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特別純米山田錦を詰めた樽酒、試飲しています!あかん、香りにやられて、飲み口にまたいかれる、、、

公開日: 酒・ビール・飲み物, 季節・旬

この5月、お店になぜか樽が置かれています

樽酒と升

樽酒と升

どの店にも、こんな風に、酒樽がドーーン!と置かれているのです
それも無地の酒樽が、、、

普通だったら、例えば、こんな風に、

白鹿さんの通常(でも要注文)の樽酒

白鹿さんの通常(でも要注文)の樽酒

ラベルや焼き印とか、樽にもなにかつけられています

でも、今、お店にある樽は、白木の杉樽なんです

酒蔵にもない樽酒をお店でお出ししています

というのも、、、

この樽酒、杉樽の中に「特別純米山田錦」という、まぁ、結構、上等のお酒が詰められています
蔵元の白鹿さんも、樽酒を販売されていますが、その中身は、いいお酒ではありますが本醸造酒(飲み口をスッキリさせるためなどの理由でわずかにアルコール添加をしているお酒)です

ところで、この5月は令和元年がスタート!というめでたい新元号の始まりの月です
そして、たこ梅は、175年前の弘化元年に始まりました
そこで、このめでたい令和の始まりに、「175年前に飲まれていたお酒を再現して出してみよう!」と思い立ちました

当時は、お酒というと純米酒です
というか、純米酒しかありません(笑)
そして、お酒は瓶ではなく、杉樽に詰めて運搬されています
ですので、「純米酒にほのかに杉の香りがついたお酒」が飲まれていたのです

特別純米山田錦と錫の上燗コップ、タンポ

特別純米山田錦と錫の上燗コップ、タンポ

それで、白鹿さんに、「特別純米山田錦という旨い純米酒の樽酒下さい!」(だってお酒は美味しいほうがいいでしょ?:笑)っていったら、「そんなん、造ってません」と言われちゃいました、、、

「なんとかならんの?」って(あんまりゴネたわけじゃない ^^;;;)お願いしたら、しばらくして、「なんとかできそうです」との返事が返ってきました

樽酒と檜枡

樽酒と檜枡

そして、特別純米山田錦という純米酒が詰められた樽酒が、この世に初めて誕生して、それが、たこ梅に届いたのです
だから、白鹿さんに行っても、どこの酒屋さんに行っても、この酒、手に入りません

特別純米山田錦の樽酒を試飲

ということは、だれも飲んだことがないお酒です
どんな味かもわからない、、、

特別純米山田錦の樽酒

特別純米山田錦の樽酒

そういうのを出すわけにいかないじゃないですか、、、(←ホンマか!?:笑)
で、仕方が無いので、まず、試飲して確かめます(←ホンマに試飲か?:笑)

樽酒を試飲してます

樽酒を試飲してます

升に入った樽酒を口元に運ぶと、まず、その香りにやられました、、、
杉の独特のさわやかな香りとお酒の芳香があわさって、「のみてーーーー!!!」って「アテなんかいらんから、とにかく飲みてーーーー!!!」って思ってしまいました

そして、一口飲むと、、、
ノドを通るときに、また、その香りと純米酒の芳醇な味わいにいかれてしまいます、、、

やばい、この酒、すぐ、2杯3杯いけてしまう
ってことで、ちゃんとレポートできるように(←ホンマ?)、もう1パイ試飲を、、、(←絶対のみたいだけやろ:笑)

ということで、特別純米山田錦という純米酒を詰めた樽酒を試飲しました
あとは、お客さまにご自身で飲んで、「特別純米山田錦の樽酒って、こんなんなんやーーーーーー!!」ってビックリ(*゚д゚*)してもらうだけです

この樽酒が気になったら、お店の暖簾をくぐって、店員さんに「樽酒ちょーだい!」って声をかけて下さいね

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たこ梅 五代目店主 てっちゃん
大阪の道頓堀で創業180年の「関東煮(おでん)」と「たこ甘露煮」の上かん屋『たこ梅』の雑用係で五代目の てっちゃん(岡田哲生)です さらに百年後も店が続くために取り組んでいる日々の活動を綴ります ところで、ヨガと瞑想を始めました!! おかげさまで、心身ともにエエ感じです

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創業弘化元年。日本一古いおでん屋と言われるようになりました。 多くの作家や文化人にもご愛顧いただいたお店、鯨のサエズリなどの関東煮、たこの甘露煮、 そして錫の杯で、大切な方と粋な一献いかがですか?










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