良い「えこひいき」と悪い「えこひいき」とは?
公開日:
ワクワク系マーケティング, 学習・研修&セミナー
この前、10月の店長会議でした
今年の春から、会議の前に2時間、ワクワク勉強会をやっています
ワクワク勉強会とは?
小阪裕司先生の提唱されるワクワク系マーケティングというのがあって、たこ梅は、会社としてこれに取り組んでいますし、ワクワク系マーケティング実践会の会員でもあります
このワクワク系マーケティング実践会に入会すると、毎月、会員さんの実践事例とその解説が多数掲載されている情報誌が届きます
この情報誌をテキストに、アクティブ・ブック・ダイアローグ®形式で勉強会をやっているのです
簡単に言うと、勉強会のメンバーが、情報誌の実践事例をひとりひとつずつ担当し、それを簡潔にまとめて発表します
そして、その後、気になる箇所、わからないところ、もっと知りたい部分などについて対話しながら学びを深めていきます
ワクワク勉強会の詳しいやり方など、以前、ブログに書いているので、興味のある方はコチラをご覧下さい
→ ワクワク勉強会(仮称)をABDで初開催、続いて5月の現場会議に突入!!その結果、、、
良い「えこひいき」と悪い「えこひいき」とは?
10月の店長会議の時のワクワク勉強会の対話のテーマとして、
良い「えこひいき」と悪い「えこひいき」とは?
というのがあったんです
これは、ワクワク系マーケティング実践会の会員さんで、こだわったハンバーグを提供されている方がいらっしゃいますお店の中に、有料の「ファーストクラス」をつくって、お客さんを「えこひいき」することにした!という実践事例が掲載されていました
このハンバーグ店の「えこひいき」は、確かに、良い「えこひいき」だと思えます
ただ、一方、世間では、「えこひいき」は悪いことだとされますし、確かに、世間で耳にするえこひいきは良くないように見えます
この違いはいったい何なんだろう?というのが、ワクワク勉強会の対話のテーマになりました
「えこひいき」の体験の質が、良い!悪い!を生み出す
ワクワク勉強会の対話のなかで、われわれが勉強会の中でみつけた 良い「えこひいき」と悪い「えこひいき」についての捉え方は、次のようなものです
良いにせよ、悪いにせよ、「えこひいき」されたとき、お客さまは、何らかの『体験』をします
その体験の『質』が、良いえこひいきと悪いえこひいきを生み出します
悪いえこひいき・・・単なる優越感を持たせ、エラそうな態度を生み出す
良いえこひいき・・・より満足感があり絆(関係性)が深まる
また、悪いえこひいきは、特定のお客にだけ差別的に行われる傾向が高く、そうする理由は、おおむね、目先の利益に基づいています
良いえこひいきは、今すぐに、そのえこひいきの対象者でなくとも、対象者になれる門戸はどのおきゃくさまにも開かれています
絆作り、よりよい関係性構築のため、われわれも「えこひいき」に取り組んで行きたいと思っています
「えこひいき」って、面白そうです!!(^o^)v
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