一年最後の仕事、迎春用「たこ甘露煮」を徹夜でたきあげる!
日本一古いおでん屋「たこ梅」の12月30日は、毎年、私の一年最後の仕事が待っています
それは、、、
このお土産用の「たこ甘露煮」をいっぱいたくこと、、、
というのも、迎春用として、ご自宅用、お友だち、ご親戚などに、たこ梅のお客さんが、この「たこ甘露煮」をたくさんご注文くださるからです
タコはプールで待機
この日は、夕方くらいから準備を始めます
最初に用意するのは、この「子ども用プール」です
何をするのかと言えば、目やカラストンビ(口)などを取り除いて下準備した真蛸を入れておく「水槽」として使います
子ども用プールが、真蛸で満杯になります
真蛸を秘伝のタレでたく
この真蛸(マダコ)を170年以上の間、日々、継ぎ足し継ぎ足しで使い続けてきたタレでたいていきます
大きな釜で、このタコをたいていきますが、あれだけの数ですから、何回も繰り返し炊き続けます
丑三つ時も過ぎ、いよいよタコたきも佳境!!
一晩中、タコをたき続けます
たけたタコは、きちんと並べて放冷していきます
この「たこ甘露煮」をひとつずつ、丁寧に木箱に収め包装します
お客さまにお渡しする
包装された「たこ甘露煮」ですが、お客さまのご要望で、
地方発送するものと、
お店に受け取りに来られるのをお渡しするものがあります
これがすべて完了したのを確認すると、私の今年最後の仕事が終わるのです
今年は、コロナ、コロナで、なかなかに大変だったり息苦しい一年でした
新年が、みなさまにとって、素晴らしい年となりますように、、、


最新記事 by たこ梅 五代目店主 てっちゃん (全て見る)
- MMOT(The Managerial Moment of Truth)研修の2日目です - 2021年2月25日
- HACCPコーディネーターコースの研修が修了 - 2021年2月24日
- おもいっきり「大根足」です - 2021年2月23日
関連記事
-
-
あまから手帖「100年続いてほしい酒場遺産特集」2017年3月号で、道頓堀 たこ梅本店を取り上げていただきました!
今、発売中の関西の食文化を発信する月刊誌「あまから手帖」2017年3月号は、「100年続いてほしい酒
-
-
読売テレビ「大阪ほんわかテレビ」さんが、道頓堀の たこ梅本店に取材に来てくれましたよ!
大阪のいろんな情報をお届けされている夜のテレビ番組に、読売テレビさんの「大阪ほんわかテレビ」がありま
-
-
緊急事態宣言から2週間、たいへんだけど、みんなでガマンしましょうね!
新型コロナウイルスによる緊急事態宣言から2週間ですね 「緊急事態宣言」を告げる安倍総理[/c
-
-
文藝春秋「目耳口」に、たこ梅の関東煮・おでんのお取り寄せ(通販)を載っけて下さいました!
先週、文藝春秋さんから、郵便が届きました 「うん?なんだろう、、、、」とおもいつつ、開封してみ
-
-
コロナ禍は2年は続く!美味しく楽しく過ごせる商品を開発してます
今年も、残すところ1週間ですね コロナ、コロナ、、、の1年で、「GoToだ!旅行しろ!食べろ!」と
-
-
たこ甘露煮、たいてまーーーす!
昨日は、私が、タコたきの当番です 170年以上前、創業からの名物である「たこ甘露煮」は、数人のスタ
-
-
通販おでんの包みが「しぶい!」「エコ!」「かっこいい!」って、ほんとですか?(*゚д゚*)
新型コロナウイルスの猛威の前に非常事態宣言下の大阪 たこ梅は、お客さま、スタッフさん、そのご家族の
-
-
お待たせしました!5月19日、営業を再開します!!
新型コロナによる緊急事態宣言を受け、お客さま、スタッフさん、そのご家族の命と健康を守ることが一番であ
-
-
あまから手帖「今月の気になるお取り寄せ」で、たこ梅のおでんをご紹介いただいています
12月、師走の声が聞こえてきますね 大人の愉しい食マガジン「あまから手帖」 大阪の食文化を掘り下
-
-
トロける聖護院大根、吟醸酒の酒粕のお取り寄せ、あと2週間ほどで終わります
日本一古い「おでん屋」たこ梅です 緊急事態宣言中は休業するお知らせ[/caption]