ホールのパートスタッフさんの評価者会議です!目的は「成長」です
半年ごとにスタッフさんの人事評価を行います
この前、正社員さんの人事評価を決めるために評価者会議を開催しました
その時のことは、コチラのブログに書いています
→ 正社員さんの人事評価の評価者会議です!評価を決めるのが一番の目的はなく、、、
そして、今回は、ホールのお仕事をやっていただいているパートさんについての評価者会議です!
各店のSA(スタッフアテンダントさん)が集まって、評価者会議を開催しました
人事評価をつける目的はスタッフさんの成長
評価者会議では、人事評価をつける、決めることがひとつの目標です
ただ、評価をつける一番の目的は、給与や賞与を決める材料にする!ためではありません
人事評価制度の一番の目的は、スタッフさんの成長をサポートすることです
ここでいう成長は、お客さまに喜ばれ、選ばれ、リピートされるための行動をとる中で人として成長することをいいます
人事評価でこれを実現するため、
・どんな行動が必要か明確であること・・・・・・・わかりやすい評価項目
・現状、どれくらいできているかわかること・・・・正確な評価
・これから何をどうしていけばいいかわかること・・的確なフィードバック
の3つの要素を大切にしながら評価者会議を実施しています
ですから、人事評価の項目は、売上や利益ではなく、
・お客さまに喜ばれ選ばれるためには、どんな行動をすればいいのか?
・お客さまがまた来たくなる(リピートしたくなる)にはどんな行動が大切か?
ということを考えて、現場のことを一番わかっている現場のスタッフさんに作成してもらっています
そして、こういうスタッフさんの成長が可能となると、同時に、お店(会社)が成長できると考えています
この日も、こういう観点で、各店で1次評価、2次評価をつけてきたパートさんおひとりおひとりの評価者シートを全員で眺めます
その評価をされているスタッフさんの所属していないお店のメンバーからは、
「どういう理由で、この評価なのか?着眼点表(評価項目)によると○○な評価になるのではないか?」
などという意見や質問がでます
その意見や質問に答えること、また、そこに他のお店のメンバーからの意見や考えが足されることで、評価者の評価に対する理解が深まります
これにより、評価されるホールのパートスタッフさんに、しっかりとした次の成長につながるフィードバックができるようになっていきます
ずっと、評価をつけお互いに意見を交換しているとアタマも疲れてくるので、途中、お昼ご飯(この日は近所のてんぷら屋さんにしました)を食べて休憩しながらつづけていきます
評価者会議では評価項目の見直しも重要な目的です
評価をつけていると、「なんか、つけにくいなぁ、、、」「なんか、(この項目)しっくりこない、、、」なんていうときがあります
それは、評価者の項目に対する理解不足や観察力不足などのこともありますが、そうでない場合、その項目が、現状に適さなくなってきたサインの場合があるのです
そのため、全員の評価をつけ終わった後で、かならず、評価項目が、現状適切かどうか検討する時間をとっています
そして、気になるところがあれば、お互いに出し合って評価項目を検討し、必要があれば見直していきます
常に、お客さまに喜ばれ、選ばれ、リピートされるための行動をとる中で人として成長することが可能な項目となっているようにしていきます
さて、今回も、無事、ホールのパートスタッフさん全員の評価をつけ終わりましたが、これで完了ではありません
お店で、今回の評価を伝え、成長に向けてのフィードバックをしていくことで、一旦、評価者会議が完了します
さらに、次の半年に向けて、今回のフィードバックも含め、見守りながら成長をサポートしていくという仕事が始まります
これからも、お互いに成長できるための人事評価制度であるようスタッフさんと一緒にブラッシュアップしていきます!(^o^)
関連記事
-
-
4月の店長会議に向けての事前面談やってます~PDSAサイクルを回す~
毎月1回、月の上旬に店長会議をやっています いくつかの議題を取り扱いますが、同時に、必ず、各店から
-
-
「U理論の基本と実践がよ~くわかる本」(中土井 僚 著)をいただきました!
2008年のリーマンショックを機にそれまで順調であって売上が下がり続けるようになりました そのとき
-
-
今日から「自主経営組織のはじめ方」を読みます
先月、英治出版さんに「自主経営組織の始め方」をいただきました 英治出版さんにいただいた「自主
-
-
「サーバントであれ」(ロバート・K・グリーンリーフ著)を読んで感じたこと
リーマンショックを期に順調だった売上が下がり始め、下がりっぱなしに、、、 エライ目に遭うなぁ、、、
-
-
「なぜ弱さを見せあえる組織が強いのか」(ロバート・キーガン、リサ・ラスコウ・レイヒー 著)から気づいたことと決めたこと
今から2ヶ月前、8月9日に「なぜ弱さを見せあえる組織が強いのか」(ロバート・キーガン、リサ・ラスコウ
-
-
「インテグラル心理学」と「U理論」、どっちも分厚いなぁ、、、
日本一古いおでん屋「たこ梅」の 雑用係 兼 五代目店主 てっちゃんです 緊急事態宣言で休業要請
-
-
ビル・トルバート博士の行動探求(Action Inquiry)ワークショップに行って来ました!
2月末に購入した組織開発の大家ビル・トルバート博士の著書「行動探求(Action Inquiry)」
-
-
西宮 白鹿さんの蔵開き出店の「ふりかえり」やってます
先週の土曜日、2月16日、西宮にある白鹿さん(辰馬本家酒造)の蔵開きでした たこ梅も、白鹿さん
-
-
NVCオンライン基礎講座を松本さんと大西さんが受講してくれます!
自分が腹が立っているとき、悲しいとき、とまどっているとき、、、 私もそうですが、たいていは、「○○
-
-
5月の現場会議~会議の流れから会議メモまで公開しちゃいます!~
今月も、現場の若手スタッフ中心の「現場会議」をやりました 道頓堀の たこ梅 本店からは安藤さん、新