手に取ってみられてはと思います

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