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令和のスタートに、香りだけで飲みたくなるお酒できちゃいました!

今日から、いよいよ令和元年が始まりますね

今から175年前、江戸時代のお酒

たこ梅は、今から175年前の弘化元年に初代店主 岡田梅次郎が創業しました

この記念すべき令和元年の5月1日に何が出来るだろう?と考えたとき、創業の時、つまり江戸時代の人が飲んでいた酒を再現して飲んでもらったら、、、Back to the Koka-Gannen !です(笑)

現在、お酒の仕込みはステンレスやホーローのタンクで行われ、瓶に詰めてお店に運ばれます
175年前は、仕込みは人がまるっぽ何人も入れるような大きな杉の桶ですし、運ぶのは杉の樽です
そして、お酒は純米酒です(っていうかこれしかなかった、、、)

そのため、当時の人は、杉のさわやかな香りについた純米の芳醇な味わいの酒を楽しんでいたのです

175年前のお酒を再現!?

ダメもとで、最高にうまい純米酒を杉樽に詰めてお店で出すことはできないだろうか?と蔵元である白鹿さんに相談したら、いろいろあったものの、「やります!」との返事をいただきました

で、、、

樽酒と檜枡

樽酒と檜枡

これが登場したのです

杉樽に特別純米山田錦のお酒が詰められています

よく見てね!
この樽酒、無地ですよね
白鹿さんも注文で樽酒を出されていますが、その樽は、こんなんです

白鹿さんの通常(でも要注文)の樽酒

白鹿さんの通常(でも要注文)の樽酒

ちゃんと「白鹿」とかいろいろ書かれていますよね
でも、うちに来たのは「無地」です

というのも、特別純米山田錦を詰めた樽酒は、白鹿さんにも存在しなかったから、、、
そう、今回、特別に初めて造ってくれたんです

香りだけでスグ飲みたくなるお酒

それよりも、届いた特別な樽酒、香りがすごい!

実は、私、樽酒が、道頓堀のたこ梅本店に届いたので見に行ったのです
で、その香りをかいだら、
「アテいらんから、すぐ、この酒飲みたい!!」
って我慢ができなくなるほどでした、、、

いや、この酒、飲み過ぎに注意です!
酒だけで、次々に飲みたくなっちゃうから、、、
ある意味、危険です(笑)

5月1日、令和元年のスタートの日である今日から、たこ梅全店で一斉に、この特別な飲み過ぎてしまいそうでヤバイ樽酒をお出しします

3週間ぐらいはもつかなぁ、、、と思いますが、売り切れちゃったらゴメンね!

「ぜったい飲んでみたい!!」って思った酒好きさんは、このゴールデンウィーク中に、お店にいって「樽酒(たるざけ)!」って店員さんに声をかけてね(^o^)v

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たこ梅 五代目店主 てっちゃん
大阪の道頓堀で創業180年の「関東煮(おでん)」と「たこ甘露煮」の上かん屋『たこ梅』の雑用係で五代目の てっちゃん(岡田哲生)です さらに百年後も店が続くために取り組んでいる日々の活動を綴ります ところで、ヨガと瞑想を始めました!! おかげさまで、心身ともにエエ感じです

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創業弘化元年。日本一古いおでん屋と言われるようになりました。 多くの作家や文化人にもご愛顧いただいたお店、鯨のサエズリなどの関東煮、たこの甘露煮、 そして錫の杯で、大切な方と粋な一献いかがですか?










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