半年ぶりにスタッフさんと行動探求(Action Inquiry)を再開です
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新型コロナ, 行動探求・メンタルモデル, 面談・コーチング, 成長・発達, 学習する組織
2008年9月15日のサブプライムローンショック、いわゆるリーマンショックで、順調だったお店が、その後、どんどん売上が下がり始めました
「学習する組織」を目指すきっかけ
これがきっかけで、お店ののやり方、経営への考え方が大きく変わります
世の中には、自分の失敗などとは関係なく、リーマンショックや地震、パンデミック、法改正、紛争や戦争などがおこります
そして、それで、お店の経営に大きな、そして、たいがいは悪い影響、ひどい影響を受けます
そんな中でも、その変化に適応し、創造し、継続して進んでいけるような組織があることを知りました
それが、ピーター・M・センゲが提唱する「学習する組織」です
この本(当時読んだのはこの前の版になりますが)に出会って、これなら、色んな出来事に直面しても、百年後もきっとお店があるに違いない!と「学習する組織」を目指すことにしました
「行動探求」との出会い
その後、いろいろ取り組むうち、この学習する組織の翻訳者のひとりである小田理一郎さんから、行動探求(Action Inquiry)というのがあって、これに取り組むのが、学習する組織への早道のひとつであると教えていただきました
2016年に行動探求の開発者のビル・トルバート博士が来日され、3日間のワークショップが開催されます
これに参加して、行動探求というものにふれました
このワークショップの話はこちら!
→ ビル・トルバート博士の行動探求(Action Inquiry)ワークショップに行って来ました!
このとき、初めて、成人発達理論というものを知り、その後、こちらも探求して活用していますが、それは、また、別の機会に、、、
そして、その1年後に、社内で行動探求の入門セミナーを開催し、その後、スタッフさんと毎月1回、行動探求セッションをするようになったのです
そのときの話はコレ!
→「行動探求入門セミナー(前編)」を たこ梅 本店で開催!学習する組織にスタッフ全員で一歩ずつ踏み出します!
→「行動探求入門セミナー(後編)」~講座そのものが行動探求だった、、、~
「行動探求」セッションは2次ループ学習を起こし、成人の発達を促す
2017年4月から、毎月1回、スタッフさんと行ってきた行動探求セッション
行動探求セッションでは、自分が不都合や不愉快に思った出来事を書き出し、その出来事を不都合や不愉快なものとして捉えたのには、自分の中に、どういう枠組み(前提・メンタルモデル)があるのかを紐解きます
そして、新たな枠組みを構築し、そこから、新たな行動や結果につなげていきます
そうすると、なぜか上手くいく!ということが起こるようになりますが、この行動探求の真価は、これを続ける中で、自分の中にある無意識の前提にまで気づけるようになり、発達が促進されるのです
発達段階が上がると、同じ出来事を見ても、違って捉えられるようになります
そういう人がふえると、組織(会社やお店)の発達段階が上がっていきます
実際、「学習する組織」になると言うことは、発達段階が上がる人が増えるという側面があるのです
学習する組織の「学習」とは、詳しい説明は省きますが、2次ループ学習、3次ループ学習が起こっていくことも意味しています
また、発達段階が高くなるほど、2次ループ、さらには、3次ループ学習が起こることも知られています
ややこしい話はこれくらいにして(興味のある方は「行動探求」や成人発達理論の本を読んでくださいね)、まぁ、こんな理由で、毎月、スタッフさんと行動探求セッションを続けてきたのです
しかし、この春の新型コロナで、4月から行動探求セッションを休止していたのです _| ̄|○
行動探求セッションを10月から再開です
この10月から、半年ぶりに、スタッフさんとの行動探求セッションを再開することにしました
とはいえ、新型コロナ予防対策は必要です
セッション中は、マスク着用で、密にならない状況でセッションをします
しょっぱなは、8月に行動探求入門セミナーを受講してもらった北店の上川さん、分店の森安さんと行動探求のセッションからスタート
お二人に、各々、自分が不都合や不愉快に感じた出来事を「会話のふりかえりシート」書いてきてもらいます
そして、私がサポートしながら「難しい会話のマトリックス」シートを一緒に作成していくことで、自分自身の枠組み(前提・メンタルモデル)に気づき、新たな枠組みの構築を目指します
この日は、分店の島田さん、東店の谷口さんとも行動探求セッションを実施しました
その後、ほとんど毎日スタッフさんと行動探求をやっています
「行動探求」をやっても、それ自体では直接的に売上が生まれるわけではありません
売上や利益に対する即効性は「ない」といえます
しかし、これまで行動探求をやってきたら、新型コロナでどうなるかわからない、、、こんな状況でも、自分の恐れを取り扱い、その外側から、本当に取り組むことにフォーカスできます
これから、12月で雇用調整助成金や家賃給付金も打ち切られ、ますます、厳しい環境となりますが、それらに現実を観ながら取り組むと同時に、本当の「観るチカラ」を養うためにも「行動探求」セッションも続けています
がんばりまーーーーす!!
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