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一年最後の仕事、迎春用「たこ甘露煮」を徹夜でたきあげる!

日本一古いおでん屋「たこ梅」の12月30日は、毎年、私の一年最後の仕事が待っています

それは、、、

名物「たこ甘露煮」の一匹姿煮

名物「たこ甘露煮」の一匹姿煮

このお土産用の「たこ甘露煮」をいっぱいたくこと、、、

というのも、迎春用として、ご自宅用、お友だち、ご親戚などに、たこ梅のお客さんが、この「たこ甘露煮」をたくさんご注文くださるからです

タコはプールで待機

この日は、夕方くらいから準備を始めます

子ども用プール

子ども用プール

最初に用意するのは、この「子ども用プール」です
何をするのかと言えば、目やカラストンビ(口)などを取り除いて下準備した真蛸を入れておく「水槽」として使います

たくさんの真蛸(マダコ)

たくさんの真蛸(マダコ)

子ども用プールが、真蛸で満杯になります

真蛸を秘伝のタレでたく

この真蛸(マダコ)を170年以上の間、日々、継ぎ足し継ぎ足しで使い続けてきたタレでたいていきます

大釜に真蛸をいれ、170年以上継ぎ足し使い続ける秘伝のタレでたき上げます

大釜に真蛸をいれ、170年以上継ぎ足し使い続ける秘伝のタレでたき上げます

大きな釜で、このタコをたいていきますが、あれだけの数ですから、何回も繰り返し炊き続けます

午前2時、丑三つ時を過ぎてきました!がんばります!

午前2時、丑三つ時を過ぎてきました!がんばります!

丑三つ時も過ぎ、いよいよタコたきも佳境!!

一晩中、タコをたき続けます

たき上がった「たこ甘露煮」を放冷します

たき上がった「たこ甘露煮」を放冷します

たけたタコは、きちんと並べて放冷していきます

たき上がった「たこ甘露煮」

たき上がった「たこ甘露煮」

この「たこ甘露煮」をひとつずつ、丁寧に木箱に収め包装します

お客さまにお渡しする

包装された「たこ甘露煮」ですが、お客さまのご要望で、

地方発送する「たこ甘露煮」

地方発送する「たこ甘露煮」

地方発送するものと、

お店にお客さんが引き取りにお見えになるのを待つたこ甘露煮

お店にお客さんが引き取りにお見えになるのを待つたこ甘露煮

お店に受け取りに来られるのをお渡しするものがあります

これがすべて完了したのを確認すると、私の今年最後の仕事が終わるのです

今年は、コロナ、コロナで、なかなかに大変だったり息苦しい一年でした
新年が、みなさまにとって、素晴らしい年となりますように、、、

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創業弘化元年。日本一古いおでん屋と言われるようになりました。 多くの作家や文化人にもご愛顧いただいたお店、鯨のサエズリなどの関東煮、たこの甘露煮、 そして錫の杯で、大切な方と粋な一献いかがですか?










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