冬は、たこ甘露煮をたくのに、時間がかかりがち!というのは、、、
公開日:
たこ甘露煮
たこ梅の名物といえば、関東煮(かんとだき/おでん)の さえずり®があります
そして、この さえずり®と並びたつ174年前の創業からの名物が、、、
マダコを甘辛く、170年以上、継ぎだし継ぎ足しのダシでたきあげる「たこ甘露煮」です
年末には、毎年、徹夜で、お客さまからご注文いただいた迎春用の「たこ甘露煮」をたいています
徹夜でタコをたいてる様子はコチラのブログを見てね!
→ 12月30日恒例、迎春用「たこ甘露煮」、今年も徹夜で無事たきあげることができました!
ところで、たこ甘露煮は、スタッフさんと私が交代で毎日、1年363日くらいたいてます
ただ、冬になるとたきあげるまでに、時間がかかりがちです
というのも、まず、冬は来店されるお客さまが増えるので、当然、たこ甘露煮のご注文数も増えて、たかないといけないタコの数がふえるから!
でも、もうひとつあるんですよね
時間がかかる原因が、、、
今日のブログの冒頭でも書いていますが、タコをたくダシは、たき終わったら漉して、また、翌日、そこに醤油なんかを足して味を調整しながら使い続けています
これを170年以上、日々、繰り返しています
で、今、冬ですよね!
冬になると気温が下がる
特に、1月入ってから、メッチャ寒い、、、というか冷たい
そうすると、ステンレスのふたのある寸胴に入った、ダシが冷蔵庫に入ってるよりも冷たくなっています
タコをたくためには、まず、ぐらぐらと沸騰させないといけません
実は、この沸騰するまでの時間がどうしても、夏や春、秋よりも余分にかかっちゃいます
まぁ、しゃーないんですけどね
それでも、この日も、きれいなマダコをかわいがりながら丁寧にたかせてもらいました
たき上がったタコは、トロ箱なんかを引っかけて移動させる手鉤(てかぎ)で、一匹ずつ引き揚げていきます
こうやって、たきあ上がった「たこ甘露煮」は、粗熱をとって冷ましてからお店に届けます
そうそう、このタコですが、お店でたいてるんじゃなくて、関東煮(かんとだき/おでん)の自家製タネなどをつくっている仕込み場でたいています
ちゃんと、「タコたき場」といわれる専用スペースがあって、そこでたいているのです
それはさておき、この日も、やわらかーーーーーく、おいしーーーーーーく、タコちゃんたちをたき上げましたよ!(^o^)v
関連記事
-
-
今日も、タコちゃん、やわらかくたけました!!
毎日、大きな釜でたくタコ、、、 170年以上前、創業弘化元(1844)年から、たきつづけられたタコ
-
-
春だけの「飯蛸の甘露煮」も、もうじき終わりますよ!!
弘化元(1844)年からの名物「たこ甘露煮」は、瀬戸内のマダコを秘伝のダシでたいています そして、
-
-
熊本からのお客さまから「旨いなぁ~」と言われた『たこ甘露煮』を今日もたいています!
昨日、熊本からいらっしゃったお客さま お父さまが50年前に料理人の修行でミナミで働いておられたんだ
-
-
「歴史が証明する、味わい深い名店へ 大阪老舗名店100」の表紙に道頓堀 たこ梅本店が選ばれました!
今週くらいから、書店に並ぶそうです 「歴史が証明する、味わい深い名店へ 大阪老舗名店100」という
-
-
道頓堀のたこ梅本店をテレビ大阪「ニュースリアル~のれんの向こう側~」で取り上げていただきました!
この前、テレビ大阪のニュース番組「ニュースリアル」さんが、道頓堀にある たこ梅 本店に、『のれんの向
-
-
タコたき職人、また、ひとり誕生です!!
170年以上前、江戸時代の弘化元年からの たこ梅の名物にマダコを甘辛くたきあげた「たこ甘露煮」があり
-
-
お取り寄せに続いて、お店でも「#笑顔の連鎖」はじまっています!!
4月の緊急事態宣言での休業から再開すると当初の売上は前年の20-30%、、、 それでも、7月には5
-
-
月刊文藝春秋さんが、道頓堀の たこ梅 本店を取材です!12/10発売号に掲載予定だそうです
昨日は、道頓堀にある たこ梅 本店で、雑誌の取材でした、、、 12月19日発売 月刊文藝春秋1月号
-
-
お中元用の「たこ甘露煮」も、毎日、いっぱいたかせてもらってます!
昨日は、7月7日、七夕でしたね そう、7月というと、日本では、お中元をお贈りする季節です た
-
-
4月7日、1ヶ月間の休業スタート日は全店で閉店作業です
4月6日、安倍総理が緊急事態宣言を発令する決意を固めましたね 「緊急事態宣言」を告げる安倍総




















