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月がわりの酒「新米新酒 しぼりたて山田錦 特別純米生酒」

公開日: 酒・ビール・飲み物, 季節・旬

日本一古いおでん屋「たこ梅」の 雑用係 兼 五代目店主 てっちゃんです

たこ梅は元来「上燗屋」

たこ梅は、江戸時代に数多く生まれ戦前くらいまで多数あった「上等のお酒を上々に燗して出す『上燗屋』」という業態のお店です

それで、今も、お店でお酒は「特別純米山田錦」一手で、これを燗をつけてお出ししています

特別純米山田錦と錫の上燗コップ、たんぽ

特別純米山田錦と錫の上燗コップ、たんぽ

ちなみに、その酒のアテ(肴)として、たこ梅の場合は、たこ甘露煮、関東煮(かんとだき/おでん)があるのです
今では、一般的には「おでん専門店」のように思われていますが、上燗屋に たこ甘露煮、関東煮(かんとだき/おでん)があるというのがホントのところなのです

お酒(日本酒)の色んな楽しみ方を知って欲しい

一方で、お酒(日本酒)は、本当にいろいろあって、それも知って欲しいし、その楽しみ方もさまざまです
いろんなお酒を飲むとか、いろんな飲み方を知る機会があると、それだけ、日本酒の奥深い世界に触れることができます

ただ、焼酎やウイスキーなどの蒸留酒と違い日本酒は蒸留酒なのでデリケート
お酒の封を切るとそこから酸化など、劣化が始まります
ですから、封をあけたら早く飲みきるのが一番美味しく飲めます

正確には言えませんが、封を開けたお酒を脱気や窒素充填して冷蔵庫保存するのではなく普通においておくのであれば、長くて1週間くらいが美味しい期間ではないでしょうか
それで、たこ梅では、お酒の種類を山田錦の純米酒一手にして、封を開けて酒がすぐに売切れるようにしています
(実際、1日に何本もでるので、その日のうちか翌日にはなくなります)

でも、色んなお酒を知って欲しいので、毎月、季節のお酒、特別なお酒などを月がわりで楽しんでいただくことにしています
これが「月がわりの酒」を始めた理由です

「新米新酒 しぼりたて山田錦 特別純米生酒」が1月のお酒

1月の「月がわりの酒」は、令和3年収穫の山田錦100%で仕込んだ新米新酒です

新米新酒 しぼりたて山田錦 特別純米生酒

新米新酒 しぼりたて山田錦 特別純米生酒

もちろん、山田錦のふるさとである兵庫県産です
つまり、今シーズン収穫の兵庫県産「山田錦」100%で仕込んだ新酒なのです

山田錦の水田が辺り一面に広がっています

山田錦の故郷、兵庫県の山田錦の水田

お酒は、通常、2回の火入れと呼ばれる殺菌をします
せっさくの新米新酒だから、搾りたてのフレッシュな味わいを楽しんで欲しい
この新米新酒は、火入れを一切行わない『生酒』です

山田錦のコク、新米生酒のみずみずしいフレッシュな味わいを楽しんで下さい

今だけの、季節限定のお酒です

いつも、2週間前後で売切れてしまいます
「新米新酒、飲んでみたい!」と思ったら、今夜にでも暖簾をくぐってね

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たこ梅 五代目店主 てっちゃん
大阪の道頓堀で創業180年の「関東煮(おでん)」と「たこ甘露煮」の上かん屋『たこ梅』の雑用係で五代目の てっちゃん(岡田哲生)です さらに百年後も店が続くために取り組んでいる日々の活動を綴ります ところで、ヨガと瞑想を始めました!! おかげさまで、心身ともにエエ感じです

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創業弘化元年。日本一古いおでん屋と言われるようになりました。 多くの作家や文化人にもご愛顧いただいたお店、鯨のサエズリなどの関東煮、たこの甘露煮、 そして錫の杯で、大切な方と粋な一献いかがですか?










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